<

若白髪の原因と対策とは?専門家が予防法から改善策まで徹底解説!

若白髪の原因と対策とは?専門家が予防法から改善策まで徹底解説!

Share

  • Facebook

自分はまだまだ関係ない、と思っているかもしれない「白髪」。

でも、人によっては10代や20代からちらほら出始めることもあり、白髪を初めて見つけたときはなかなか受け入れられなかったという声もあります。

この記事では、悩みの種になりがちな"若白髪"について徹底解説します!

監修

ホーユー株式会社 総合研究所 研究員

ホーユー株式会社 総合研究所 研究員

伊藤 健さん

基礎研究に従事し、ヤーバサンタによる白髪改善・予防研究成果を記者発表
[発表] 2023年8月23日 白髪改善・予防研究成果 記者発表会
[出演] 東海テレビ ニュースOne 他多数

監修

一般社団法人 国際毛髪皮膚科研究所 理事/所長

井上 哲夫さん

東京理科大学卒業後、総合化粧品メーカーに入社。ヘアケア・スキンケア商品の研究開発部長を経て、国際毛髪科学研究所を設立。東洋医学を美と健康に応用する「脱毛ケア」「頭皮ケア」のオーソリティとして、現在までに全国各地のがん診療拠点病院および7000店以上の理美容店、その他各種医療セミナーで講演・指導実績を持つ。

目次

若白髪の定義とは?何歳から生えるのが若白髪?

若白髪と白髪の違い

井上さん「一般的に白髪が生えはじめる平均的な年齢は男女とも35歳を過ぎたころからとなります。そのため、低年齢での白髪は若白髪と言えるでしょう。現在10代〜20代でも白髪になる方も増えています。毛根形態、髪の違いはありません。経験上、生える部位として、若白髪は頭部にランダムに全体に広がり、エイジングによるものはもみあげを中心に広がる傾向にあるようです。また病的な場合一か所に集中して白髪が発生することもあります」

(参照:LICOLO「白髪は何歳から生える?平均年齢は?男女差はある?」)

若白髪が増えてしまう原因とは?

若白髪の原因とは?研究員が解説

日本人の場合、一般的に白髪が生え始めるのは35歳過ぎと言われていますが、いくつになっても黒々とした髪を保っている人もいます。

対して、10代や20代から若白髪が生え始めてしまう人もいますよね。

ここからは、なぜ若白髪が生えてしまうか、若白髪の原因についてみていきましょう。

そもそもどうして白髪になるの?白髪の原因は?

伊藤さん「実は生まれたての髪はすべてが白髪であり、毛根で髪が成長する時に色素細胞からメラニン色素を取り込むことで、髪に色がつきます。

この色素細胞が何らかの理由で機能が低下してしまう、もしくはなくなってしまうことが白髪の原因です。

しかしながら未だ白髪化のメカニズムは完全には解明されていません」

若白髪の原因①ストレス

白髪とストレスは関係があるとも言われており、近年、神経の興奮状態が続くと白髪になるという報告がありました。

しかし、そのメカニズムの詳細はまだ解明されていません。

交感神経と副交感神経のバランスがストレスによって崩れると、メラニン色素を作り出すための幹細胞が減少し、新しく成長する髪に対して色素細胞が不足してしまいます。

その結果、髪の毛が白くなってしまうのではという研究結果もあります。一夜にして髪が真っ白になることは科学的にはありえませんが、ストレスが続くと白髪が増えやすくなるのかもしれません。

そのメカニズムはまだ解明されていませんが、「ストレスをためこまないように、自分なりの楽しみを持つ」など、「これをしたら精神的に落ち着く」ということがあれば、日常生活の中に取り入れるといいかもしれないですね。

(出典: Nature 「Hyperactivation of sympathetic nerves drives depletion of melanocyte stem cells」)

若白髪の原因②生活習慣

現代人は食生活の偏り、頭皮や毛髪が受ける日光など外界からのダメージ、頭皮の皮脂等の酸化により白髪や抜け毛に影響すると考えられます。

また、油の摂り過ぎによる血流への悪影響や栄養状態の不良も影響すると言われています。

栄養バランスの良い食生活、頭皮ケアを心がけましょう。

若白髪の原因③病気

若白髪は病気の兆候を表すサインかもしれません。

白髪と関係している3つの病気の症状から、自分にあてはまるものがないかチェックしてみてください。

日頃から感じている不調の理由が判明するかもしれません。

悪性貧血

井上さん「悪性貧血はビタミンB12が不足することで起こる重症貧血。ビタミンB12はDNAの合成に必要な成分、つまりメラニン色素を作る細胞も作られなくなるため、悪性貧血の症状のひとつとして白髪が発生します。また、悪性貧血の場合だと冷え性、低体温を伴います」

悪性貧血は症状であってひとつの病名ではありません。この症状の中に、様々な病気が含まれています。なかには難病指定に登録されている貧血もあり、冷え性の人は要注意です。

甲状腺機能低下症

井上さん「兆候として考えられる2つ目は、甲状腺機能低下症です。甲状腺は体のエネルギー代謝を活発にするホルモンを分泌しています。低下すると疲れやすくなり、うつ状態になる方もいます」

甲状腺の機能が低下してホルモンが十分に分泌されなくなると、白髪が増える原因に繋がるようです。加えて、甲状腺機能が低下すると無気力や疲労感、体重増加、便秘などを引き起こすことがあります。症状が軽度であれば見つかりにくいこともあります。

腎機能低下症

井上さん「最後に、若白髪から読み取れるサインは腎機能低下。血液が浄化しにくく血液循環に影響して、白髪になることがあります

腎機能が低下すると余計な水分を排出できず、むくみやすい体質になります。

腎機能低下によるむくみの特徴として指で強く押しても、くぼんだままでもどらなかったり、今まで履いていた靴が履けなくなってしまったりすることがあります。

血流が悪いと髪への栄養が届きにくく、白髪になりやすくなりますね。

腎臓の病気ははっきりとした症状が表れることが少ないため、発見が遅れてしまうことも。

病院に行くべきかについては、個人又は医師の判断となるので回答はできませんが、アドバイスとしては急に白髪が増え、体調にも変化があるときは、気を付けていただきたいです」

若白髪の原因④遺伝

「白髪は遺伝する」とよく言われますが、白髪になる遺伝子は複数報告されています。しかし、若白髪との関連までは報告されていません。

両親と似た体質を受け継いでいるからと言って、必ずしも白髪の生え方も似るというわけでもありません。

まれではありますが、遺伝的要因により先天的にメラニン色素を生成できず白髪になる人がいます。

とはいえ、若いうちから遺伝による白髪が生えてくることの原因はわかっていません。

若白髪の対策とは?予防法について徹底解説!

できれば白髪をこれ以上増やしたくないという方は、こんな方法を試してみてはいかがでしょう。

白髪予防に期待できる食事法やケア方法についてご紹介します。

1:内側から白髪を防ぐバランスの良い食事

白髪には毎日の生活習慣が大事!3つの対策を研究員が解説

伊藤さん「髪によいと言われる栄養素には、海藻類などに含まれるミネラル、乳製品などに含まれるたんぱく質やカルシウム、牡蠣などに含まれる亜鉛や銅などがあり、そうした栄養素を積極的に摂取したいですね。

しかしながら、それだけを摂取していても効果的とは言えません。髪を作る細胞や黒いメラニン色素を作る色素細胞がきちんと働くためには、それをバックアップするさまざまな酵素や細胞が活性化される必要があります。

「髪にいい栄養素」の摂取とプラスして、バランスのよい食事を心掛けることが大切です」

2:紫外線から髪と頭皮を守るUV対策

頭皮の状態が悪いと白髪が増えるリスクが気になります。日常的に頭皮の負担となるものといえば、やっぱり紫外線。

伊藤さん「『強い紫外線が肌にダメージをあたえる』ということが知られているため、白髪にもよくなさそうと思う方も多いかもしれません。でも、紫外線と白髪の関係は、実はまだ解明されていません。

ただし、ヘアカラーを行った髪の場合は紫外線によって色素の一部が変化して、変色が起こることがあります。

とくに影響を受けやすいのは、寒色系のヘアカラー (マット系やアッシュ系) です。

ヘアカラーをした後は、紫外線対策を忘れないようにしましょう。」

3:毎日のシャンプーでできる簡単頭皮ケア

伊藤さん「シャンプーなど毎日のヘアケアは、髪の毛だけでなく頭皮の健康も意識して行うことが大切です。

今一度見直したいのがシャンプーの使い方。

シャンプーの原液をくり返し頭皮に直接つけたり、頭皮をゴシゴシと強い力で洗ったりすると、頭皮の炎症につながる心配があります。

シャンプーは手のひらか髪の毛先で泡立て、その泡で頭皮を優しく洗うようにしましょう。

また、シャンプーの成分が頭皮に残ってしまうと、その成分が酸化して頭皮の老化を促したり、頭皮が炎症を起こしたりする可能性があります。すすぎ残しがないようにしっかり洗い流すことが大切です。

シャンプーなどのお風呂での頭皮ケアの際は、お湯の温度にも要注意。熱すぎるお湯は髪や頭皮にとって必要な脂分まで落としてしまう恐れがあるため、ぬるめのお湯で洗い流しましょう。

4:まずは心を整える!ストレスを溜めない習慣を意識

強いストレスが続くと、自律神経や血流のバランスが乱れやすくなり、髪や頭皮にとっても良い環境とは言いにくくなります。

ストレスと髪の成長・白髪の関係は複合的ですが、気持ちが張りつめた状態が続くことで、髪の変化を感じやすくなる人も。

ストレスを完全になくすことは難しくても、気分転換の時間をつくることは意識してみてもいいかもしれません。

5:睡眠の質を上げて、心身をしっかり休ませる

髪や頭皮は、睡眠中に整えられる側面があるため、睡眠の質が低い状態が続くと、成長環境が乱れやすくなります。

短時間でも深く眠れているか、就寝時間が大きくずれていないかといった点は、髪の状態にも影響しやすいポイントです。

長時間眠ることよりも、できる範囲で生活リズムを整え、体を休ませる意識を持つことが、髪を健やかに保つ土台になります。

6:適度な運動や頭皮マッサージで血行促進

血行が保たれている状態は、髪の成長環境としても望ましいと考えられています。

激しい運動である必要はなく、軽いストレッチや体を動かす習慣、頭皮をやさしく動かすマッサージなどでも、血流を意識するきっかけになります。

若白髪を予防する直接の対策とは言えませんが、血行不良によるマイナス要因を減らすという意味では、取り入れて損のない習慣といえるでしょう。

7:禁煙・減煙で体から健康に!

喫煙は血管を収縮させる作用があり、頭皮の血流にも影響を与える可能性があります。

その結果、髪に必要な栄養が届きにくくなり、髪の変化を感じやすくなる人もいます。

すぐにやめるのが難しい場合でも、量を減らす、吸う頻度を見直すといった意識を持つことは、髪や頭皮にとってもプラスに働く可能性があります。

今すぐできる若白髪の改善方法。目立ちにくくする対策は?

今すぐできる白髪対策は?

食事などの毎日の生活習慣の中でできる白髪対策は、継続していくことで結果が現れるものです。日々の地道な積み重ねが5年後、10年後の髪に影響を与えてくれそうです。

気になっている白髪への対策を今すぐ行いたいのなら、キレイな髪色が叶うカラーリングを試してみませんか。

白髪染めで若白髪をお家でカバー

若白髪を染めたいときは、白髪用ヘアカラーを使うようにしましょう。黒髪用ヘアカラーでは白髪は上手に染まりません。

「白髪染めだと髪色のおしゃれが楽しめない」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、最近の白髪染めはバリエーションが豊富なので髪が真っ黒になることがありません。

おしゃれ染めとほとんど変わらない美しい仕上がりが叶うので、安心して髪色を楽しめますよ!

自分に合った髪の色の選び方は?

自分に合った髪の色の選び方は?

髪の色は印象にも大きな影響があり、ピンク系は可愛くも大人っぽい印象を与えたり、アッシュ系は洗練された印象を与えたりします。好きなカラーを選ぶのはもちろん、なりたいイメージに合わせて選ぶのもおすすめです。

さらに、おすすめされたカラーをスマホやパソコンのブラウザ上の『髪色シミュレーション』で試せます。思い切ったカラーチェンジをしたい時も第三者から見た印象を客観的に見ることができるのでぜひ試してみてくださいね。

若白髪に関するQ&A

Q1. 黒髪に戻れる白髪はある?

A. 白髪には「黒髪に戻れる白髪」と「戻れない白髪」の2種類あります。

伊藤さん「髪に色をつけるためには「色素幹細胞」とそこから生まれる「色素細胞」の両方が必要で、その両方が存在しない白髪は黒髪に戻れませんが、両方存在しているにも関わらず色素細胞が機能していない白髪に関しては、メラニン色素を作ることができれば黒髪に戻る可能性があると言われています」

ホーユーの研究では、一部のヤーバサンタ※に多く含まれる「ステルビン」が色素細胞と色素幹細胞の両方に作用し、白髪を黒髪に戻す白髪改善が期待できることを発表しています。
ホーユーは、白髪改善効果を評価し、ヤーバサンタ※配合製剤塗布による白髪改善効果を被験者全員で確認しました。

  • エリオジクチオン・アングスチフォリウム種

ヤーバサンタエキスを用いた白髪改善・予防研究

白髪改善・予防研究の詳細はこちらからご確認いただけます。

Q2. 若白髪って抜いても大丈夫?抜くと増えるって本当?

A. 抜いたからといって、若白髪が増えることはありません。

白髪を抜くことで、まわりの毛まで白くなるという科学的な根拠はありません。

ただ、白髪が気になり始めると、ついその部分ばかり目に入るため、「増えた」と感じやすくなることも。

数本程度であれば、抜くよりも根元からカットしたり、目立たないケアで対応するほうが、頭皮への負担は少ないといえるでしょう。

 Q3. 夏の紫外線の影響で秋冬に白髪は増えるって本当?

A. 可能性はあると考えられていますが、直接的な因果関係が明確に証明されているわけではありません。

夏の強い紫外線は頭皮や毛髪にダメージを与え、炎症や乾燥を引き起こすことがあります。

こうした頭皮環境の乱れが影響し、時間差で秋冬に白髪が目立つように感じるケースは考えられます。

ただし、紫外線だけが原因とは言い切れず、季節の変わり目に起こりやすい生活リズムの乱れやストレス、気温低下による血行不良など、複数の要因が重なっている可能性もあります。

そのため、夏のうちから紫外線対策や頭皮ケアを意識しておくことは、白髪対策として無駄になりにくいといえるでしょう。

若白髪の原因や対策を知って、うまく向き合っていきましょう。

今回は若白髪の要因や白髪対策についてご紹介しました。

年齢の悩みと向き合うのは不安がありますが、変化と向き合いながら、年齢を重ねてもおしゃれを楽しみたいですよね。

気分が上がらなかったり、キレイになりたい気持ちを忘れかけたりしてしまったら、身近な髪色からリフレッシュしてみるのもおすすめです。髪色を変えて、ワクワクした気持ちを楽しんでみませんか?

これから生えてくる白髪は、なるべく少なく、なるべく遅くしたいですよね。若白髪やちらほら白髪も好きな髪色でカラーリングができる今、おしゃれを楽しみながら、食事や習慣の見直しで白髪ができにくい対策を行いましょう。

関連するお悩み

ページ上部へ

使い方はこちら >>