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白髪を黒髪に戻す方法とは?研究者がメカニズムと黒髪への戻し方を徹底解説!

白髪を黒髪に戻す方法とは?研究者がメカニズムと黒髪への戻し方を徹底解説!

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「白髪が黒髪に戻ることはある?」
「白髪を黒髪に戻す方法が知りたい!」

白髪が一度生えたあとに「黒髪に戻った」と感じるケースは、決して珍しい話ではありません。

ただし、すべての白髪が黒髪に戻るわけではなく、年齢や白髪が生えた原因、毛根の状態によって可能性に大きな差が出てきます。

そこでこの記事では、ホーユー研究員の伊藤さんの話を元に「白髪が黒髪に戻ることがあるのはなぜ?」という疑問の真相について、わかりやすく解説していきます!

監修

伊藤健さん

ホーユー株式会社 総合研究所 研究員

伊藤 健さん

基礎研究に従事し、ヤーバサンタによる白髪改善・予防研究成果を記者発表
[発表] 2023年8月23日 白髪改善・予防研究成果 記者発表会
[出演] 東海テレビ、ニュースOne 他多数

目次

白髪が黒髪に戻ったのはなぜ?白髪が黒くなった理由を研究員が解説!

一般女性の意見

白髪が黒髪に戻りました!原因は何ですか?

結論から言うと、一度生えた白髪そのものが黒髪に戻ることは基本的にありません。

ただし、白髪が生えていた毛穴(毛根)から再び黒髪が生えてくることはあり、「白髪が黒髪に戻った」と感じるケースが起こるのはそのためです。

白髪の原因になっていたメラノサイトの機能が回復することで、再びメラニン色素が作られるようになります。

その結果、同じ毛根から次に生えてくる髪には色がつき、黒髪として伸びてくるというわけです。

そもそも白髪が生えるメカニズムとは?

白髪のメカニズム

実は、生まれたての髪はすべて白い状態です。

髪に色をつけているのは色素細胞(メラノサイト)が作り出す"メラニン色素"で、毛根で作られたばかりの髪には、まだメラニン色素が含まれていません。

毛根で髪が作られる過程で、メラノサイトがメラニン色素を生成し、それを髪が取り込むことで、黒髪や茶色の髪になります。

しかし、色素細胞や、その元となる色素幹細胞が正常に働かなくなると、メラニン色素は作られなくなります。

その結果、色がつかないままの髪いわゆる"白髪"が頭皮から生えてくるのが白髪の仕組みです。

黒髪に戻る白髪と戻らない白髪の違いとは?

色素細胞が機能低下している場合

  • 白髪に戻る可能性あり

色素細胞が機能停止している場合

  • 白髪に戻る可能性あり

色素細胞と色素幹細胞が枯渇している場合

  • 白髪に戻る可能性なし

白髪はすべて同じように見えますが、毛根内部の状態によって「黒髪に戻る可能性がある白髪」と「戻らない白髪」に分かれます。

"黒髪に戻る白髪"と"戻らない白髪"の決定的な違いは、メラニン色素を作る「色素細胞(メラノサイト)」、そしてその元となる「色素幹細胞」が毛根の中に残っているかどうか。


白髪であっても、色素細胞の働きが一時的に低下しているだけ、あるいは色素幹細胞が毛根内に残っている場合は、何らかのきっかけで再びメラニン色素が作られるようになり、同じ毛穴から黒髪が生えてくることがあります。

一方、加齢や遺伝などの影響で色素細胞と色素幹細胞の両方が失われている場合は、色を作る仕組み自体が存在しないため、白髪が黒髪に戻ることはありません。

なお、これらの違いは外見から見分けることはできず、白髪1本ごとに毛根内部の状態は異なると考えられています。

黒髪に戻せる白髪を黒くする方法

すべての白髪が黒髪に戻るわけではありませんが、色素細胞や色素幹細胞の機能が残っている白髪であれば、黒髪に戻る可能性があると考えられています。

その場合に大切なのは、髪そのものに直接アプローチすることではなく、毛根や頭皮の環境を整え、色素細胞が本来の働きをしやすい状態をつくることです。

ここでは、日常生活の中で無理なく取り入れられる、黒髪に戻せる可能性のある白髪への具体的な対策を紹介していきます。

1. ストレスの原因からできるだけ離れる

ストレスの原因からできるだけ離れる

白髪とストレスの関係については、近年、神経の興奮状態が続くことで白髪が増える可能性があるという研究報告が出ています。

ストレスによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、メラニン色素を作るための色素幹細胞が減少しやすくなり、新しく生える髪に色素細胞が十分に供給されなくなる可能性が指摘されています。

メカニズムの詳細はまだ解明されていませんが、慢性的なストレスが続くことで白髪が増えやすくなることは否定できません。

完全にストレスをなくすことは難しいため、瞑想やヨガ、デジタルデトックスなどを取り入れ、こまめにリラックスする時間を確保することが大切です。

2. ほどよい頭皮マッサージで血流を改善する

ほどよい頭皮マッサージで血行促進

頭皮マッサージは、頭皮の血行を促進し、毛根に栄養や酸素が届きやすい環境を整えることに役立ちます。

また、頭皮には自律神経に関係するツボが多く、刺激することで緊張が和らぎ、リラックス効果も期待できます。

強くこする必要はなく、指の腹でやさしく行うことで、健康的な毛髪環境を保つサポートになります。

3. 頭皮エッセンスで頭皮の環境を整える

頭皮ローションでケア

白髪予防を意識するなら、頭皮ローションを使ったケアも有効です。

ただし、どんなローションでもよいわけではありません。

近年注目されているのが、エリオジクチオン・アングスチフォリウム種のヤーバサンタエキスを配合した頭皮用アイテム。

エリオジクチオン・アングスチフォリウム種のヤーバサンタエキスは髪の色に関わる色素細胞や色素幹細胞に働きかけるとされ、白髪ケアの観点から期待されています。

保湿だけでなく、頭皮の土台を整える成分が入っているかを確認し、毎日のケアに無理なく取り入れることが大切です。

4. 毛髪の修復・再生が行われやすい睡眠を意識する

規則正しい睡眠

睡眠不足が白髪の原因になるとする情報も見られますが、成長ホルモンの分泌低下と白髪の発生を直接結びつける明確な科学的根拠は、現時点では示されていません

ただし、慢性的な睡眠不足は体の回復機能や自律神経のバランスに影響を与え、結果として毛根環境が乱れやすくなることは知られています。

そのため、白髪が増えやすい状態につながる可能性を完全に否定することはできず、白髪予防を意識するうえでも適切な睡眠時間を確保することは重要といえるでしょう。

5. 栄養不足を解消する

栄養バランスの取れた食事

健康で丈夫な髪を育てるためには、栄養バランスの取れた食事が欠かせません。

髪の主成分であるタンパク質をはじめ、亜鉛やビタミン類は毛髪環境を整える重要な栄養素です。

さらに、黒い髪を作るメラニン色素に関わる栄養素として、カルシウムや銅、チロシンも重要とされています。

乳製品や大豆製品、魚介類、ナッツ類、緑黄色野菜などを日常的に取り入れ、栄養不足を防ぐことが、白髪対策の基本となります。

白髪を黒髪に戻したいときのNG行為

間違った対処をしてしまうと、かえって毛根や頭皮に負担をかけてしまうことがあります。

白髪の状態によっては黒髪に戻る可能性があるものの、そのためには色素細胞が働きやすい環境を守ることが前提です。

ここでは、白髪対策としてやりがちなものの、実は逆効果になりやすい行為について解説します。

1. 白髪を無理に抜く

白髪を抜く

白髪を見つけると抜きたくなるかもしれませんが、無理に抜くことはおすすめできません。

もし白髪を抜いても、その毛根から生えてくるのは同じように白髪です。

しかもくせ毛になって生えるようになる可能性があり、余計に目立ってしまうこともあります。

気になる白髪を見つけても抜かないようにしてください。

2. 極端な食事制限や暴飲暴食

過度な食事制限や暴飲暴食

過度な食事制限は、髪の成長や色素生成に必要な栄養素の不足を招きやすくなります。

一方で、暴飲暴食も体内環境を乱し、血行不良や代謝低下の原因に。

栄養バランスが崩れると、毛根や色素細胞が正常に働きにくくなるため、白髪対策としては逆効果になりやすい行為です。

3. 過度な飲酒や喫煙

過度な飲酒や喫煙は、血流や体内の酸化ストレスに影響を与えるとされています。

血流が悪くなると毛根に十分な栄養や酸素が届きにくくなり、色素細胞の働きにも悪影響を及ぼす可能性があります。

白髪を黒髪に戻したい時期は特に、量や頻度を見直すことが大切です。

白髪とうまく向き合って、黒髪に戻る可能性を最大化しよう!

白髪が黒髪に戻ったと感じるケースは、一度生えた白髪そのものが黒くなったのではなく、毛根の状態が変化し、次に生える髪に色がついた結果と考えられます。

毛根内に色素細胞や色素幹細胞の機能が残っている場合には、生活習慣や頭皮環境を整えることで、黒髪に戻る可能性があることも分かっています。

一方で、すべての白髪が黒髪に戻るわけではなく、加齢や遺伝によって色素を作る仕組みが失われた白髪は、元に戻らないケースもあります。

白髪を黒髪に戻したいときは、無理な対処を避け、ストレスケアや栄養バランス、頭皮環境の改善など、色素細胞が働きやすい土台づくりを意識することが大切です。

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