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ダブルカラーとは?ブリーチ必須?メリット・デメリットから人気髪色まで紹介!
2025.11.05
ヘアカラーリング
「ダブルカラーって何をするの?」
「ブリーチなしでもダブルカラーはできる?」
発色がクリアで透け感のある髪色に近づける人気のダブルカラー。
ベースを明るく整えてから色を重ねるから、シングルカラーでは出しにくい色みや質感まで狙えます。
この記事では、ダブルカラーとは何かわかりやすく解説!
シングルカラーとの違いやブリーチは必要かどうか、メリット・デメリットまでを分かりやすく整理します。
実際の仕上がりが想像しやすいダブルカラースタイル集も紹介するので、自分に合う髪色と仕上がりの方向性が明確になりますよ。
- ※本記事で紹介しているヘアスタイル画像の一部は、AIにより生成されたイメージです。 髪色やスタイルのイメージをわかりやすくお伝えするためのもので、実在の人物や施術例ではありません。
ダブルカラーとは?
ダブルカラーは、2工程で色みを作るヘアカラーです。
最初にベースの明るさをブリーチなどで上げ、次に目的の色みを重ねるカラー技法のこと。
工程を分けることで元の髪色による濁りを抑えて発色と透明感を両立しやすく、ベージュ・グレージュ・ピンク・ラベンダーなどの繊細な色みも再現しやすくなりますよ。
仕上がりは光に透ける軽さ・やわらかさが出やすく、同じトーンでもシングルカラーに比べて印象が大きく変わります。
トレンドのハイトーンやくすんだ色みを狙いたい人に向いているカラーです。
ダブルカラーとシングルカラーとの違い。発色・透明感・持ちの差とは?
ダブルカラー
シングルカラー
ダブルカラーとシングルカラーの1番の違いは、表現できる色の幅と質感です。
ダブルカラーは土台を先に明るく整えてから色を重ねるため、クリアな発色になり、光を含んだ透け感・抜け感が出やすいのが特徴。
対してシングルカラーは地毛の色素が残る分彩度は控えめで、ブラウンベースの落ち着いたツヤとまとまりを強調する仕上がりになります。
色持ちに関しては、ダブルカラーは色がはっきり出るぶん退色を感じやすい傾向があり、シングルカラーは安定しやすいのが一般的です。
ただし、カラー用シャンプーの活用や低温ドライ、UV対策などのホームケアを取り入れると、どちらのメニューでも色持ちは改善できます。
ブリーチなしでもダブルカラーはできる!
ラベンダーブラウン
オリーブベージュ
ブリーチを使わなくてもダブルカラーは可能です。
高明度のカラー剤でベースをやさしくトーンアップし、その上に目的の色みを重ねれば、ブリーチなしでも高発色な仕上がりが狙えます。
ダメージや刺激を抑えやすく、職場や校則のある環境でも挑戦しやすいのがメリット。ツヤ感を残しやすいので、きれいめな印象に仕上げたい人にも向いています。
色みの幅としては、ミルクティーブラウン、オリーブベージュ、ピンクブラウン、ダークグレージュなどが特に相性◎。
一方で、ハイトーン特有の強い透明感や寒色の抜け感は、ブリーチありに比べるとややマイルドになります。
もともと赤みが出やすい髪質では、目標色まで数回に分けて調整することもあります。
ダブルカラーのメリット・デメリット
ダブルカラーは、ベースを整えてから色を重ねる2工程のカラー。
発色・透明感・デザインの幅が大きく広がる一方で、時間・コスト・ダメージ・色落ちの負担も伴います。
ここでは、選ぶ前に知っておきたいダブルカラーのメリットとデメリットをわかりやすく整理します。
ダブルカラーのメリット
ダブルカラーの魅力は、まず透明感と高発色にあります。
ベースを先に整えてから色を重ねるため、にごりの少ないクリアな色みに仕上がり、室内外や光の角度で見え方が変わる透け感も楽しめます。
さらにトレンド色や淡色の再現性が高く、ピンク・ラベンダー・グレージュ・ホワイト系など、通常のヘアカラーでは出しにくい色みや繊細なくすみニュアンスまで狙いやすいのが強み。
デザインの自由度も大きく、全頭・インナー・裾カラー・ハイライト・バレイヤージュなど、配置デザインと色みを自在に組み合わせられるため、似合わせや印象づくりの幅がぐっと広がります。
ダブルカラーのデメリット
ダブルカラーのデメリットは、まず髪・頭皮への負担です。
ブリーチ工程が増えるぶんダメージや刺激のリスクは上がるため、ケアブリーチや前処理・後処理での保護を前提に考えましょう。
次に時間とコスト。
美容室での施術時間は長くなりやすく、ケア剤の有無や髪の長さで料金も変動します。
さらに色落ちの早さとホームケアが重要になる点も大きいでしょう。
発色がきれいなほど退色は目立ちやすい傾向があります。
カラーシャンプーの活用、低温でのドライ、紫外線対策などのホームケアを日常的に取り入れることが仕上がりを長持ちさせる鍵になります。
ダブルカラーのおすすめスタイル31選
ここからは、ダブルカラーのおすすめスタイル31選を紹介していきます。
ダブルカラーで叶えられる色みと質感を、ブリーチあり、ブリーチなし、デザイン系の3カテゴリで厳選。
なりたい雰囲気や、仕事・学校での許容範囲に合わせて選べるラインアップです。
【ブリーチあり】ダブルカラーのおすすめヘアカラー21選
ここからは、ベースを明るくして色を重ねるブリーチありのダブルカラースタイル21選を紹介します。
ピンクやラベンダー、ホワイト系など、写真映え重視のラインアップです。
1. ホワイトピンク:ミルキーな透明感で肌映えハイトーン
ベースを明るく整えてから、ほんのり白みを含んだピンクを重ねたブリーチありのダブルカラー。
にごりのない発色で、光に当たるたびにふわっと透けるやわらかさが出ます。
肌映えがよく、血色感と清潔感をさりげなくプラスできるのが魅力です。
ハイトーンでも幼く見えにくく、上品な可愛さにまとまります。
コーデは白やライトグレー、淡いデニムなどの明るいトーンと好相性。
小物はゴールド系でアクセントをつけ、メイクはコーラル〜ピーチでまとめると髪のミルキーな質感が引き立ちます。
2. ピンクベージュ:やわらかい透明感で大人可愛い
髪を明るくしてから、ベージュを含ませたピンクを重ねたブリーチありのダブルカラー。
黄みを抑えたまろやかな色みで、ツヤと透け感がきれいに映ります。
やさしい発色で肌なじみが良く、甘さは欲しいけど子どもっぽく見せたくない人にぴったり。
顔色をふわっと明るく見せやすいのも魅力です。
コーデは黒やネイビーなどの引き締め色で甘さをバランス。
デニムやベージュ系のワントーンにも馴染み、アクセはシルバーを合わせると上品にまとまります。
3. ピンクグレージュ:くすみニュアンスで大人の抜け感
ピンクの甘さにグレージュのくすみを重ねた髪色。
ブリーチありのダブルカラーなら赤みを抑えつつ柔らかく発色し、光に当たるとほのかな透け感が出ます。
可愛いだけに寄らず、落ち着きと上品さを両立できるのが魅力。
肌なじみが良く、色落ちしてもミルクティー色に近づいていくため過程もきれいです。
コーデはグレーやチャコール、ベージュ系と相性抜群。
アクセはシルバーやパールでまとめると、くすみのニュアンスがより引き立ちます。
4. ピンクラベンダー:可憐なくすみとツヤで上品見え
やわらかなラベンダーにピンクの温度感を足した色み。
ダブルカラーならにごりが出にくく、ストレートでも毛流れのツヤがきれいに映ります。
黄みをほどよく抑えつつ、肌を明るく見せて大人っぽい柔らかさを添えられるのが魅力。
色落ちはミルクティー寄りに抜けていき、過程も上品です。
コーデはグレーやオフホワイト、淡色デニムが好相性。
アクセはシルバーやパール、メイクはローズ〜モーヴで統一すると、くすみのニュアンスが一段と引き立ちます。
5. チェリーピンク:深みとツヤで色気が宿る
ブリーチで土台を明るく整え、チェリー寄りのピンクを重ねたブリーチありのダブルカラー。
赤みの奥行きとピンクの可愛さが同居し、光の角度でツヤがしっかり映えます。
肌の血色をきれいに引き上げ、顔まわりを華やかに見せたい日にも頼れる色み。
落ち着いたトーンでも存在感があり、写真映えもしやすいのが魅力です。
コーデはブラックやネイビーで引き締めると大人っぽく、ブラウン系と合わせれば上品。
小物はレザーやゴールドでまとめ、リップはチェリー系に寄せると統一感が出ます。
6. グレージュ:赤みオフで軽やかさと洗練された抜け感
明るく整えたベースにグレー×ベージュを重ねるブリーチありのダブルカラー。
にごりが少なく、毛先まで柔らかい透明感がすっと通る色みです。
ショートでも重く見えにくく、髪の動きがきれいに映ります。
赤みをほどよく抑えたい人や、大人っぽさと今っぽさを両立したい人におすすめ。
色落ちはミルクティー寄りに抜けていき、過程もきれいに楽しめますよ。
白やグレー、デニムなどのシンプルコーデと好相性。
アクセはシルバーやパールでまとめると、くすみニュアンスが上品に引き立ちます。
7. アッシュグレー:赤みオフのクール透明感
ベースを明るく整えたうえで、灰色ニュアンスを重ねたブリーチありのダブルカラー。
赤みをしっかり抑えたクリアな発色で、光に当たるとさらっと透けるクールな質感が出ます。
顔周りの陰影が整い、シャープで洗練された印象に。
重さが出やすいロングでも軽やかに見え、色落ちはアッシュ〜グレージュ方向へ抜けて過程もきれい。
モノトーンやネイビー、デニムと相性が良く、アクセはシルバーが◎。
メイクはくすみベージュやグレーラインでまとめると、アッシュの透明感が一段と際立ちます。
8. ラベンダーグレージュ:黄みをやさしく抑える上品な透け感
ベースを明るく整えてから、ラベンダーで黄みをほどよくオフしつつグレージュを重ねたブリーチありのダブルカラー。
くすみすぎない柔らかな発色で、光に触れるたびにしっとりとした透明感が出ます。
肌なじみがよく、顔色をワントーン明るく見せながら大人っぽい落ち着きをキープできるのが魅力。
色落ちはミルクティー方向にゆるやかに抜け、過程もきれいです。
コーデはベージュやグレー、白シャツ×デニムなどのクリーン系が好相性。
アクセはシルバーやパールを合わせると、ラベンダーのニュアンスが上品に映えます。
9. パープル:青みの深みで凛としたツヤ
青み寄りのパープルを、明るく整えたベースに重ねたブリーチありのダブルカラー。
にごみを抑えた均一な発色で、ストレートでもウェーブでも面のツヤがきれいに出ます。
顔まわりの黄みをほどよくカバーして透明感と引き締め感をプラス。
色落ちはアッシュ〜グレージュ方向に移ろい、過程もきれいに楽しめます。
コーデは黒・チャコール・白などのシンプル配色と好相性。
アクセはシルバーや小ぶりのパール、メイクはベリー系リップを一点足すと上品にまとまります。
10. シルバーグレージュ:金属感のツヤと都会的な抜け感
しっかり明るくしたベースに、シルバーのクールさとグレージュの柔らかさを重ねたブリーチありのダブルカラー。
黄みを抑えたクリアな色みで、ストレートボブの面がつるんと光り、モードすぎず上品にまとまります。
透明感とシャープさを同時に引き寄せ、顔周りをすっきり見せたい人にもおすすめ。
退色してもアッシュ〜グレージュにゆるやかに移ろい、過程もきれいです。
コーデは白・黒・グレーのモノトーンやデニムが好相性。
アクセはシルバーやメタリック小物でリンクさせ、メイクはグレーブラウンのラインやベージュ系リップでミニマルに仕上げると、カラーの洗練が引き立ちます。
11. ホワイトシルバー:無彩色のクリア感でミニマルに映える
しっかり明るくした土台に、黄みをコントロールしたホワイトシルバーのダブルカラー。
白に近いシルバーがムラなく発色し、ボブの面がつるんと光ってミニマルな美しさが出ます。
顔まわりをクリアに見せ、清潔感とシャープさを同時にプラス。
髪の動きやカットラインが際立つので、写真映えも良好です。
コーデは白・黒・グレーのモノトーンやデニムでクリーンに。
アクセはシルバーやメタリックを一点効かせ、メイクはベージュリップ+薄めのラインで仕上げると洗練度が高まります。
12. ホワイトベージュ:やわらかい抜け感と清潔感を両立
澄んだ明るさのベースに、白みを含んだベージュを重ねたブリーチありのダブルカラー。
黄みをほどよく整えたナチュラルな発色で、陽に当たるとふんわり透ける軽さが出ます。
肌写りがよく、清潔感はキープしつつ今っぽい抜け感をプラスできるのが魅力。
強すぎない色みなので、初めてのハイトーンにも挑戦しやすい仕上がりです。
白シャツやベージュ~ブラウンのワントーン、淡いデニムと好相性。
アクセはゴールドの細めラインや革小物で温度感を足し、メイクはベージュ~サンド系でまとめると上品に決まります。
13. ネイビーブルー:暗めでも透ける、清潔感のあるクールさ
深い青をベースの明るさに合わせて重ねたブリーチありのダブルカラー。
暗髪寄りでも重たくならず、光に当たるとほのかに透けるクールな質感が出ます。
顔周りをきゅっと引き締めつつ、ツヤと清潔感をしっかりキープできるのが魅力。
色落ちはアッシュ〜グレー方向にゆるやかに移ろい、過程もきれいです。
コーデは白シャツやボーダー、デニムなどの定番と好相性。
小物はシルバーでまとめ、メイクはベージュ〜ローズのナチュラル系にするとネイビーの上品さが引き立ちます。
14. ブルーブラック:暗髪のきちんと感に、ほのかな青みの透明感
深いブラックにネイビーのニュアンスを少しだけ重ねたブリーチありのダブルカラー。
黒に見える角度でも、光が入ると青みがすっと浮き上がり、面のツヤがより均一に映ります。
落ち着いた印象を保ちながら清潔感と小顔見えを狙えるのがメリット。
暗めでも重たくなりにくく、色落ちはアッシュ〜グレー方向へ移ろうため、過程もきれいです。
白シャツや黒のミニマルコーデ、濃紺デニムと好相性。
アクセはシルバー、メイクはブラウン系アイライン+血色リップ控えめでまとめると、ブルーブラックの上品な青みが引き立ちます。
15. オリーブグレージュ:赤みをそっと抑える柔らかモード
明るさを出した土台に、オリーブのニュアンスとグレージュのまろやかさを重ねたブリーチありのダブルカラー。
赤みを控えめにしつつ、にごりのない発色で髪の面がすっと整い、落ち着いたのに軽やかな透け感が出ます。
肌写りはナチュラルで、大人っぽい抜け感とこなれ感を同時にプラス。
派手すぎないのに印象が変わるので、カラーデビューのハイトーンやトーンダウンにも使いやすい色みです。
コーデは白シャツやベージュ、カーキ、デニムなどの定番と好相性。
アクセはゴールド系で温度感を足し、メイクはオリーブやブラウンのアイシャドウ+ベージュリップでまとめると、オリーブのニュアンスがきれいに引き立ちます。
16. カーキベージュ:まろやかな抜け感で赤みをそっとオフ
明るさを出した土台に、ほんのりグリーン味を含むベージュを重ねたブリーチありのダブルカラー。
カーキのニュアンスで赤みをやわらげつつ、軽さと柔らかさを同時にまとえます。
ショートやレイヤーでも毛束感がきれいに立ち、ナチュラルなのに今っぽいムードに。
顔写りが落ち着いて見えやすく、季節を選ばないのが利点。
派手になりすぎず印象を更新でき、色落ちはベージュ〜グレージュ方向へゆるやかに移ろって過程も楽しめます。
コーデは白シャツやボーダー、ベージュ系トーンと好相性。
小物はゴールドやレザーのブラウンで温度感を足し、メイクはオリーブやコッパー系を目元に少し効かせると、カーキのニュアンスがより引き立ちます。
17. オレンジブラウン:陽だまりのような柔らかいヘルシー発色
明るく整えたベースに、みかん色のニュアンスを含むブラウンを重ねたブリーチありのダブルカラー。
透明感を残したまま鮮やかに色づき、ショートボブのカットラインがつやっと際立ちます。
顔まわりに血色とハリ感を与え、写真でも肌がいきいき見えるのがうれしいポイント。
明るい色でも品よくまとまり、季節を問わず気分を上げてくれます。
白Tやボーダー、デニムなどのカジュアルはもちろん、ベージュやブラウン系のワントーンにも好相性。
小物はレザーやゴールド、ウッドアクセで温かみをプラスし、メイクはコーラル〜オレンジ系を頬と唇にさらっと。髪色のヘルシーさがより引き立ちます。
18. コーラルオレンジ:やわらかな血色感でフレッシュに
明るく整えたベースに、ピンクみを含んだオレンジを重ねるブリーチありのダブルカラー。
鮮やかすぎずまろやかな発色で、光に当たるとつやっと輝き、顔まわりにやさしい温度感が生まれます。
肌のトーンアップ見えとヘルシーさを同時にねらえるのが魅力。
軽やかなムードで写真映えもしやすく、ショート~ミディアムの動きあるスタイルとも好相性です。
白Tやギンガム、淡いデニムでさらっとまとめると爽やか。
小物はゴールドやラタン・レザーで季節感を足し、メイクはコーラルチーク+シアーなオレンジリップで統一すると、コーラルの柔らかさがいっそう引き立ちます。
19. レッドブラウン:温もりとツヤで華やぐ大人カラー
明るく整えたベースに、赤みをきかせたブラウンを重ねたブリーチありのダブルカラー。
光を拾うと艶がしっかり映え、ウェーブやハーフアップでも陰影がきれいに出ます。
肌映りをやさしく整えて顔色を明るく見せやすいのがメリット。
深みがあるので派手に転びにくく、色落ちはコッパー〜ブラウンへゆるやかに移ろって過程も楽しめます。
コーデはベージュやブラウン、黒などベーシックカラーと好相性。
アクセはゴールド、メイクはコーラル〜レンガ系リップを合わせると、レッドブラウンの温度感が上品に引き立ちます。
20. ボルドー:深みと艶で上品リッチ
明るさを出した土台に、ワインのような深い赤を重ねたブリーチありのダブルカラー。
にごりのない発色で、光を受けるたびに艶がゆらぎ、ミディアムのレイヤーも立体的に見えます。
落ち着きと華やかさを同時に叶え、顔まわりをきれいに引き締めつつ血色感もキープ。
トーンダウンでも重たくならず、色落ちはレッドブラウン方向へ穏やかに抜けて過程も上品です。
コーデは黒・ネイビー・グレーなどのベーシックに合わせると大人っぽく、ブラウン系でまとめれば柔らかい印象に。
アクセはゴールド、メイクはボルドーやレンガ系リップを一点効かせると、カラーの深みがぐっと引き立ちます。
21. ワインレッド:鮮やかさと深みを両立した大人の華やぎ
明るく整えたベースに、ワインのような深いレッドを重ねるブリーチありのダブルカラー。
にごみのないクリアな発色で、光の角度によって鮮やかさと陰影がきれいに切り替わります。
顔色のトーンアップ見えと上品な色気を同時に叶えられるのが魅力。
艶の面が出やすいので、ストレートでも毛先ワンカールでも仕上がりが映えます。
コーデはブラックやネイビー、グレーのベーシックでまとめるとシックに、ブラウン系で合わせると柔らかい印象に。
アクセはゴールド、メイクはベリー系やレンガ系のリップを一点足すと、ワインレッドの深みがより際立ちます。
【ブリーチなし】ダブルカラーのおすすめヘアカラー5選
ここからは、髪への負担を抑えつつベースをやさしく整えて色を重ねるブリーチなしのダブルカラーのスタイルを紹介します。
ミルクティーやオリーブ、ピンクブラウンなど、日常に馴染むツヤと軽さを意識したラインアップです。
1. ミルクティーブラウン:やわらかな軽さと上品ツヤで垢抜け
黄みをほどよく整えたベースに、まろやかなベージュを重ねたダブルカラー。
赤みが強い髪でも硬く見えにくく、ふんわりとした軽さと自然なツヤが出ます。
肌なじみがよく上品。明るすぎないのに垢抜け感が出るので、初めてのハイトーン寄りや職場・学校でも取り入れやすいのが魅力です。
白シャツやベージュのワントーン、淡いデニムと好相性。
アクセは細めのゴールド、メイクはピーチ〜ベージュでまとめると、ミルクティーのやさしいニュアンスがいっそう引き立ちます。
2. モカブラウン:落ち着きとツヤで“きれいめ”に見せる
カフェモカのようにまろやかなブラウン。
ベースの明るさをやさしく整えてから色みを重ねるダブルカラーで、赤み・黄みを程よくならし、まとまりのある上品なツヤを引き出します。
清潔感と大人っぽさを同時にプラスできるのが魅力。
肌なじみが良く、シーンを選ばないためお仕事や学校でも取り入れやすいカラーです。
コーデは白シャツやネイビー、キャメルなどのベーシックと相性抜群。
小物はブラウンレザーやゴールドの繊細アクセ、メイクはブラウンマスカラ+レンガ系リップでまとめると、モカの柔らかさがより映えます。
3. オリーブベージュ:赤みをやさしくぼかす、透け感ニュアンス
落ち着いたグリーンみをほのかに含んだオリーブベージュ。
ベースの明るさを軽く整えてから重ねるダブルカラーで、黄み・赤みをほどよくならし、さらっとしたマット寄りのツヤが出ます。
涼しげなのに柔らかい印象をつくりやすく、重く見えがちなミディアム〜ロングでも軽やかに。
色落ちはベージュ〜グレージュへなじむため、過程もきれいです。
白シャツやカーキ、ネイビー、デニムと好相性。
アクセはゴールドで温度感を、メイクはオリーブやブラウンのアイシャドウ+ベージュリップでまとめると、ニュアンスのあるオリーブ感が上品に際立ちます。
4. ピンクブラウン:血色感をさりげなく仕込むやわらかトーン
ほんのりピンクを含んだブラウン。
ベースを軽く整えてから色みを重ねるダブルカラーで、赤みは上品に、ツヤはしっとりと。明るすぎないのに柔らかさが出て、表情までやさしく見せます。
肌映えとナチュラル感のバランスが取りやすく、かわいらしさは欲しいけれど子どもっぽくは見せたくない人に◎。
退色してもピンクベージュ寄りにゆるやかに抜け、過程もきれいです。
白シャツやベージュ、デニムなどの定番はもちろん、くすみローズやブラウンのワントーンとも好相性。
アクセはゴールド、メイクはローズチーク+透け感リップでまとめると、やさしいピンクのニュアンスが上品に際立ちます。
5. チェリーレッド:鮮やかさと品の良さを両立するクラシックな赤
深みのあるチェリー系レッド。
ベースの明るさを軽く整えてから色みを重ねるダブルカラーで、ムラのないクリアな発色と“面”のツヤがきれいに出ます。
顔色をぱっと明るく見せつつ、大人の華やかさをプラスできるのが魅力。
暗めのトーンでも存在感があり、退色はレッドブラウン寄りにゆるやかに移ろうので過程もきれいです。
コーデはブラックやネイビー、グレーなどのベーシックで引き締めるとシックに、ベージュ系で合わせると柔らかくなります。
アクセはゴールドやピンクゴールド、メイクはラズベリー〜ベリー系リップを一点効かせると、チェリーの艶と深みがいっそう映えますよ。
【デザインカラー】ダブルカラーのおすすめヘアカラー5選
ここからは、ダブルカラーを土台にしたデザインカラースタイルを紹介します。
インナーでチラ見え、ハイライトで立体感、裾やバレイヤージュで溶けるようなコントラストを楽しめるラインアップです。
1. インナーカラー:さりげない差し色で、動くたび“チラ見え”を演出
顔まわりや耳後ろ、内側だけに色みを入れるインナーカラーデザイン。
表面は落ち着いたカラーのまま、内側に淡いピンクを重ねる2工程にすることで、にごりのない発色とコントラストが出てのぞくたびに可愛い印象を狙えます。
巻いたり耳にかけたりした瞬間の見え方まで計算でき、写真でも表情が華やぎますよ。
ポイントで色を入れるので負担や色落ちの目立ち方を抑えやすいのがメリット。
コーデは白シャツやネイビー、デニムなどベーシックでまとめて差し色を主役に。
アクセは小ぶりのシルバー、メイクはコーラル〜ピンク系を頬やリップに少し足すと、インナーの色みが自然にリンクしてこなれて見えます。
2. グラデーション:根元は落ち着き、毛先に向かって控えめなコントラスト
根元~中間は暗めにまとめ、毛先へ向かって明るさと色みを増やすダブルカラーの定番デザイン「グラデーション」です。
土台をコントロールしてから先端にカラーを重ねることで、境目が自然にぼけ、動かしたときにスーッと溶けるような抜け感が出ます。
根元が暗めなので伸びが目立ちにくく、持ちが良いのがメリット。
顔まわりは引き締まりつつ、毛先に透明感と軽さが出るため、巻き髪・ストレートどちらでも立体感が際立ちます。
コーデは白シャツやデニムなどのベーシックでラフにまとめると毛先の明るさが主役に。
トップス暗め×小物はシルバーでクリーン、春夏はリネンや明るいワントーンと合わせて軽やかに仕上げるのもおすすめです。
3. 裾カラー:毛先だけ色を差して、動くたびにアクセント
毛先数センチ〜10センチ前後にだけ色みをのせる裾カラーデザイン。
先端を明るく整えてからカラーを重ねるダブルカラーにすることで、発色がクリアになり、ストレートでも巻きでもスッと溶けるようなコントラストが生まれます。
ベースは落ち着いたままなので派手になりすぎず、ダメージと色落ちの目立ち方を局所に抑えられるのがメリット。
伸びても境目が上に上がらないため、リタッチの頻度もコントロールしやすいデザインです。
白シャツやデニムなどシンプル服に合わせると、毛先の色がアクセ感覚で映えて◎。
色はピンク・ラベンダー・ネイビーなどを選ぶと季節問わず使いやすく、メイクはリップかチークのどちらかを同系色でリンクさせると、全体がこなれて見えます。
4. ハイライト:筋感で立体感、動くたびに光が走る
細い筋状に明るい色を入れて、髪全体に“光のライン”を仕込むハイライトデザインカラー。
ダブルカラーでベースのトーンを整えてからハイライトを重ねると、にごりが出にくく、一本一本のラインがクリアに映ります。
面はつるん、動かすときらっと光るコントラストで、ボブもレイヤーも立体的に。
全頭を明るくしなくても軽さ・ボリューム感の演出がしやすいのがメリットです。
コーデは白シャツやデニム、モノトーンなどのベーシックで光沢を主役に。
メイクはベージュ〜ブラウンで引き算し、耳まわりのアクセはシルバーを合わせると、ハイライトのきらめきがより映えます。
5. バレイヤージュ:地毛っぽさを残しつつ、先端へ“溶ける”立体感
表面に向かって手描きで明るさを重ね、毛先にいくほど発色を強めるダブルカラーのバレイヤージュ。
筋を残しすぎない塗り分けで境目が自然にぼけ、動くたびにやわらかな陰影と透明感が現れます。
根元は地毛の深みを活かすので伸びが目立ちにくく、頻繁なリタッチが不要。
全頭ブリーチより負担を抑えつつ、明度差で小顔見え・毛量調整の効果も狙えます。
色落ちはアッシュ〜グレージュ方向へ移ろい、過程も上品。
コーデは白シャツやデニム、無地ニットなどシンプルが◎。
巻く日は中間〜毛先だけ外・内MIXで動きを出すと描いた陰影がきれいに浮きますよ。
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