ヘアケアの正しい順番は?お風呂前・夜・朝の基本ステップを解説

ヘアケアの正しい順番は?お風呂前・夜・朝の基本ステップを解説

Share

  • Facebook

「ヘアケアはどの順番で行えばいい?」

「トリートメントとコンディショナーは両方使うべき?」

ヘアケアは、髪を洗う前のブラッシングから、シャンプー後のケア、ドライヤー、仕上げまでを適切な順番で行うことが大切です。

ただし、トリートメントとコンディショナーの役割や使用方法には明確な統一基準がなく、併用の必要性や順番は商品によって異なります。

この記事では、帰宅後から寝る前、外出前までのヘアケアの順番を基本の8ステップに沿って解説します。

髪の悩みに応じたアイテムの使い分けや、順番に関する疑問も紹介するので、毎日のケアを見直す際の参考にしてください。

この記事の監修

監修:今井健仁

ヘアスペシャリスト

ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)

今井 健仁さん

目次

ヘアケアの正しい順番【基本の8ステップ】

ヘアケアの正しい順番【基本の8ステップ】

一般的なヘアケアの順番は、「ブラッシング→予洗い→シャンプー→トリートメントまたはコンディショナー→タオルドライ→洗い流さないトリートメント→ドライヤー→必要に応じてヘアオイルやスタイリング剤」の8ステップです。

すべての人や商品に共通する絶対的な順番ではありませんが、日々のお手入れの基本例として参考にできます。

トリートメントとコンディショナーは、通常どちらか一方を使う商品が多く、必ず両方を使う必要はありません。

併用する商品もあるため、順番や放置時間はSNSなどの情報だけで判断せず、容器やパッケージに記載されたメーカー公式の使用方法を確認しましょう。

【帰宅後】お風呂前〜お風呂で行うヘアケアの順番

【帰宅後】お風呂前〜お風呂で行うヘアケアの順番

帰宅後のヘアケアは、お風呂に入る前のブラッシングから始め、予洗い、シャンプー、トリートメントまたはコンディショナーの順に進めます。

髪と頭皮の汚れを落としてから、目的に合うインバスアイテムで髪を整える流れです。

髪が強くからまっているときは無理に引っ張らず、毛先から少しずつほぐしましょう。

1. ブラッシングで髪のからまりをほどく

髪を濡らす前に、ブラッシングで毛先のからまりをやさしくほどきます。

最初から根元へブラシを通すと、からまりに引っかかって髪を引っ張りやすくなります。

毛先、中間、根元の順に少しずつとかし、スタイリング剤などで固まっている部分は無理にほぐさないようにしましょう。

頭皮に傷や強い刺激がある場合は、ブラッシングを控えるなど状態に合わせて調整してください。

2. ぬるま湯で髪と頭皮を予洗いする

シャンプーをつける前に、ぬるま湯で髪と頭皮を十分に予洗いします。

指の腹を使って頭皮全体へお湯を行き渡らせ、髪の表面だけでなく根元まで濡らしましょう。

熱すぎるお湯や爪を立てた洗い方は避け、頭皮を強くこすらないことが大切です。

予洗いを丁寧に行うと、シャンプーを髪と頭皮へなじませやすくなります。

3. シャンプーで頭皮を中心にやさしく洗う

シャンプーは適量を手に取り、頭皮を中心に指の腹でやさしく洗います。

髪同士を強くこすり合わせるのではなく、頭皮全体を洗いながら泡を毛先へ行き渡らせましょう。

洗ったあとは、生え際や耳の後ろ、襟足まで十分にすすぎます。

使用量や二度洗いの要否は商品や汚れの程度によって異なるため、製品表示も確認してください。

4. 目的に合わせてインバスヘアケアアイテムを使う

シャンプー後は、トリートメントまたはコンディショナーなど、目的に合うインバスヘアケアアイテムを使います。

一般に、トリートメントは髪の内部まで含めたケア、コンディショナーやリンスは指通りやツヤなど髪表面を中心としたケアを目的に使い分けられることがあります。

ただし、名称や成分、役割に統一された定義はなく、両者の違いは商品によって曖昧です。

名称だけで選ばず、期待する仕上がりや髪の状態、商品の説明を確認して使い分けましょう。

パターン①トリートメントを使う場合:シャンプー→トリートメント

パサつきやダメージをケアしたい場合は、シャンプー後にトリートメントを使う方法があります。

髪の水気を軽く切ってから中間から毛先を中心になじませ、商品に放置時間の指定がある場合はその指示に従います。

トリートメントにも髪表面の指通りやツヤを整える成分が配合されていることが多いため、コンディショナーを必ず重ねる必要はありません。

パターン②コンディショナーやリンスを使う場合:シャンプー→コンディショナー(リンス)

指通りやツヤ、まとまりを整えたい場合は、シャンプー後にコンディショナーやリンスを使う方法があります。

一般に髪表面を中心に作用する商品が多く、塗布後すぐにすすぐタイプもあります。

ただし、役割や使用時間はメーカーや商品によって異なります。

トリートメントと同様に、髪の中間から毛先を中心になじませ、表示された方法ですすぎましょう。

パターン③併用が指定されている場合:商品に記載された順番

トリートメントとコンディショナーの併用が推奨されている商品では、メーカーが指定する順番で使います。

トリートメントのあとにコンディショナーを使う商品もありますが、すべての商品に共通する順番ではありません。

自己流やSNS上の情報だけで順番を決めず、容器、パッケージ、メーカー公式サイトに記載された使用方法を優先してください。

【寝る前】お風呂上がりに行うヘアケアの順番

【寝る前】お風呂上がりに行うヘアケアの順番

お風呂上がりは、タオルドライ、洗い流さないトリートメント、ドライヤー、必要に応じたヘアオイルの順で髪を整えます。

濡れた髪を強くこすらず、余分な水分を取ってからアウトバスアイテムを使うことがポイントです。

洗い流さないトリートメントを使用できる髪の状態やタイミングは商品によって異なるため、使用方法を確認しましょう。

1. タオルドライで髪の水分をやさしく取る

入浴後は、清潔なタオルで頭皮と髪の水分をやさしく取ります。

まず頭皮や根元を押さえ、毛先はタオルで包み込むようにして水分を吸収させましょう。

髪をタオルで強くこすったり、ねじって絞ったりすると摩擦や負担につながります。

水滴が落ちない程度までタオルドライしておくと、その後のアイテムをなじませやすく、ドライヤーにも移りやすくなります。

2. 洗い流さないトリートメントを中間から毛先になじませる

タオルドライ後は、適量の洗い流さないトリートメントを髪の中間から毛先を中心になじませます。

一度に多くつけるとベタつきや乾きにくさにつながるため、少量ずつ広げて仕上がりを確認しましょう。

濡れた髪用、乾いた髪用、どちらにも使える商品があるため、すべてをタオルドライ後に使えるとは限りません。

頭皮への使用が明記されていない商品は根元を避け、パッケージに記載された使用量と使用方法に従ってください。

3. ドライヤーで根元から毛先までしっかり乾かす

洗い流さないトリートメントをなじませたら、ドライヤーで根元から乾かします。

毛量が多い後頭部や襟足は乾き残しやすいため、髪を分けながら風を当てましょう。

一か所へ熱風を当て続けず、ドライヤーを髪から離して動かしながら乾かします。

根元が乾いたら中間、毛先へと進み、全体に湿り気が残っていないか確認してください。

4. 必要に応じて髪の中間から毛先をヘアオイルなどで整える

髪を乾かしたあとは、必要に応じてヘアオイルなどを中間から毛先へ少量なじませます。

毛先のパサつきや広がり、指通りを確認し、足りない部分だけに追加しましょう。

根元付近につけすぎると、髪が重く見えたりベタついたりする場合があります。

乾いた髪に使える商品かどうかを確認し、髪質や毛量に合わせて使用量を調整してください。

【外出前】朝のヘアケアの順番

【外出前】朝のヘアケアの順番

朝のヘアケアは、ブラッシング、寝ぐせ直し、必要に応じた洗い流さないトリートメント、ドライヤー、ヘアアイロンやコテ、仕上げの順が基本です。

寝ぐせやうねりがある部分は、表面だけでなく根元付近から濡らして整えます。

ヘアアイロンやコテを使う場合は、髪を乾かしてから使用しましょう。

1. ブラッシングで髪のからまりを整える

朝は、毛先からやさしくブラッシングして、就寝中にできた髪のからまりを整えます。

強く引っ張らず、からまりがある部分を手で支えながら少しずつとかしましょう。

ブラッシングしながら寝ぐせや広がりの状態を確認すると、その後に濡らす範囲を判断しやすくなります。

2. 寝ぐせやうねりがある部分を濡らして整える

寝ぐせやうねりが気になる部分は、水や寝ぐせ直し用のアイテムで濡らして整えます。

毛先だけを濡らしても直りにくい場合は、寝ぐせがついている根元付近から水分をなじませましょう。

髪全体を濡らす必要がなければ、気になる部分だけを整えてもかまいません。

寝ぐせ直し用のアイテムを使う場合も、使用できる部位や適量を商品表示で確認してください。

3. 必要に応じて洗い流さないトリートメントを使う

乾燥や広がりが気になる場合は、必要に応じて洗い流さないトリートメントを使います。

濡れた髪に使う商品、乾いた髪に使う商品、どちらにも使える商品があるため、朝の髪の状態に合うものを選びましょう。

一度に多くつけず、中間から毛先を中心に少量ずつなじませます。

このあとヘアアイロンやコテを使う場合は、その前に使用できる商品かどうかも必ず確認してください。

4. ドライヤーで乾かしてからヘアアイロンやコテを使う

ヘアアイロンやコテを使う前に、髪をドライヤーでしっかり乾かします。

洗い流さないトリートメントやヘアオイルには、熱器具の前に使えるものと、仕上げ用として使うものがあります。

高温での使用に適さない商品もあるため、名称やSNS上の使い方だけで判断するのは避けましょう。

熱器具の前に使用できるか、推奨温度や乾かし方に指定があるかを、商品のパッケージやメーカー公式情報で確認してください。

5. ヘアオイルやスタイリング剤で仕上げる

スタイルを整えたあとは、ヘアオイルやスタイリング剤を使って仕上げます。

手のひらへ薄く広げ、髪の中間から毛先を中心に少量ずつなじませましょう。

前髪や顔まわりはつけすぎると重く見えやすいため、手に残った分を軽くつける程度から調整します。

求めるキープ力や質感に合う商品を選び、髪全体のバランスを見ながら使用してください。

【悩み別】理想のヘアケアの順番

【悩み別】理想のヘアケアの順番

髪の悩みが異なっても、ヘアケアの基本的な順番を大きく変える必要はありません。

パサつきや広がり、ボリューム不足などの悩みに合わせて、使用するアイテムの種類、量、塗布する位置、仕上げ方を調整します。

髪質やダメージの状態には個人差があるため、少量から試して仕上がりを確認しましょう。

1. パサつきやダメージが気になる場合

パサつきやダメージが気になる場合も、基本の順番は変えず、トリートメントや洗い流さないトリートメントで中間から毛先を中心にケアします。

乾燥しやすい毛先は、ドライヤー後にヘアオイルを少量重ねて整える方法もあります。

アイテムを多く重ねればよいとは限らないため、髪の長さや毛量に合う量を使いましょう。

ダメージ部分へ必要な量をなじませ、根元へのつけすぎを避けることがポイントです。

2. くせや広がりが気になる場合

くせや広がりが気になる場合は、保湿やまとまりを目的としたアイテムを中間から毛先へ均一になじませます。

ドライヤーでは根元から乾かし、髪の流れを整えながら中間、毛先へ風を当てましょう。

仕上げにヘアオイルなどを使う場合は、広がりやすい部分へ少量ずつ追加します。

つけすぎによる重さやベタつきを避けるため、仕上がりを見ながら量を調整してください。

3. 細毛やボリューム不足が気になる場合

細毛やボリューム不足が気になる場合は、アウトバスアイテムを少量にし、根元を避けて毛先中心に使います。

重い仕上がりの商品やオイルを多くつけると、髪がつぶれて見える場合があります。

ドライヤーでは、根元を起こすようにさまざまな方向から風を当てて乾かしましょう。

洗い流さないトリートメントを複数重ねず、一つだけで仕上がりを確認する方法も選択肢です。

ヘアケアの順番で注意したいポイント

ヘアケアの順番で注意したいポイント

ヘアケアでは、順番だけでなく、使用量や塗布する場所、髪を乾かすタイミングにも注意が必要です。

正しい順番で使っていても、アイテムのつけすぎや乾かし残しがあると、ベタつきや重さが気になることがあります。

商品ごとの使用方法を守り、髪の状態を見ながら調整しましょう。

1. ヘアケアアイテムを一度につけすぎない

トリートメントやヘアオイルなどは、一度に多くつけず、適量を少しずつなじませます。

つけすぎると、髪がベタつく、重く見える、乾きにくくなるなど、求める仕上がりにならない場合があります。

まず少量を中間から毛先へつけ、足りない部分だけに追加しましょう。

2. ヘアケアアイテムを頭皮や根元につけすぎない

髪用のトリートメントやヘアオイルは、頭皮や根元へつけすぎないようにしましょう。

根元に多くつくと、髪がつぶれたり、ベタついて見えたりすることがあります。

手に残ったアイテムも、頭皮へ直接すり込まず、中間から毛先へなじませるのが基本です。

頭皮用として設計された商品は例外となるため、その商品の使用方法に従ってください。

3. 濡れた髪を長時間そのままにしない

洗髪後は濡れた髪を長時間放置せず、タオルドライをしてからドライヤーで乾かしましょう。

濡れた髪のまま過ごすと、髪が衣類や寝具とこすれたり、頭皮の蒸れや不快感が気になったりする場合があります。

就寝前は根元や襟足まで確認し、湿り気が残らないように乾かしてください。

4. 商品ごとに使用方法や使用量を確認する

ヘアケアアイテムの順番や使用量は、容器やパッケージ、メーカー公式サイトで確認しましょう。

同じ「トリートメント」や「ヘアオイル」という名称でも、濡れた髪に使うもの、乾いた髪に使うもの、熱器具の前後で使い分けるものがあります。

特にヘアアイロンやコテと併用する場合は、自己流で使わず、熱器具の前に使用できるかを確認することが重要です。

商品の説明と異なる方法をSNSなどで見かけても、メーカーが案内する方法を優先してください。

ヘアケアの順番に関するよくある質問

ヘアケアの順番については、トリートメントとコンディショナーの使い分けや、洗い流さないトリートメント、ヘアミルク、ヘアオイルを使うタイミングに迷うことがあります。

ここでは、ヘアケアアイテムの順番に関するよくある疑問へ回答します。

Q1. トリートメントとコンディショナーは両方使う?

トリートメントとコンディショナーは、必ず両方を使う必要はありません。

一般にはどちらか一方を使う商品が多いものの、併用を推奨している商品もあります。

髪の状態だけで自己判断せず、使用している商品の説明を確認しましょう。

Q2. トリートメントとコンディショナーはどちらが先?

両方を併用する場合の順番は商品によって異なるため、一律には決められません。

トリートメントのあとにコンディショナーを使う商品もありますが、逆の順番や独自の使用方法が指定されている可能性もあります。

容器やパッケージ、メーカー公式サイトに記載された順番に従ってください。

Q3. トリートメント、コンディショナー、リンスの違いは?

一般に、トリートメントは髪の内部まで含めたケア、コンディショナーやリンスは指通りやツヤなど髪表面を中心としたケアを目的に使い分けられます。

ただし、これらの名称や役割は法令や業界団体によって明確に定められているわけではありません。

トリートメントにも髪表面を整える成分が配合されることが多く、コンディショナーやリンスとの違いが曖昧な商品もあります。

名称だけで判断せず、商品に記載された機能や使用方法を確認しましょう。

Q4. 洗い流さないトリートメントはいつ使う?

濡れた髪用の洗い流さないトリートメントは、一般にタオルドライ後、ドライヤーの前に使います。

乾いた髪に使う商品や、濡れた髪と乾いた髪の両方に使える商品もあります。

使用するタイミングと塗布する場所、使用量は商品によって異なるため、パッケージの説明に従ってください。

Q5. ヘアミルクとヘアオイルはどちらを先に使う?

ヘアミルクとヘアオイルを併用する場合は、基本的にヘアミルクを先に、ヘアオイルをあとに使います。

夜は、タオルドライ後にヘアミルクをなじませて髪を乾かし、必要に応じて仕上げにヘアオイルを中間から毛先へ使う方法があります。

ただし、朝晩の使用可否や濡れた髪・乾いた髪のどちらに使えるかは、商品によって異なります。

商品名だけで順番を決めず、併用方法を含めてそれぞれのパッケージやメーカー公式情報を確認しましょう。

Q6. ヘアオイルはドライヤーの前と後、どちらで使う?

ヘアオイルをドライヤーの前と後のどちらで使うかは、商品によって異なります。

濡れた髪に使える商品はタオルドライ後に、仕上げ用の商品は髪を乾かしたあとに使うのが基本です。

ドライヤーの前後どちらにも使える商品もあるため、目的と使用方法を確認しましょう。

一度に多くつけず、中間から毛先を中心に少量ずつなじませてください。

関連キーワード

ページ上部へ

使い方はこちら >>