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キューティクルって何?髪の構造・役割からダメージを防ぐケアまで解説!
2026.10.22
ヘアケア
「キューティクルとは、髪のどの部分?」
「傷んだキューティクルは、ヘアケアで元に戻る?」
キューティクルは髪の表面をうろこ状に覆う層で、髪の内部を守り、水分の調節にも関わっています。
一方で、一度傷んだキューティクルが自然に元へ戻ることはありません。毎日のケアでは、髪の表面を整え、摩擦や過度な熱による負担を抑えることが大切です。
この記事では、キューティクルの構造や役割、乱れる原因、負担を抑えるヘアケア方法を解説します!
「開く・閉じる」の意味や、ヘアオイルとヘアミルクの選び方も紹介するので、髪のケアを見直す際の参考にしてください。
この記事の監修
- 目次
キューティクルとは?
キューティクルは、うろこ状の構造が重なり合いながら髪の表面を覆っています。
この重なりにめくれや浮き上がりが生じたり、一部が欠けたりした状態を、「キューティクルが乱れる」と表現します。
キューティクルの乱れは、髪の引っかかりや手触りの変化に関係します。
「乱れる」とは、単に髪が広がったり、髪型が崩れたりすることではなく、髪の表面にあるキューティクルの状態を指す言葉です。
髪はキューティクル・コルテックス・メデュラから構成される
髪の構造は、キューティクル・コルテックス・メデュラの3層に分けて説明されます。
キューティクルは表面を覆う層で、コルテックスやメデュラはその内側にあります。
なお、メデュラはスポンジのような部分として紹介されることがありますが、すべてがスポンジ状になっているわけではありません。
髪のダメージには、表面のキューティクルだけでなく、内部のコルテックスの状態も関係します。
キューティクルにはどのような役割がある?
キューティクルには、髪の内部を守る役割があり、水分の調節にも関わっています。
また、その状態は手触りやツヤの見え方にも関係します。ここでは、髪を保護する働きと、見た目・手触りとの関係を紹介します。
1. 髪の内部を外部からの刺激から守る
キューティクルには、髪の内部を外部の刺激から守る役割があります。
キューティクルが乱れると、内部のコルテックスにもダメージが及びやすくなることも。
また、髪の水分の調節にも関わっています。キューティクルは、髪の表面を覆っているだけでなく、内部の状態を守るうえでも重要です。
髪の手触りだけに注目するのではなく、内部を守るためにもキューティクルへの負担を抑えましょう。
2. 髪の手触りやツヤの見え方に関係する
キューティクルの状態は、髪に触れたときのなめらかさや、ツヤの見え方に関係します。
乱れが生じると、指やブラシが引っかかったり、以前よりツヤが乏しく感じられたりすることがあります。
ただし、髪のツヤはキューティクルだけで決まるものではなく、キューティクルが失われた状態でもツヤが見える場合があります。
ツヤがあることだけで、「キューティクルが傷んでいない」と判断することはできません。
キューティクルが乱れると髪はどうなる?
キューティクルの乱れは、髪の引っかかりやパサつきだけでなく、内部のダメージにもつながることがあります。
ただし、こうした変化がすべてキューティクルだけの問題で起こるとは限りません。髪に現れやすい変化と、その関係を確認しましょう。
1. 髪の引っかかりやパサつきが気になりやすくなる
キューティクルにめくれや欠損が生じると、髪が引っかかりやすくなったり、パサつきが気になったりすることがあります。
指通りがなめらかでない、ブラシを通したときに絡まりやすいなど、日々の扱いにくさとして気づく場合もあるでしょう。
ただし、手触りだけでは、キューティクルがどの程度傷んでいるかを正確に見分けることはできません。
引っかかる髪を無理に引っ張らず、摩擦を抑えて扱いましょう。
2. 枝毛や切れ毛などのダメージが気になることもある
キューティクルが乱れると、内部のコルテックスが傷みやすくなり、枝毛や切れ毛につながることがあります。
枝毛や切れ毛は、コルテックスのダメージによって起こる現象です。キューティクルの乱れだけで、必ず枝毛や切れ毛になるわけではありません。
その発生には大きな力が加わることが関係し、ブラッシングが主な要因になることもあります。
髪の絡まりを力任せにほどこうとせず、ブラッシングの際も強く引っ張らないようにしましょう。
キューティクルが乱れる主な原因
キューティクルには、摩擦、過度な熱、カラーやパーマの施術、紫外線などが負担を与えます。
ひとつの原因だけでなく、日々の扱い方や施術、外部環境が重なって影響することもあります。
1. 摩擦や濡れた髪をこすることによる負担
濡れた髪を強くこするなどの摩擦は、キューティクルへの負担になります。
髪は濡れると水分を含んでふくらみ、キューティクルが剝がれやすい状態になります。このように水分を含んでふくらむことを「膨潤」といいます。
洗髪中やタオルドライの際にゴシゴシこすったり、絡まった髪に無理にブラシを通したりすることは避けましょう。
特に髪が濡れているときは、こする・引っ張るといった力を加えすぎないことが大切です。
2. ドライヤーやヘアアイロンなどの熱による負担
ドライヤーやヘアアイロンによる過度な熱は、キューティクルへ負担を与える要因です。
髪を乾かしたり形を整えたりする際も、必要以上に熱を当て続けないように注意しましょう。
髪を乾かすこと自体を避けるのではなく、過度な熱を加えない使い方を心がけてください。
3. カラーやパーマなどの施術による負担
カラーやパーマなど、薬剤を使う施術もキューティクルに負担を与えることがあります。
ただし、髪の引っかかりやパサつきがあるからといって、その原因を施術だけに絞ることはできません。普段の摩擦や熱、紫外線なども関わります。
カラーやパーマを予定している場合は、現在気になっている髪の変化を美容師に伝えましょう。
髪の状態を踏まえて、施術やその後のケアの進め方を相談してください。
4. 紫外線など外部環境による負担
紫外線も、キューティクルや髪に負担を与える要因のひとつです。
日差しを浴びることは、パサつきや手触り、髪の色の変化につながることがあります。
ただし、髪の変化には乾燥や熱、摩擦、施術なども関わるため、紫外線だけが原因とは限りません。
屋外では帽子や日傘を使うなど、髪に当たる日差しを減らす工夫を取り入れましょう。
キューティクルへの負担を抑えるヘアケア方法
キューティクルへの負担を抑えるには、濡れた髪をやさしく扱い、過度な熱や摩擦を避けることが基本です。
トリートメントで手触りやまとまりを整えながら、洗髪後の扱い方や乾かし方を見直しましょう。
1. 洗髪後はタオルで髪を強くこすらない
洗髪後はタオルで髪を強くこすらず、やさしく水分を取ります。
濡れた髪はキューティクルが剝がれやすい状態です。タオルでゴシゴシこするのではなく、髪をやさしく押さえるようにして水分を取りましょう。
絡まった部分を力任せに引っ張ることも避けてください。
水分を取るときも、髪同士やタオルとの摩擦を増やさないように扱うことが大切です。
2. 濡れた髪を放置せずドライヤーで乾かす
洗髪後は、髪を濡れたまま長時間放置せず、タオルで水分を取ってからドライヤーで乾かしましょう。
濡れている間は、膨潤によってキューティクルが剝がれやすくなっています。乾かす前のブラッシングやタオルドライでも、強い摩擦を加えないことが大切です。
なお、乾けばキューティクルの開きは小さくなりますが、欠けたり剝がれたりした部分まで元に戻るわけではありません。
髪を乾かすことと、傷んだキューティクルが元に戻ることは別だと考えましょう。
3. ドライヤーやヘアアイロンの熱を当てすぎない
ドライヤーやヘアアイロンは、同じ部分に熱を当て続けないように使いましょう。
ドライヤーは風を当てる位置を動かしながら使用し、ヘアアイロンも同じ部分へ繰り返し熱を加えすぎないようにします。
温度や使い方は機器の説明書に従い、髪の状態に合った方法で使用してください。
4. 髪の状態に合わせて洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントは、髪質やダメージの状態、求める仕上がり、製品の機能に合わせて選びます。
ヘアケア成分で髪の表面をコーティングするなどして、手触りをなめらかにしたり、まとまりを整えたりするためのものです。
ただし、こうしたケアは、傷んだキューティクルそのものを再生させるわけではありません。
使用量や使うタイミングは製品の表示に従い、今の髪の状態に合ったケアを取り入れましょう。
キューティクルに関するよくある質問
キューティクルには、「開く・閉じる」「補修する」といった表現が使われますが、実際の変化とイメージが異なる場合があります。
ここでは、開閉の考え方やダメージの見分け方、ヘアケアアイテムの選び方に関する疑問に答えます。
Q1. キューティクルは「開く・閉じる」と考えてよい?
キューティクルを「開く・閉じる」と表現することはできますが、大きく開閉する仕組みではありません。
水中では、髪の膨潤に伴ってキューティクルが少し開きます。閉じた松ぼっくりがわずかに開くようなイメージで、全開の松ぼっくりのように大きく開くわけではありません。
タオルドライ後の開きはごくわずかで、乾いた状態と大きくは変わりません。
また、「トリートメントを使わないと閉じない」というわけではなく、髪が乾くことでも閉じます。
Q2. 傷んだキューティクルは元に戻る?
一度傷んだキューティクルが自然に修復されたり、トリートメントで再生したりすることはありません。
ヘアケアでできるのは、成分によって髪の表面をコーティングするなどの物理的な補修です。手触りやまとまりを整えることはできますが、失われたキューティクルそのものが元に戻るわけではありません。
ケア後になめらかに感じても、「ダメージを受ける前の状態に戻った」とは考えず、その後も摩擦や過度な熱を避けましょう。
Q3. キューティクルが傷んでいるか見分ける方法はある?
見た目や手触りだけで、キューティクルの損傷を正確に判断することは難しいです。
髪が絡まりやすい、1本の髪の一部分がツヤとは違う白っぽさに見える、洗髪後に乾かすのに時間がかかるなど、ダメージを推測する手がかりはあります。
ただし、乾きにくさはコルテックスを含めたダメージにも関係するため、こうした変化だけでキューティクルの状態や損傷の程度まで断定することはできません。
ケアに迷う場合は、髪の状態や普段の扱い方を美容師に伝え、負担を抑える方法を相談しましょう。
Q4. ヘアオイルとヘアミルクはどちらを使えばよい?
ヘアオイルとヘアミルクのどちらがよいかは、キューティクルの状態だけでは決められません。
髪質やダメージの程度に加え、どのような手触りやまとまりにしたいか、製品にどのような機能があるかを合わせて考えます。
「キューティクルが傷んでいるから必ずオイル」「パサつくから必ずミルク」と、種類だけで選ぶのは避けましょう。
髪の悩みや求める仕上がりに合う製品の表示を確認し、記載された使い方に従って使用してください。
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