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ヘアマニキュアを使った白髪染め完全ガイド。気になる疑問やお悩みを全て解消します!
2025.12.01
ヘアカラーリング
「ヘアマニキュアで白髪染めできる?」
「ヘアマニキュアって結局どうなの?」
ヘアカラーでの白髪染めは一般的ですが、ヘアマニキュアについては知らないこともたくさんありますよね。
そこでこの記事では、ヘアマニキュアを使った白髪染めについて徹底解説!
気になる疑問やお悩みを解決するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 目次
ヘアマニキュアは白髪染めとして使える?
結論から言うと、ヘアマニキュアは白髪染めとして使われており、白髪用のヘアマニキュアとして市販もされています。
ヘアマニキュアは髪の表面に色素をコーティングするタイプのカラー剤で、脱色作用がなく、毛髪へのダメージがほとんどないのが特徴。
色持ちは約3週間〜1ヶ月ほどですが、髪にツヤと潤いを与えながら自然に白髪をカバーできます。
一方、一般的な白髪染めは、2種類の薬剤を混ぜて髪内部に染料を浸透させる仕組みのカラー剤。
キューティクルを開いて成分が髪の内部に浸透して染まるタイプなので、少なからず髪へのダメージがあります。
頭皮の状態や理想のスタイルに合わせて、製品を使い分けるのがおすすめです。
ヘアカラーとヘアマニキュアの違いについては以下で詳しく解説しています。
ヘアマニキュアを白髪染めに使うメリット
実際にヘアマニキュアを白髪染めとして使う前に、改めてメリットを確認しておきましょう!
ヘアマニキュアを選ぶ理由がはっきりすることで、使い心地の良さを実感してもらえるはずです。
1. ジアミン不使用で、アレルギーやかぶれの心配が少ない
ヘアカラーに使用されるジアミン系の染料は染毛力が高い一方で、アレルギーを発症したり、肌に合わない場合に赤みやかゆみを引き起こすことがあります。
ヘアマニキュアはジアミン系染料を使用していないため、一般的な白髪染めに比べてアレルギーやかぶれが起こりにくいのも魅力。
ヘアマニキュアはヘアカラーでかぶれた経験がある方でも使いやすいのがポイントです。
2. カラー剤特有のツンとしたニオイがほとんどない
ヘアマニキュアはアルカリ剤や酸化剤を使わないため、カラー剤特有のツンとしたニオイがほとんどありません。
薬剤反応が穏やかなので刺激臭が少なく、施術中も快適に過ごせます。
カラー剤特有の香りが苦手な方や、妊娠中など香りに敏感な方にとっても大きなメリットになります。
3. アルカリカラー剤に比べて繰り返しても髪が傷みにくい
ヘアマニキュアは髪のメラニン色素を脱色せず、表面とやや内側に色を重ねるように染めるため、髪への負担が少ないのが特徴。
アルカリカラー剤のようにキューティクルを開いて染料を浸透させるわけではないため、繰り返し使っても髪が傷みにくいです。
薬剤の混ぜ合わせも不要で、手軽さと髪への優しさを兼ね備えたカラー方法といえます。
ヘアマニキュアを白髪染めに使うデメリット
髪や頭皮にやさしいヘアマニキュアですが、万能というわけではありません。
仕上がりや扱い方に注意が必要なポイントもあるので、実際に使う前に知っておきたいヘアマニキュアの4つのデメリットを紹介します。
1. 白髪以外の黒髪部分には色みがほぼ入らない
ヘアマニキュアは白髪を染めるには最適ですが、髪の内部に染料を浸透させず表面をコーティングする仕組みのため、黒髪部分にはほとんど色が入りません。
そして、ブリーチ作用がないため元の髪色より明るくすることはできません。
「理想の仕上がりにならなかった。」と後悔しないためにも、ヘアマニキュアの特徴としてあらかじめ知っておくと安心です。
2. 色持ちが短く、3〜4週間ごとに染め直しが必要
内部まで浸透するアルカリカラーと違い、へマニキュアはキューティクルの上に色が定着しているだけなので、持ちは3〜4週間ほどで、シャンプーのたびに少しずつ色が落ちていきます。
色落ちを防ぐために洗浄力のやさしいアミノ酸系シャンプーを使うのが効果的。
染めたあとはぬるめのお湯で洗う、ドライ後に冷風でキューティクルを整える、などお手入れにも気をつけると良いですよ。
3. 染めた直後はタオルや枕への色移りしやすい
染料が髪の表面に付着しているため、染めた直後は濡れた髪から色がにじみやすく、タオルや枕カバーに色移りすることがあります。
特に暗めのカラーほど染料が濃く、色が残りやすい傾向があるので注意が必要です。
染めた当日はしっかり乾かしてから寝ること、白いタオルを避けて濃い色のものを使うこと、など対策するのがおすすめ。
数日後には定着が安定し、色移りはほとんど気にならなくなります。
4. 頭皮や肌につくと落としづらい
ヘアマニキュアは染料の定着力が高いため、皮膚に付着すると落ちづらい特徴があります。
セルフカラーの場合は、事前に生え際や耳まわりに保護クリームやワセリンを塗っておくのが効果的。
もしついてしまった場合は、できるだけすぐに拭き取りましょう。
ホーユーダイレクトオンラインでは、ヘアカラー剤専用のクリーナーなども取り扱っておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ヘアマニキュアでの白髪染めはどんな人におすすめ?
ヘアマニキュアのメリット・デメリットを見てきましたが、実際のところどんな人に向いていて、どんな人にはあまり向かないのでしょうか。
ここでは、特徴を踏まえてヘアマニキュアを使った白髪染めが「おすすめな人」と「おすすめできない人」をそれぞれ紹介します。
ヘアマニキュアを使った白髪染めがおすすめな人
ヘアマニキュアでの白髪染めがおすすめな人
- アルカリカラー剤でかぶれた経験がある方
- 髪のダメージをできるだけ避けたい方
- 白髪を自然になじませたい方
- カラー剤のニオイが苦手な方
- 仕上がりに明るさを求めてない方
ヘアマニキュアは、肌や髪へのやさしさを重視する人にぴったりです。
ブリーチ作用がなく、地肌につけずに染められるため、頭皮への負担を最小限に抑えられます。
たとえば、肌が弱くカラー剤でしみた経験がある人や、妊娠中で香りや刺激に敏感になっている人には特におすすめ。
また、髪のダメージをこれ以上増やしたくない人や、白髪を“隠す”より“自然になじませたい”人にも向いていますよ。
ヘアマニキュアを使った白髪染めがおすすめできない人
ヘアマニキュアでの白髪染めがおすすめできない人
- 白髪以外の部分を明るくしたい方
- 根元や生え際からしっかり染めたい方
- 鮮やかな発色やデザインカラーを楽しみたい方
- 定期的な染め直しが面倒で苦手な方
- 白髪の量が少ない方
一方で、ヘアマニキュアは黒髪を明るくしたい人や、根元からしっかり染めたい人には不向きです。
また、個性的な色味やデザインカラーを楽しみたい人にとっては、発色の穏やかさが物足りなく感じるかもしれません。
"明るく染めて印象を変えたい"という人や"色落ちしないカラーを重視したい"という人には、アルカリカラーの白髪染めがおすすめです。
ヘアマニキュアで白髪染めする方法
実際にどのように使えばムラなくきれいに染まるのでしょうか。
ここからは、自宅でも試しやすいヘアマニキュアの手順とポイントを紹介します!
初めての方でも安心して使えるよう、準備から仕上げまで順を追って解説するので、ぜひチェックしてくださいね。
1. 生え際、耳、えりあしを着色から保護する
ヘアマニキュアは地肌につくと落ちにくいため、生え際や耳のまわり、えりあし等にはワセリンやコールドクリームなどを塗っておきましょう。
商品によっては、クリームが付属しているものもありますよ。
肌を保護しておくと、もし薬剤がついてもすぐに落としやすくなります。
2. 頭皮を避け、白髪の多い部分から塗布していく
白髪が気になる部分から塗布を始めましょう。
分け目を変えながら、髪にムラなくつくまで繰り返すのがコツです。
特に前髪やサイドをぬるときは、髪がたれてヘアマニキュアが顔に付いてしまいやすいので注意してください。
髪全体にムラなく塗布できるよう、少しずつ丁寧に進めましょう。
3. 放置時間を守ってしっかり定着させる
全体に塗り終えたら、髪が肌につかないようにクリップなどでまとめ、指定の時間そのまま放置します。
放置時間は商品や室温によって異なるため、必ず使用説明書の案内に従ってください。
時間を守ることで、色がムラなくきれいに定着します。
4. ぬるま湯で丁寧にすすぎ、シャンプー・コンディショナーで仕上げる
時間が経ったら、手袋をしたままぬるま湯でヘアマニキュアをよくすすぎましょう。
その後、シャンプーは2回し、コンディショナーで仕上げましょう。
浴室やタオルに色がつかないよう注意してくださいね。
5. ドライヤーで優しく乾かす
髪を乾かす際は、タオルで水気を取り、ドライヤーで根元からしっかり乾かします。
濡れたままにすると色落ちや色移りの原因になるため、完全に乾かしておくことが大切です。
乾かした後は、髪にツヤとまとまりが出て、美しい仕上がりになります。
ヘアマニキュアでの白髪染めが長持ちする秘訣
ヘアマニキュアは髪にやさしく白髪を自然にカバーできますが、どうしても色落ちは避けられません。
少しでもきれいな仕上がりを長く楽しむために、日常の中で気をつけたいポイントを確認しておきましょう!
1. 摩擦と熱をできるだけ避ける
髪は摩擦や高温に弱いため、ゴシゴシ洗いや高温のドライヤー・アイロンは避けましょう。
シャンプーは泡で包むようにやさしく洗い、ドライヤーは中温〜低温設定で乾かすと色持ちがよくなります。
2. 定期的な重ね染めで色を定着させる
ヘアマニキュアは使うたびに少しずつ髪に色が定着していくタイプです。
1か月程度を目安に重ねて染めることで、発色が安定し、ツヤとまとまりが続きやすくなります。
定期的なケアを続けることで、より美しい髪色をキープできます。
ヘアマニキュアと白髪染めに関するQ&A
Q1. ヘアマニキュアは続けると良くない?
ヘアマニキュアを続けると髪や頭皮に悪いということはありません。
ヘアマニキュアは髪の表面に色をコーティングするタイプなので、髪の内部を化学的に変える白髪染め(アルカリカラー)に比べてダメージが少ないとされています。
ただし、どんな製品でも使いすぎれば髪が乾燥したり、頭皮に刺激を感じたりする可能性はあります。
体調や髪の状態を見ながら、間隔を空けて使うのが安心です。
Q2. 美容師さんがヘアマニキュアを嫌がるって本当?
一部の美容師さんが「扱いづらい」と感じることがあるのは事実ですが、すべての美容師さんが嫌がるわけではありません。
ヘアマニキュアは髪の表面に色を重ねる仕組みのため、次に別のカラーを重ねたいときに色が残っていると調整が難しくなることがあります。
そのため、サロンでのカラー施術を前提にしている美容師さんが「ちょっと扱いにくい」と感じる場合があるのです。
つまり、「髪に悪いから嫌がる」のではなく、「後のカラー計画が立てづらい」という技術的な理由によるものです。
自宅でヘアマニキュアをした場合は美容師さんに伝えると安心です。
Q3. ヘアマニキュアだと髪の根元まで染められない?
ヘアマニキュアは頭皮につくと色が落ちにくいため、地肌を避けて塗る必要があり、根元ギリギリまでしっかり染めるのは難しいです。
そのため、髪の生え際や分け目の白髪はやや染まりづらくなる傾向があります。
ただし、慣れればコームやブラシを使って目立つ部分をカバーすることは可能。
「根元をまったく染められない」わけではありませんが、一般的な白髪染めほどのカバー力は期待できません。
Q4. ヘアマニキュアって体に悪い?
現在のところ、「ヘアマニキュアが体に悪い」「発がん性があって危険」といった噂に明確な証拠はありません。
ヘアマニキュアは髪の表面に色をのせるだけなので、頭皮への浸透が少ないものです。
ただし、「絶対に安全」と言い切れる化粧品はありません。肌が弱い方や体調がすぐれない時は使用を控えるなど、慎重に使うことが大切です。
ヘアマニキュアをうまく活用して、自分に合った白髪染めを。
ヘアマニキュアを使った白髪染めはメリット・デメリットそれぞれありますが、好みや理想に合わせることでヘアカラー剤よりも理想的な仕上がりを目指すこともできます。
好みの色みであったり、染める頻度、体調や頭皮の状態などを踏まえ、自分に合った白髪染めを選んでみてくださいね!
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