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ヘアオイルの正しい使い方とは?朝と夜の効果的な使い分け方も徹底解説!

ヘアオイルの正しい使い方とは?朝と夜の効果的な使い分け方も徹底解説!

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朝のスタイリングや夜のヘアケアに欠かせない「ヘアオイル」。

ツヤを出してくれる便利なアイテムですが、「正しい使い方がわからない」「思ったような効果が感じられない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ヘアオイルの正しい使い方や朝・夜の効果的な使い分け方、NGな使い方まで徹底解説!

明日から実践できる美髪ケアのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

ヘアオイルの効果・役割とは?

ヘアオイルの効果・役割とは?

ヘアオイルとは、髪の水分を守りながらツヤやまとまりを与えるケアアイテムです。

そんなヘアオイルにはたくさんの効果があります。

ヘアオイルの効果・役割とは?

  • 熱や紫外線などの外的ダメージを軽減
  • 髪の乾燥やパサつきを予防
  • 髪にツヤとまとまりを出してくれる
  • 枝毛や切れ毛の進行を抑える
  • スタイリングが綺麗に仕上がる
  • 寝ている間の摩擦ダメージを低減

ヘアケアアイテムとしては、トリートメントなどで補った栄養を逃さないように“フタをする”役割。
髪の内部を守りながら表面もなめらかに整えてくれる万能なアイテムです!

【基本】正しいヘアオイルの使い方

ここからは実際に正しいヘアオイルの使い方を解説します。

正しいヘアオイルの使い方

  1. タオルドライで髪の水分をとる
  2. 適量のオイルを手に取る
  3. 髪になじませる
  4. ドライヤーで乾かす

正しい使い方をすることで効果をしっかりと感じられるのはもちろん、間違った使い方によるトラブルも避けることもできます。

各ステップにてヘアオイルを効果的に使うためのコツを解説
しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

Step1. タオルドライで髪の水分をしっかり取る

タオルドライで髪の水分をとる

お風呂上がりやシャンプー後は、まずタオルで髪の水分をしっかり吸い取りましょう。

タオルドライはヘアオイルを均一に行き渡らせる“下準備”のステップ
です。

髪が濡れすぎている状態だとオイルが水分を弾いてしまい、浸透せず表面にムラができやすくなります。

逆に乾きすぎた髪にオイルをつけると、うるおいを閉じ込める前に蒸発してしまうことも。

タオルドライ後は、髪がしっとりする程度に水分が残っていればOKです!

タオルで挟んで“押さえるように”すると、摩擦ダメージを防げる!

Step2. 適量のオイルを手のひらにとる

適量のヘアオイルを手に取る

ヘアオイルは量が命。

まずは髪の長さに合わせた量のヘアオイルを手のひらに取りましょう。

目安の量は以下の通り。

  • ショートなら1〜2滴
  • ミディアムは2〜3滴
  • ロングは3〜4滴

パサつきを抑えたいからと言ってヘアオイルを付けすぎるのは逆効果!

付けすぎはベタベタ髪の原因になりますし、逆に足りなくても付けムラができてしまうので量には注意が必要です。

  • 製品ごとに使用量が異なる場合がございますのでパッケージや製品裏の使用方法を確認して使用するようにしてください。

ヘアオイルを手の体温で温めると、オイルの伸びと浸透力がアップ!

Step3. 髪の内側を中心に毛先から順になじませる

髪の内側を中心になじませる

オイルを手に広げたら、まずは毛先からやさしくなじませていきます。

毛先は一番乾燥しやすく、ダメージも出やすい部分。

両手で毛束を包み込むようにして、内側から外側へ向かって少しずつのばすのがコツです。

次に、手に残ったオイルを中間〜表面へと軽くなじませます。

表面からベタッとつけると重たく見えるので、内側→表面の順番を意識すると◎

毛先から順につけることで、髪全体に均一にツヤとまとまりが出やすく、重さのバランスも自然に整いますよ。

しっかりとなじませたい時は、コームや手ぐしで全体に均一に行き渡らせると◎

Step4. ドライヤーで髪を乾かす

ドライヤーで髪を乾かす

ヘアオイルをなじませたあとは、ドライヤーで根元から順に乾かします。

毛先から先に当てると、熱が集中してパサつきの原因に。

まずは地肌を中心に乾かし、次に中間、最後に毛先という流れが理想の乾かし方です。

風の向きは上から下へがポイント。

仕上げに冷風をあてると、髪表面が引き締まり、手触りがぐっとなめらかになります。

髪から15〜20cm離し、動かしながら乾かすと熱ダメージを抑えられる!

結局、ヘアオイルっていつ使えばいいの?

結論から言うと、ヘアオイルは朝と夜のどちらにも使うのがおすすめ。

それぞれのタイミングで役割が少し異なります。

朝は日中の紫外線や乾燥、摩擦から髪を守るための“ヘアケア”や”スタイリング”の役割があります。

一方、夜は一日ダメージを受けた髪をやさしく整える“リペアケア”の役割です。

もちろん、両方使うのが理想ですが、ライフスタイルや髪の状態に合わせて使うタイミングを決めましょう。

目的に合わせて使い分けることでヘアオイルの効果を最大限に発揮できます!

朝にヘアオイルを使うメリット

朝にヘアオイルを使うメリット

  • 紫外線やドライヤーの熱から髪を保護できる

  • 朝のスタイリングがしやすくなり、ツヤとまとまりをキープ

  • 湿気や静電気による広がりを防ぐ

  • 髪の表面をなめらかに整え、上品なツヤ感を演出

  • フレグランス代わりにも◎

朝のヘアオイルは、スタイリング前の“守るケア”が中心。

外出中に受ける紫外線や乾燥、摩擦などから髪を守り、1日中ツヤとまとまりをキープしてくれます。

出かける前のひと手間で、髪の見た目も手触りもぐっと変わります。

スタイリング剤としてのヘアオイルもあるので、髪のまとまりを出したい方にもおすすめです!

夜にヘアオイルを使うメリット

夜にヘアオイルを使うメリット

  • シャンプー後の髪にうるおいを与え、乾燥やパサつきを防ぐ

  • ドライヤーによる熱ダメージを軽減

  • 寝ている間の摩擦を防ぎ、翌朝の広がりや寝ぐせを抑える

  • 枝毛・切れ毛などのダメージ進行を予防

  • 髪にツヤとやわらかさを与え、翌朝のまとまりをサポート

夜のヘアオイルは、1日のダメージをリセットする“補うケア”。

お風呂上がりの濡れた髪に使うことで、ドライヤーの熱から守りながらうるおいを閉じ込め、寝ている間にしっとりまとまる髪へ導きます。

また、寝ている間の枕との摩擦ダメージの軽減ができるのも魅力的なポイントです。

翌日のスタイリングがラクになるのも大きなメリットですね!

【朝】ヘアオイルの効果的な使い方

実際に朝のヘアオイルの使い方を具体的に紹介していきます。

目的ごとに使い方を見て、髪の悩みや理想のヘアスタイルに合わせて選ぶのがおすすめですよ。

1. 紫外線や乾燥ダメージの予防として使う

紫外線や乾燥ダメージの予防

ヘアオイルは、髪の日焼け止めのような役割も果たしてくれます。

紫外線や乾いた空気、摩擦から髪を守り、1日中しっとりとしたツヤをキープ。

特に日差しの強い季節やエアコンの風が当たる環境では、髪の水分が奪われやすいため、出かける前のひと手間が美髪を保つカギになります。

使い方は、乾いた髪またはブロー後の髪に、1〜2滴のオイルを手のひらでよくなじませ、毛先から中間にかけて薄くのばすだけ。

ちょっとした一手間で自然な仕上がりで外出中のダメージをしっかり予防できます。

2. アイロンによる熱ダメージの軽減として使う

アイロンによる熱ダメージの予防

朝のスタイリングで欠かせないヘアアイロンはツヤを出してくれる一方で、繰り返すほど髪の水分が奪われやすくなります。

そんな熱ダメージを防ぐには、アイロン前のヘアオイルが効果的。

使い方としてはアイロンを使う前に、1〜2滴のヘアオイルを手のひらでよく広げ、毛先を中心に軽くなじませればOK。

アイロン前に使用できる熱ダメージ保護用のヘアオイルを選びましょう。

オイルをつけてからスタイリングするだけで、ツヤを守りながらしっとりした質感に仕上がります。

3. スタイリングの仕上げとして使う

スタイリングの仕上げとして使う

朝のスタイリングの最後にヘアオイルを使うと、髪全体のツヤとまとまりがぐっと引き立ちます。

手順としてはヘアオイルを1〜2滴を手のひらでのばし、毛先を中心に軽くなじませるだけ。

この場合は、スタイリング用のヘアオイルを選ぶのがおすすめ。
アイロンやブローで整えた髪にオイルを重ねることで、仕上がりのツヤ感をキープしつつ、広がりや静電気も防止できます。

ベタつきを防ぐため、つけすぎず“少し物足りない”くらいで止めるのがポイントです。

【夜】ヘアオイルの効果的な使い方

ここからは、夜のヘアオイルの使い方を具体的に紹介していきます。

朝とは違った使い方ができるので要チェックです!

1. 入浴前の頭皮ケアとして使う

入浴前の頭皮ケアとして使う

お風呂に入る前、乾いた頭皮にヘアオイルをなじませることで、皮脂やスタイリング剤の汚れをやさしく浮かせ、頭皮環境を整えてくれます。

さらにマッサージをすることで血行が促進され、髪のハリやツヤにも◎

使い方は簡単でシャンプー前にヘアオイルを数滴手に取り、指の腹で頭皮全体に広げ、こめかみや後頭部を中心に、円を描くようにマッサージ。

5〜10分ほど置いてからシャンプーでしっかり洗い流すと、毛穴汚れが落ちやすくなり、根元からふんわりとした仕上がりになりますよ。

このような使い方をする場合は、頭皮ケア、スカルプケア用のヘアオイルを選びましょう。

2. ドライヤーの熱ダメージ軽減として使う

ドライヤーの熱ダメージ軽減として使う

お風呂上がりの髪は、キューティクルが開いていてとてもデリケートな状態。

ここでヘアオイルをなじませておくと、ドライヤーの熱から髪を守りながら、うるおいを閉じ込めることができ、翌朝までしっとりまとまる仕上がりに。

具体的には、タオルドライ後、髪がしっとり濡れているうちに1〜3滴のオイルを毛先から順になじませます。

中間までのばしたら、ドライヤーで根元→毛先の順に乾かせばOK。

最後に冷風をあてると、手触りがさらになめらかになるのでおすすめです。

3. 寝る前の集中ケアとして使う

夜寝る前の集中ケアとして使う

夜の仕上げにヘアオイルをなじませておくと、寝ている間の摩擦や乾燥から髪を守り、翌朝のまとまりが格段にアップします。

枕との擦れによる広がりやパサつきを防ぎ、朝のスタイリングもスムーズに。

まさに“ナイトトリートメント”感覚で取り入れたいケアです。

使い方はドライヤーで乾かしたあと、1〜2滴のオイルを毛先中心に軽くなじませます。

特にダメージが気になる部分は、指先でつまむようにして丁寧に。

ベタつかない程度に薄く伸ばすのがポイントです。

そのまま寝るだけで、翌朝はしっとり柔らかなツヤ髪が目指せます。

ヘアオイルを使う際の注意点。NGな使い方を解説!

ここでは、やってしまいがちなヘアオイルのNGな使い方と、注意点を解説します!

使い方を少し意識するだけで、ヘアオイルの効果がぐんと引き立ちます。

1. ヘアオイルを付ける量に注意する

髪をしっとり見せたいからといって、たっぷりつけるのはNG。

ヘアオイルは少量でも十分に効果を発揮します。

つけすぎるとベタついたり、根元がペタンと重たく見えてしまう原因に。

ショートなら1〜2滴、ミディアムで2〜3滴、ロングでも3〜4滴が目安です。

少なめから始めて、物足りないときに少しずつ足していくくらいがベスト。

オイルは“髪にツヤをまとわせる”感覚で、軽くなじませるのが美しく仕上げるコツです!

2. 根元はNG!ヘアオイルの付け方も重要

髪が広がったり、表面がパサついて見えたりすると、「根元からしっとりさせたい」と思ってしまいますよね。

でも実際は逆効果。

根元につけるとオイルが地肌に残りやすく、ベタつきやすいだけでなく、毛穴詰まりやにおいの原因になります。

しっとり感を出したいときは、毛先や中間にオイルをなじませてから、手に残った分を軽く根元付近になでる程度で十分。

ヘアオイルは「髪の乾燥が気になる部分にポイント使い」するのが、美しく仕上げるコツです。

3. スタイリングの目的に合わせたヘアオイルを選ぶ

スタイリング用のヘアオイルには、「スタイリング後にツヤを出すタイプ」「アイロン前にも使える耐熱タイプ」があります。

基本的にヘアオイルはアイロンの後につけるのが正解。

ただし、“ヒートケア成分”配合のオイルならアイロン前にもOK。

というのも、一般的なオイル(植物性や動物性)は高温の熱に弱く、アイロンの熱で酸化・焦げつきを起こし、髪が硬くなったりパサつく原因になることがあります。

基本はアイロン後のツヤ出しとして使い、アイロン前に使う場合は必ず“耐熱タイプ”を選ぶのがポイントです。

詳しい選び方については次のパートで詳しく解説していきます!

ついでに知っておきたい!ヘアオイルの正しい選び方

せっかく丁寧にケアしても、オイルの種類が髪に合っていないとベタついたり、思ったような仕上がりにならないことも。

髪質や使うタイミングによって合うオイル・合わないオイルは意外と違うため、自分の髪に合った“正しいオイル選び”が大切です。

ここからは、目的や髪質に合わせたヘアオイルの選び方を紹介していきます。

1. 目的や使うシーンに合わせて選ぶ

ヘアオイルは「いつ、どんな目的で使うか」で選び方が変わります。

朝のスタイリング前なら、ベタつかず自然なツヤを出してくれる軽くて速乾性のあるタイプが◎

一方、夜のケアには、しっとり感のある保湿重視タイプがおすすめです。

テクスチャーも少し重めで、寝ている間にうるおいを閉じ込め、翌朝のまとまりをサポートしてくれます。

また、アイロンやドライヤー前に使うなら耐熱成分配合のヒートケアタイプを選ぶのが鉄則。

目的に合わせて使い分けることで、髪を守りながら理想の仕上がりを叶えられます。

2. 成分タイプで選ぶ

ヘアオイルを選ぶときは、「植物性/動物性/鉱物性」という成分タイプから自分の髪質・目的に合うものを選ぶのもポイントです。

以下にそれぞれの特徴と選ぶ際のヒントを紹介します。

  • 植物性ヘアオイル:軽めの質感で内部補修に優れたタイプ。細毛や柔らかい髪質の方にも使いやすい。
     →ホホバオイルアルガンオイルなどが代表的
  • 動物性ヘアオイル:やや重めの質感で、保湿力・ツヤ持続力が高め。ハイダメージ毛や髪が広がりやすい方におすすめ。
     →スクワラン馬油などが代表的
  • 鉱物性ヘアオイル:髪の表面をコーティングし、外的刺激から保護。ツヤ出しやスタイリングの仕上げに最適。
     →ワセリンパラフィンなどが代表的

成分タイプごとに、「髪の内側を補修する/うるおいを守る/表面を整えてツヤを出す」といった目的を意識して選ぶのがポイント。

3. 髪質に合わせて選ぶ

ヘアオイルは、髪質によっても合うタイプが異なります。

自分の髪の太さや質感に合わせて選ぶことで、ベタつきや重さを防ぎ、より自然なツヤを引き出せます。

  • 軟毛/細毛/猫っ毛:軽めの植物性オイル(ホホバ・アルガンなど)でふんわりキープ。べたつきを防ぎながら自然なツヤをプラス。
  • 剛毛/くせ毛:重めの動物性オイル(スクワラン・馬油など)でしっとりまとめる。広がりやパサつきを抑えてまとまり感アップ。
  • ハイダメージ毛:補修力のある植物性オイル+ヒートケア成分入りを。乾かす前に使うと、うるおいとツヤが長持ち。

髪の太さやクセによって向き・不向きがあるので、上記を目安に選んでみてください。

ヘアオイルの使い方をマスターして美髪を目指そう!

ヘアオイルの使い方をマスターして美髪を目指そう

ヘアオイルは、正しい使い方ができれば髪を守りながらツヤやまとまりを引き出してくれる万能アイテム。

朝は紫外線や乾燥から守る“ヘアケア”、夜はうるおいを与える“リペアケア”として使い分けることで、1日中美しい髪をキープできます。

大切なのは、正しい量・つけ方・タイミングを意識すること。

自分の髪質や目的に合ったオイルを選べば、毎日のケアでツヤと手触りがぐんと変わります。

今日からヘアオイルを上手に取り入れて、思わず触れたくなるような美髪を手に入れましょう!

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