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髪がパサパサになる原因と対処法。うるつや髪にするコツまで徹底解説!
2026.03.03
ヘアケア
「髪の毛がパサパサで悲しい...」
「毛先のパサつきが気になる。」
髪のパサつきは、日常の何気ない積み重ねによって誰の髪にでも起こり得る変化。
日常生活に大きな影響はなくても、髪の調子が悪い時って気分が全く上がらないですよね。
そこでこの記事では、日常に潜むパサパサ髪の原因を整理しながら、改善方法から予防習慣までわかりやすく解説!
ヘアスペシャリストである今井さんの監修をもとに悩みを解決していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
記事監修

ヘアスペシャリスト
ホーユー株式会社 総合研究所
研究員 博士(医学)
今井 健仁さん
「触るとパサパサ…」髪の内部では何が起きている?
髪を触ったときに「パサパサしてる」と感じる場合、髪の内部では水分を保持する構造がうまく機能しない状態が起きていると考えられます。
髪は外側から「キューティクル」、内側に「コルテックス」という構造で成り立っており、ツヤやなめらかな手触りは、このキューティクルが整い、内部に適切な水分が保たれていることで生まれています。
- ※ダメージがほとんどない毛髪表面
- ※キューティクルがほとんどない毛髪表面
しかし何らかのきっかけでキューティクルが損傷すると、髪の内部にある水分やタンパク質が外に流出しやすくなり、結果として乾燥した軽い質感=パサパサ感として手触りに表れるというわけです。
見た目に大きなダメージがないのに「まとまらない」「ツヤが出にくい」と感じる場合は、髪内部の環境が乱れているサインと考えられますね。
髪がパサつく原因
髪のパサつきは、ひとつの原因だけで起こるものではありません。
まずは「なぜ髪がパサつくのか」という日常に潜む原因を理解することが、パサパサの髪の毛から脱却するための近道になります!
今の髪に"何が足りないのか"さえわかってしまえば、理想のサラサラ髪に近づけるのは難しくないですよ。
1. 毎日のドライヤーやアイロンによる熱ダメージ
ドライヤーやヘアアイロンの熱によっても、髪内部の水分は失われます。
髪はタンパク質でできているため、過度な熱が加わると性質が変化して、髪は水分を保持しにくくなります。
どれだけ気をつけていても、毎日のスタイリングでドライヤーやアイロンを使い続けることは、パサつきの大きな要因になってしまうというわけです。
- 過度なアイロンの使用によりブリスターが生じた状態
- ※ブリスターとは、過度な熱により毛髪に含まれていた水分が沸騰して、毛髪表面に現れた水膨れのようなもの
ドライヤーの当て方や距離、時間など乾かし方に原因があるパターンも多い。
ドライヤーを髪に近づけすぎたり、同じ部分に長時間風を当て続けたりすると、必要以上に水分が蒸発してしまいます。
忙しい朝や就寝前に急いで乾かす習慣が、知らないうちに熱ダメージを蓄積させ、よりパサつきを感じやすくなることも。
頻度はもちろんですが、使い方にも注意が必要です。
2. カラーやブリーチ、パーマによるケミカルダメージ
カラーやブリーチ、パーマなどの施術では、薬剤を使って髪の構造に作用するように施術します。
その影響でキューティクルが開きやすくなり、内部の水分やタンパク質が流出しやすくなるケースも多いです。
ケアをすることである程度抑えることはできますが、どうしてもダメージは避けられず、パサついた髪になってしまいやすいのは避けられない事実です。
3. エアコンによる乾燥ダメージ
エアコンで空気が乾燥してしまうのは、誰もが感じたことがあるはず。
肌が乾燥しやすくなるのと同様に、髪の水分も奪われやすくなり、結果としてパサつきを感じやすくなるというわけです。
ドライヤーほどの風量やアイロンほどの高温ではなくても、長時間さらされることで髪の水分は奪われやすくなりますで
4. シャンプー後の自然乾燥
シャンプー後の髪は水分を含んでいる分、キューティクルが開きやすく、実はとてもデリケートな状態。
乾いていない髪は容易にダメージを受けやすい状態なので、速やかに乾かすことが望ましいです。
また、ダメージの大きな髪では自然乾燥により髪どうしが接着してしまい、ほどくときにさらにダメージしやすくなります。
忙しい日常の中で、つい後回しにしがちな乾かす工程が、パサパサ髪の原因になっているケースも少なくありません。
また、髪が濡れた状態では枕カバーや寝返りのときに摩擦ダメージが生じやすくなります。
5. 紫外線による影響
紫外線対策というと肌を意識しがちですが、髪は体の中でも太陽に一番近く、強い日差しにさらされやすい箇所です。
対策をせずに強い日差しを浴び続けると、髪表面のキューティクルが乱れやすくなり、水分を保持しにくい状態に。
特別なダメージを感じていなくても、外出が続いたあとにパサつきを感じるのは、紫外線の影響が少しずつ積み重なっているためと考えられます。
6. 激しいタオルドライや強引なブラッシングによる物理的ダメージ
お風呂上がりにタオルでゴシゴシ拭いたり、絡まりを無理にブラッシングしたりしていませんか?
濡れた髪は摩擦に弱く、こうした何気ない動作でもキューティクルが傷つきやすくなります。
毎日の習慣だからこそ気づきにくいものの、こうした物理的な刺激が積み重なることで、指通りの悪さやパサつきを感じやすくなります。
7. シャンプーやヘアケアが合っていない
シャンプーでの不十分な洗浄、もしくは洗いすぎ、トリートメントの不足、もしくは使い過ぎなど、使い方を誤ると逆効果になることもあります。
また、頭皮に違和感があるときは、商品が合っていないことも考えられます。
「きちんと洗っているのに調子が悪い」と感じる場合は、アイテム選びが影響している可能性もあります。
8. 加齢や体質変化などによる影響
年齢を重ねることで、髪の水分保持力や脂質量は少しずつ変化。
また、もともとの髪質やくせの度合いによってもパサつきの感じやすさは変わってきます。
そのため、同じケアをしていても、パサつきやすさやまとまりにくさを感じることも。
出産後や体調を崩したあと、生活環境が大きく変わったタイミングで「急に髪が乾燥しやすくなった」「手触りが変わった」と感じるケースもあります。
パサパサ髪の改善方法
パサついた髪を改善するには、原因や髪の状態に合った方法を選ぶことが重要です。
パサつきの程度や生活スタイルによって、向いている対策は異なります。
ここでは、即効でパサつきを抑える改善方法から、それぞれに向いている人の特徴を解説。
サロンでのヘアケアはもちろん、自宅でできることまでたっぷりご紹介します!
1. 髪の状態に合わせたトリートメントで油分と水分を補給
トリートメントは、乾燥やダメージによって失われた水分や油分を補い、髪の内部環境を整えるための基本的なケアです。
パサついている髪は水分保持力が低下している状態のため、トリートメントを使うことで指通りやまとまりの改善が期待できます。
毛先を中心に髪全体へなじませ、一定時間置いてから洗い流すことで、成分が行き渡りやすくなります。
軽度〜中程度のパサつきが気になる人や、まずは自宅でケアを始めたい人に向いている方法です。
アウトバストリートメントでの集中ケアも効果的!
アウトバストリートメントは洗い流さずに使うトリートメントのことで、髪表面をコーティングし、乾燥や摩擦から守る役割があります。
タオルドライ後に毛先中心になじませてから乾かすことで、ドライヤーの熱や日常の刺激による水分蒸発を抑えやすくなります。
2. 美容院やサロンでの"髪質改善トリートメント"で内部から補修
サロンで行う髪質改善トリートメントは、ホームケアでは届きにくい髪内部まで補修成分を浸透させることを目的とした施術です。
ダメージによって空洞化した部分を補うことで、髪の内部構造が整いやすくなり、乾燥や広がりを抑えやすくなります。
自宅ケアでは改善を感じにくい人や、パサつきが慢性化している人に向いている対策です。
3. 縮毛矯正をかけて広がりやうねりを抑える
パサつきの原因が、くせやうねりによる広がりの場合、縮毛矯正によって髪の形状を整える方法もあります。
髪表面が均一に整うことで、指通りが良くなり、ツヤを感じやすくなります。
ただし、薬剤や熱を使う施術のため、髪の状態に合わせた判断が必要です。
4. 傷んだ毛先をカットして、ダメージ部分をリセット
すでに強くダメージを受けた毛先は、トリートメントだけで完全に元の状態へ戻すことは難しいとされています。
そのため、パサつきが集中している毛先や枝毛をカットすることで、手触りや見た目を整えるのも有効な方法です。
毛先のパサつきや引っかかりが気になる人、全体の印象を早く整えたい人に向いています。
髪のパサつきを予防する方法
パサつきは一度落ち着いても、日常の習慣次第では繰り返し起こってしまいます。
改善できた髪をキープするためには、ダメージを増やさない予防の積み重ねが欠かせません。
ここでは、今日から無理なく取り入れられるパサパサ髪の予防法を紹介します。
1. 髪質に合ったシャンプーやトリートメントを使う
洗浄力の強すぎるシャンプー、長時間のシャンプーや洗いすぎは、髪に必要油分まで洗い流してしまいがち。
洗浄力がマイルドなものや、保湿やダメージヘアケアと表示されたものが目安になります。
一方で、ダメージ度合いや季節の変化によって合わなくなることもあります。
洗い上がりが軽すぎる、乾燥を感じる場合は、保湿力の高いトリートメントやアウトバスケアを追加するなど、今の状態に合わせて調整することが大切です。
2. やわらかい素材のタオルで優しくタオルドライ
濡れた髪を強くこすり合わせると、キューティクルがめくれ、水分保持力が低下します。
タオルドライでは、吸水性の高いタオルで髪を包み、軽く押さえるように水分を取るのが基本です。
毛先をねじったり、ゴシゴシ拭いたりするのは避け、ドライヤー時間を短縮する目的で行うようにしましょう。
3. 濡れ髪を放置しない習慣を身につける
髪が濡れている状態は、内部の水分が外へ逃げやすく、摩擦にも弱い状態です。
入浴後にスマホを見たり、自然乾燥のまま過ごしたりすると、水分が不均一に失われ、パサつきやすくなります。
タオルドライ後は30分以内を目安にドライヤーで乾かすことを意識すると、髪内部の水分バランスを保ちやすくなります。
4. 正しいドライヤーの使い方で熱ダメージを抑える
ドライヤーは近づけすぎたり、同じ場所に長時間当てたりすると、髪内部の水分が急激に失われます。
髪から15〜20cmほど離し、根元→中間→毛先の順で乾かすことで、熱の影響を最小限に抑えられます。
8割ほど乾いたら温風を止め、冷風で仕上げると、乾燥の進行を防ぎやすくなります。
5. 外出時はUVスプレーや帽子で紫外線から髪を守る
紫外線は、髪表面のキューティクルを乱し、水分を逃がす原因に。
外出時間が短くても、日差しの強い日は髪用UVスプレーを軽く吹きかけるだけで対策になります。
帽子や日傘を併用することで、日常的な蓄積ダメージを抑えやすくなりますよ。
6. エアコン使用時は乾燥にも注意
エアコンの効いた空間では、空気の乾燥に引っ張られるように髪の水分も失われていきます。
室内では湿度にも注意し、乾燥するときはエアコンの設定を調整したり加湿器を使用したりして、毛先が乾燥しやすい場合は、軽い保湿タイプのヘアミストを使うと水分低下を防ぎやすくなります。
7. シルクの枕カバーを使って、摩擦ダメージを防ぐ
就寝中の寝返りによる摩擦は、毎日少しずつキューティクルを傷つけます。
綿素材よりも摩擦の少ないシルクやサテン素材の枕カバーを使うことで、朝のパサつきや絡まりを感じにくくなります。
ロングヘアの場合は、軽くまとめて寝るのも有効です。
8. カラーやブリーチは1〜2ヶ月間隔を空ける
施術を短期間で繰り返すと、内部の水分やタンパク質が回復する前に次のダメージが重なります。
1〜2ヶ月は間隔を空け、その間にトリートメントで補修することで、パサつきの進行を抑えやすくなります。
また、新しく伸びてきた髪だけカラーをするリタッチや、既染毛はピグメントなど弱めのカラー剤で染め分ける方法も有効です。
パサパサ髪を卒業して美髪を手に入れよう!
髪のパサつきは、特別なトラブルがなくても、日々の熱・乾燥・摩擦・ケア方法の積み重ねによって少しずつ進行していきます。
大切なのは、一時的にツヤを出すことよりも、パサつきの原因を理解し、日常の習慣を整えること。
どれも特別なことではありませんが、正しく続けることで髪の状態は変わっていきます。
今の髪の状態を把握しながら自分に合ったケアを見つけて、無理なくツヤのある美髪を目指していきましょう!
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