髪の細くなったと感じた時の対処法。原因からボリュームアップのコツまで専門家が徹底解説!

髪の毛が細くなったと感じた時の対処法。原因からボリュームアップのコツまで専門家が徹底解説!

Share

  • Facebook

「最近、髪が細くなってきた気がする…」
「ボリュームが出にくくなってきたのはなぜ?」


髪が細くなるのは、加齢やホルモンバランスの変化など、さまざまな要因が関係しています。

本記事では、髪が細くなる原因から具体的な対処法、ボリュームアップのコツまでを専門的な視点で分かりやすく解説します。

正しい知識を身につけて、若々しくふんわりとした髪を目指しましょう。

この記事の監修

監修:今井健仁

ヘアスペシャリスト

ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)

今井 健仁さん

目次

髪が細くなったかも?まずは簡単セルフチェック!

髪が細くなってきた時のサイン

髪が細くなっているかどうかは、日常のちょっとした変化から気づくことができます。

特にハリやコシの低下は、多くの人が最初に感じやすいサインなので、以下の項目に当てはまるかチェックしてみましょう。

・昔に比べて分け目が目立つようになった
・トップのボリュームが出にくくなった
・急に髪にハリ・コシがなくなった
・ヘアスタイルが決まりにくくなった
・地毛の髪色が以前よりやや明るく見える


これらは髪の太さ(毛径)の変化によって起こる可能性がありますが、見た目や質感の変化だけで断定することは難しいため、あくまで目安として捉えることが大切です。

髪が細くなった時の対処法

まずは日々のヘアケアや頭皮をすこやかに保つ習慣、髪型の工夫など、取り入れやすい方法から見直してみましょう。
一方で、髪が細くなる背景には加齢や遺伝などが関わる場合もあり、進行が気になる場合は育毛剤や発毛剤の使用や、皮膚科などの医療機関への相談も選択肢になります。

1. 頭皮ケアを見直す(シャンプー・マッサージ)

頭皮ケアを見直す

頭皮環境を整えることで、髪の成長をサポートしやすくなります。

やさしく洗う・過度にこすらないといった基本的なケアが重要です。

ただし、マッサージ単体で髪が太くなる明確なエビデンスは限定的で、頭皮の環境を整えるという観点で取り入れるのがいいでしょう。

2. ボリュームアップ系のスタイリング剤を活用する

ボリュームアップ系のスタイリング剤を使うことで、髪をふんわり見せることができます。

髪自体が太くなるわけではありませんが、見た目の印象を改善するのに有効です。

3. 分け目を変えた髪型でボリュームを出す

分け目を変えてスタイリングする

分け目を変えるだけでも根元が立ち上がりやすくなり、ボリューム感が出やすくなります。

簡単にできる対処法として取り入れやすい方法です。

4. レイヤーカットでふんわり見せる

レイヤーを入れることで動きが出て、全体的にボリュームがあるように見せることができます。

スタイル設計でカバーする方法として有効です。

そもそも髪が細くなる主な原因とは?

1. 加齢

加齢による影響

髪の太さは年齢にも影響しています。個人差もありますが、日本人では男性は20代から、女性は30~40代から徐々に髪が細くなっていくことが分かっています。 年齢によりホルモンバランスが変化し、髪の成長にも影響を及ぼしていると考えられてます。

2. 栄養不足や過度なダイエット

髪はたんぱく質をはじめとした栄養をもとに作られるため、極端な食事制限や栄養不足は影響する可能性があります。

ただし、髪の太さへの直接的な影響についてのエビデンスとしては限定的です。

3. カラーやパーマなどのダメージ蓄積

カラーやパーマの蓄積ダメージ

カラーやパーマによるダメージによって、髪が細くなったように感じることがあります。

ただし、これは髪の内部構造が弱くなっている状態であり、毛自体の太さが変化しているとは限りません。

髪の太さが決まる要因・メカニズム

1. 遺伝による個人差

髪の太さには個人差があり、その一部は遺伝の影響を受けます。

生まれ持った髪の太さや本数、くせの強さなどは遺伝的な要素が関係しているとされており、これらは後天的に大きく変えることが難しい部分です。

ただし、遺伝だけで全てが決まるわけではなく、日常生活や頭皮環境も影響します。

2. 毛母細胞の働き

毛母細胞は、髪をつくるもとになる細胞を生み出す役割を担っています。

この細胞が分裂と増殖を繰り返すことで、髪は太く成長していきます。

逆に、毛母細胞の働きが低下すると、十分な細胞数が作られず、細く弱い髪になりやすくなります。

髪の太さにおいて、最も重要な要素といえる部分です。

3. 毛周期(成長期・退行期・休止期)の長さ

髪は「成長期・退行期・休止期」というサイクルを繰り返しています。

この中でも成長期の長さは、髪がどれだけ長く成長するかに大きく関わります。

太さへの直接的な影響は限定的ですが、成長期間が短くなると十分に成長しきれず、結果として細く感じることがあります。

4. 頭皮の血流と栄養供給

毛母細胞が正常に働くためには、血流によって運ばれる栄養が不可欠です。

血行が良好であれば、髪の成長に必要な栄養がしっかり届きやすくなります。

一方で血流が低下すると、栄養が不足しやすくなり、毛母細胞の働きにも影響が出る可能性があります。

細くなった髪を太くすることはできる?

髪は生えた時点で太さが決まっているため、後から太さを変えることはできません。また、一度細くなった髪を太く「戻す」こともできません。

ただし、毛母細胞の働きが改善されれば、次に生えてくる髪が太くなる可能性があり、今後生えてくる髪に対してアプローチすることは可能です。

対策としては「今ある髪を太くする」のではなく、「これから生えてくる髪をより太く育てる」ことが重要になります。

具体的には、日々の頭皮ヘアに加え育毛剤や発毛剤も使用することや、皮膚科などの医療機関への相談も選択肢になります。

髪が細くならないための予防方法

1. 頭皮の血行を促進する習慣をつくる

頭皮の環境を整える

頭皮の血流が良くなることで、毛母細胞に栄養が届きやすくなります。

入浴や軽いマッサージなど、無理のない範囲で血行を促す習慣を取り入れることが大切です。

2. 食事ではたんぱく質・亜鉛・鉄分を意識する

髪の材料となる栄養素を意識することも重要です。

ただし、髪の太さへの直接的な影響についてはエビデンスが限定的なため、過度に期待しすぎないことがポイントです。

3. 良質な睡眠を確保する

睡眠は体のコンディションを整えるために重要ですが、髪の太さとの直接的な関係については明確な根拠は多くありません。

生活習慣の一つとして整えておくことが大切です。

4. 紫外線対策をする

紫外線は髪のダメージ要因にはなりますが、髪の太さへの直接的な影響は大きくないと考えられています。

ダメージ予防の一環として取り入れる程度で問題ありません。

5. 過度なカラー・パーマを控える

カラーやパーマによるダメージは、髪が細く見える原因になります。

すでに生えている髪のダメージを抑えることで、見た目の印象を保ちやすくなります。

6. 早めの育毛ケアを取り入れる

早めの育毛ケア

一定の効果が期待できるものは、育毛剤などの使用です。

すぐには効果は出ませんので、最低でも数カ月は継続して使い続けることが大切です。

ページ上部へ

使い方はこちら >>