仕事と家庭を両立!育休パパ体験記 Vol.1 ~総合研究所 名和 哲兵~

仕事と家庭を両立!育休パパ体験記 Vol.1 ~総合研究所 名和 哲兵~

ホーユーでは、従業員のイキイキワクワク働ける仕事環境を目指して、仕事と家庭の両立ができるよう、全力でサポートしています。特に、男性従業員が育休を取得しやすい環境をつくるためにサポート体制の拡充を進めています。

今回は、管理職でもあるホーユー株式会社 総合研究所の名和 哲兵さんに育休を取得された感想をインタビュー!管理職になられる前に育休を取得された名和さんに、当時の気持ちや管理職になって思うことを赤裸々に語っていただきました。仕事と家庭を両立しながら、イキイキワクワク働く名和さんのヒミツに迫ります。

育休パパ

名和 哲兵

総合研究所 研究員
※2024.10取材当時

名和 哲兵さん

第2子出産の際、2か月間育休を取得。
現在は管理職として、主にプロフェッショナル向け商品の訴求開発に従事

育休取得は仕事面で不安もあった 

———育休を取得しようと思ったきっかけを教えてください

第一子の出産のとき、妻は実家で過ごしていましたが、不安やイライラや孤独感が重なってかなりストレスを感じたようでした。そこで第二子の出産のときは、上の子もいたので自分が育休を取って妻の近くでサポートすることにしました。

———育休を取得したいと申し出たとき、上司や課員の反応はいかがでしたか

当時は(2017年)、男性が育休を取得することがあまりなかったので上司は驚きの反応でしたが、同僚からは「いいじゃん!」「とった方がいいよ!」という前向きな反応で受け入れてくれてありがたかったですね。

———育休を取得する際に不安はありませんでしたか

育休期間中に仕事が止まってしまうのではないか、周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか、と不安でした。今もっている業務や育休期間中に発生するであろう業務を全部書き出して、事前にしっかり引継ぎを行ったつもりです。いざ復帰すると、自分がいなくても業務が進んでいて、もっと周りを頼って良かったんだなと感じました。

家族との時間はかけがえのない貴重な経験

家族写真

———取得してよかったことはどんなことですか

プライベート面で良かったことは、とにかく家族と過ごす時間ができたことで絆を深められたことです。妻が次男に付きっきりになるので、長男と寂しい想いをさせないよう一緒に過ごしました。今思えば、長男とたくさんの時間を共有できたのは、かけがえのない経験だったと感じています。おかげで、長男は妻より私になついてくれています。笑

あとは、家事・育児がどれだけ大変かを知ることができたことです。出産後はほぼすべての家事を担うことになり、妻の大変さを身に染みて感じました。これまでの反省と、妻への「ありがとう」という想いが強くなりましたね。

仕事面で良かったのは、時間を効率的に使うようになれたことです。子供が小さいときは、共働きのため保育園に預けていたのですが、いつ体調を崩すかわからない、保育園から電話が掛かってくるかわからない、という危機感の中で仕事をしていました。

その日の仕事はその日のうちに、限られた時間の中で終わらせることを毎日目標にしていましたね。意識的に時間を管理することで、効率よく仕事を進められるようになりました

指導風景

———管理職になられた今、マネジメントにおいて育休取得の経験が役に立っているなと感じることはありますか

育休取得したことでワークライフバランスの意識は高いと思います。だから、それぞれの家庭の事情があることも理解しますし、上司としてサポートしてあげたいと思います。
誰かを基準にするのではなく、その人その人のライフスタイルに合わせた100%の頑張りを評価したいと思っています。

育休取得を検討する後輩パパにメッセージ

笑顔で話す名和さん

———これから取得を検討されている方にメッセージをお願いします!

育休期間というのは、長い会社生活の時間のなかの、ほんのわずかな時間でしかありません。ただ、その短い期間は本当に貴重な経験に溢れ、家族との絆を築く大切な機会になります。せっかくの制度ですので選択肢の1つとして考えてみても良いのかなと思います。

次の世代に恩返ししていきたい

ホーユー株式会社 総合研究所 名和 哲兵さん

育休を取得したいと思う人がいたら、上司として応援したいと思いますし、取得したい人が躊躇なく取れるような環境も整えています。
私は、私が取得したときに周りに支えてもらったので、次の世代に恩返ししていきたいですね。この想いが、次の世代に受け継がれ循環していくといいな、と思っています。

   

名和さんありがとうございました!
名和さんのご家族を想う気持ちが伝わり、名和さんのおおらかなお人柄が伝わるあたたかいインタビューでした。
ご自身の周りにサポートしてもらった恩を次の世代に恩返ししていきたい、というお言葉が印象的でした。

―男性の育休― 育児休業制度とは?

育児休業

1歳未満の子どもを養育する働く男女が、申出により育児休業の取得が可能

産後パパ育休(出生児育児休業)

子の出生後8週間以内に4週間まで、2回に分割して取得が可能

育児休業給付金が支給される

育児休業期間中、「育児休業給付金」が支給される
育児休業中の社会保険料は免除される

※くわしくは、厚生労働省HPをご覧ください

ホーユーは、下記の3つの基本的な考えに基づいて、従業員の育児休業取得を後押ししています。人事部 内川さんにホーユーの育児支援における考え方を伺いました!

内川 弘子さん

人事部
※2024.10取材当時

内川 弘子さん

人事部にてダイバーシティ&インクルージョンの推進や組織風土醸成を担当。
従業員がイキイキと働ける環境作りを推進。

ホーユーの育児支援における考え方とフォロー体制

  

イキイキワクワクと働ける環境をつくる

ホーユーは、イキイキ・ワクワクビジョンのもと、重要課題としてダイバーシティ&インクルージョンの推進を掲げ、イキイキワクワクと働ける環境作りを進めていますが、その一つとして、男女ともに育児休業が取得しやすい環境を目指しています。

取得したいけど職場に迷惑をかけてしまうのではないか、また収入や昇格への影響が気になるといった懸念から、躊躇される方もいるかもしれません。しかし、「育児」と「仕事」は二項対立ではなく、相互によい影響を与えながら両立できるものです。

育児休業は、長い会社生活の中のわずかな時間ですが、その期間は、子どもの日々の成長を間近に感じる機会に溢れています。さらに育児の不安や喜びを分かち合う事でパートナーとの絆が深まる、職場以外の人間関係の構築ができ視野が広がる、といったメリットがあります。
また、時間的な制約を受ける事で、業務効率化やタイムマネジメントが進んだり、家事、育児を通して、マルチタスクやコミュニケーションスキルが向上したり、組織全体の働き方の見直しにつながるなど、仕事上のメリットも多くあります。

育児で得た気づきや経験を職場復帰後の業務に活かしていただく事が、チームや会社の成長にも繋がります。
ホーユーでは、仕事と育児の両立を楽しみながら、イキイキと働けるように、男性も育児休業を取得しやすい環境を目指していきます。

ホーユーのフォロー体制

  • 育児休業者向けの「キャリアと育児の両立支援ハンドブック」や男性従業員向けの「仕事と育児の両立支援ハンドブック」による情報サポート管理職向けの「キャリアと育児の両立支援ハンドブック」によるマネジメント支援
  • 育休復帰者を対象とした「仕事と育児の両立支援セミナー」の実施
  • 従業員のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方の導入
  • フレックス制度、在宅勤務制度、遠隔地でも勤務できるホームオフィス社員制度
  • パートナーの出産に伴う特別休暇制度
  • 出生時育休制度、育児休業制度あり
  • 短時間勤務、子の看護等休暇、所定外労働、時間外労働、深夜業の制限等の制度あり
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