仕事と人を知る
仕事紹介
多彩な研究を通じて、
新しい価値の提供に
挑戦したい。
研究
開発
総合研究所
基盤技術研究部門
2019年入社
創薬科学研究科
基盤創薬学専攻修了
基礎から応用まで、
幅広い研究に
携われることが魅力。
新たな毛髪評価技術の開発や新商品開発のための新しい技術、メカニズムの研究に従事しています。
現在は新製品開発に役立つ、新たな知見の獲得を目的として原子間力顕微鏡(AFM)を活用した新規評価手法の開発を行っています。以前、この評価手法について社内で発表した際に、社長や役員の方、他部署の方からさまざまな反響があり、その後の研究の活力となりました。
また、大学院時代の経験を生かして画像解析技術を用いた毛髪評価も行い、上司や周りの人に「面白い!」と言ってもらえて、やりがいを感じました。
このように、基盤技術研究部門は科学的な性質が高く、大学時代の経験や知識も生かしつつ、学会で発表するような内容の基礎研究から、未来の新製品を目指した応用・開発研究まで、幅広い業務に携われることが最大の魅力だと思います。
大切なのは、
粘り強さと、少しの丁寧。
仕事をする上で大事にしていることは「粘り強さと少しの丁寧」です。基礎研究をしていると華やかな成功だけではなく、地味な作業であったり、煩雑な作業をしなければならない場面もあります。しかし、そのような作業は往々にして研究の根幹を担っていたり、ブレイクスルーとなる結果に結びついたりします。そのため、地味で煩雑な作業ほど「粘り強くいつもより少し丁寧」に作業するよう、日頃から心掛けています。
また、基礎研究は短期間で終わるものではなく、失敗することもあります。だからこそ、失敗を失敗のままにせず、失敗から学び成功につながる「良い失敗」とするよう意識して研究に取り組んでいます。
AI技術を活用した
新規テーマも
推進していきたい。
AFMを活用した新規評価手法の確立に向けて、これまでAFMを用いて毛髪の弾性率や形状を測定し、ダメージや強度などの評価を行ってきました。培った多くの知見と技術を活用し、全く新しい評価手法を開発することで、今まで誰も見たことがない毛髪のメカニズムや反応をnanoスケールで観察したいと考えています。観察から得られた新たな知見を製品に生かしていくことも目標です。
他にも、AI技術を活用した新規テーマを推進していきたいと考えています。
現在は多くの企業で機械学習やディープラーニングといったAI技術を活用した研究が盛んに行われています。私自身もこの波に乗り遅れることのないよう、既存の毛髪評価技術とAI技術を活用することで、世の中に新しい価値を提供することに挑戦していきたいと思います。
Career
2019年4月
入社
2019年5月
生産・物流本部に配属、
調製業務を担当
2019年11月
基盤技術研究部門に配属、
毛髪科学研究に従事
My Daily Schedule
8:15
実験開始
サンプル調製や毛髪評価
12:00
昼食
13:00
データ整理
実験結果をまとめる
15:00
打ち合わせ
得られた結果や今後の方針について先輩と相談
16:00
デスクワーク
明日以降の実験計画と事務作業
17:00
退社
帰宅後は趣味や自己啓発で気分転換
※あくまで1日の流れが分かるように取り上げた例になりますので、
これ以外のスケジュールをこなす日もあります。
8:00
出社