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アホ毛(浮き毛)を抑える対策法は?原因とヘアケア方法を髪のプロが伝授!

アホ毛(浮き毛)を抑える対策法は?原因とヘアケア方法を髪のプロが伝授!

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朝ケアをしたはずなのに、気づくと頭頂部にピョンピョンと出てくるアホ毛。撫でつけても抑えてもなかなかおさまらず、苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか?

アホ毛はなぜ出てくるのか、どんなケアをしたら効果的なのか、今回はヘアスペシャリスト・今井 健仁さんにお話しを伺いました。

ヘアスペシャリスト

今井 健仁さん

総合研究所 研究員/博士(医学)

目次

なぜ出てくる?アホ毛の原因

アホ毛とは?

そもそもアホ毛とはどういう髪の毛を指すのでしょうか?

今井さん

アホ毛の正確な定義はないようですが、科学的には”浮き毛“や“はね毛”と言われます。頭髪の表面からピンと飛び出てしまう毛を“アホ毛”と言うことが多いようです。特に髪の分け目が一番出やすいですね。

厳密な定義はないようですが、通称で使われている“アホ毛”という言葉はマンガなどの影響なのではないかと推察されます。

アホ毛の原因・要因

アホ毛の原因となりうる環境や時期、髪の毛の質などの要因を知っておきましょう。

今井さん

アホ毛の要因や出やすい環境は6つほど考えられます。

1:ヘアサイクル

女性は4〜6年で髪の毛が生え変わるので、その成長初期段階の短い毛がピンと目立ってしまうことがあります

2:毛質

同じ人の毛でも、一本一本毛髪の太さやしなやかさは異なります。たまたまハリやコシ、太さがある毛が全体の頭髪の中で目立つことも

3:うねり

くせ毛の人は、うねりの強い毛が髪の表面から出てくることが。このタイプは、ヘアアイロンを髪表面に通すことでうねりを抑えることができます。

4:ダメージ

ブリーチやカラーリング、パーマ、縮毛矯正などを繰り返している場合、過度なダメージから切れ毛ができることがあり、それがアホ毛となることも

ダメージが大きくアホ毛が気になる場合は、ダメージ用のへアケアをしっかり行うことが重要です。

5:乾燥

空気が乾燥していると静電気が発生しやすいため、短い生えかけの毛ほどピンと立ってしまうことがあります

例えば冬場は室内を加湿し、なるべく乾燥しないように気を付けましょう。

6:白髪

白髪は黒髪よりも平均的に少し太い傾向があるため、黒髪よりもピンと飛び出やすいです。また、黒い髪の中に白い髪がまばらにあると、膨張色という視覚効果で目立つため特に気になる場合もあります。

これらが要因でできてしまうアホ毛は、どのように対策するのが良いのでしょうか? 朝のスタイリング時や、外出先でできる対策方法を伺いました。

アホ毛の対策方法① 朝のスタイリングではウォーターセットを行う

朝のヘアセットをする際にはウォーターセットが鍵になるとのこと。

今井さん

形状を整えた状態で濡れている髪の毛を乾かすことで、ある程度は直すことができます。

朝のスタイリング時にまず全体的に髪の毛を濡らして、ドライヤーである程度乾かし、少し湿っているくらいの状態を作ります。そして、乾かしきる前に手やブラシで形を整えながらドライヤーをあてると寝癖もアホ毛も目立たなくなります。

ウォーターセットのポイント

  • 根元から濡らす
  • 濡れている髪を無理やり引っ張らない
  • ブラシを使う場合は弾力のある少し目が粗いものを使う

今井さん

髪の毛は濡れているときは脆弱で、無理やり伸ばすと元の状態に戻らないようになってしまいます。ですから、ある程度乾かしてからやさしく手やブラシで整えることをおすすめします。

アホ毛の対策方法② スタイリング剤でアホ毛を直す

また、ウォーターセットでも収まらなかったアホ毛や外出先でアホ毛が気になったときには、スタイリング剤に頼るのが良いとのこと。

今井さん

外ではスタイリング剤を使うのが良いですね。浮いている毛をスタイリング剤で抑えるようにセットします。セット力が強めのものとして、成分にオイルが入っているものがおすすめです

MieuMieuのマルチスティック『エスティック』アホ毛をおさえるスティックタイプのスタイリング剤です。
アルガンオイル(※1)・ひまわり種子油配合で、髪の毛にうるおいを与えつつ、アホ毛やおくれ毛をしっかりまとめてくれる特徴があります。※1 アルガニアスピノサ核油

スティックを直接髪の毛につけることができるので、外出先で手を汚さずにセットできることもうれしいポイントです。
4種類の香りから選べて、練り香水としても好きな香りをいつでも楽しめます。

今井さん

ポリマーが入っているタイプは、高いセット力の一方で固まったような感触になってしまうのが難点ですが、『エスティック』はオイルの力でアホ毛を抑えるのでパリパリと固まらないのがメリット。
乾燥対策にもなるので、ダメージが原因のアホ毛へのケア剤としても使えます。

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ではアホ毛の予防は可能なのでしょうか? なるべくアホ毛が目立たないようにするための予防のケアについても聞いてみました。

アホ毛の予防ヘアケア① ダメージケアできるシャンプー・トリートメント

今井さん

ヘアサイクルによるアホ毛は仕方がないことですが、ダメージによる切れ毛が要因のアホ毛は予防できるもの。髪が本来持つ健康的な強さ・しなやかさをケアできる成分が入っているシャンプーやトリートメントを選んでみてください

バイカルテのヘアケアシリーズでは髪本来の健康的な強さ・しなやかさに影響する毛髪の主要構成成分である「シスチン」に着目し、CiP SHOT※という独自の毛髪補修テクノロジーを導入。
ブリーチやヘアカラー、紫外線など、日常のさまざまなダメージでシスチンの結合は切れて減少、毛髪内部の空洞化を招きます。

サロンでのCiP SHOT※によって毛髪内部の空洞化を補修し、素髪のような扱いやすいヘアデザインへ。ホームケアでは効果持続&ダメージ予防のメンテナンスを行い、サロンケアとホームケアのサイクルを繰り返すことで、誰かに触って欲しくなる健康的な質感へ導きます。

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シャンプー、トリートメントなどのヘアケア剤は、髪の毛のタイプによって選ぶとより効果を感じやすくなるため、美容師さんに髪の毛をみてもらい、自分の髪質に合った商品タイプを選んでもらうのもおすすめです。

アホ毛の予防ヘアケア② ヘアドライ

今井さん

アホ毛の予防方法として、洗髪後はしっかり髪の毛を乾かしておくことも重要です。

ドライヤーで乾かしたと思っても、表面だけが乾いていて髪の毛の内部には水分が残っている場合があります。髪の毛の深部に水分が残っていると、ダメージや寝癖にもつながってしまいます。

乾かした直後に就寝するのではなく、ドライヤーで乾かしたあと30分〜1時間ほどおいてから寝るのがいいでしょう。寝る前にしっかり乾かしておけば、翌朝うねったアホ毛に苦労することも減りそうです。生活に無理が出ない程度に意識してケアしてみると良いかもしれません。

アホ毛の予防ヘアケア③ カット・分け目

今井さん

すきバサミを多用したカットではどうしても部分的に短い毛ができるため、アホ毛が出やすくなることも。あまりにも気になるときは美容師さんにカットの仕方を相談してみるのもいいかもしれません。

また、分け目のアホ毛が気になる際は、いつもと分け目を変えてみるのも一つの手ですが、このときも無理やり力をかけずに少しずつ変えることが重要だそう。

アホ毛を抑えるヘアアレンジ

ここからはMichio Nozawa HAIR SALON Ginza美容師の松浦さんに、アホ毛を抑えるおすすめヘアアレンジを紹介していただきました。簡単にできるヘアアレンジばかりなので挑戦してみてくださいね。

お団子アレンジ

松浦さん

お団子ヘアは、気になる頭頂部のアホ毛を抑えられるおすすめアレンジ。ハーフアップ部分でお団子を作れば、髪が短い方でもチャレンジしやすいですよ。

ハーフアップアレンジ

松浦さん

ハネが気になる髪をハーフアップで取って、三つ編みやくるりんぱでアレンジ。軽めのワックスやオイルをつけてからアレンジするとまとまりやすいです。

編みおろしアレンジ

松浦さん

ゆるく三つ編みをすることで、気になるアホ毛をカバー。髪のベースはしっかり巻きましょう。するのとしないのとでは、髪の動きが全く変わります。

ヘアアクセアレンジ

松浦さん

スタイリング剤を使ってもハネてしまう場合は、ヘアピンやクリップでアレンジするのも手。アクセントになり、ヘアゴムだけのアレンジよりも垢抜けて見えます♡

アホ毛はダメージが要因になっているものもあれば、ヘアサイクルで生え始めたばかりの元気な毛が飛び出してしまった健康ゆえに出てしまうものも。いずれにしても、「無理に抜かない」ことが重要。アホ毛が気になっても髪の毛を抜くことは頭皮や毛根への傷にもなるので避け、スタイリング剤でのケアや紹介した予防方法を試してみましょう。

【出典】Luce、C-geo、buritora、Graphs / PIXTA(ピクスタ)

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