切れ毛が増える原因とは?専門家が改善方法から対策・予防のコツまで徹底解説!

切れ毛が増える原因とは?専門家が改善方法から対策・予防のコツまで徹底解説!

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「どうして切れ毛は増えるの?」
「切れ毛の対策や対処法が知りたい!」


切れ毛は見た目のパサつきやボサつきの原因になるだけでなく、髪全体のダメージが進んでいるサインでもあります。

本記事では、切れ毛が増える原因から、今すぐできる改善方法、予防のコツまでを分かりやすく解説!

正しい知識を身につけて、扱いやすくまとまりのある髪を目指しましょう。

この記事の監修

監修:今井健仁

ヘアスペシャリスト

ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)

今井 健仁さん

目次

そもそも切れ毛とは?

そもそも切れ毛とは?

切れ毛とは、髪に強い負荷がかかった際に、途中で切れてしまった状態のこと。

特にブラッシングや結び直し、絡まりを無理に引っ張る動作などで髪に強い力が加わると、毛先ではなく中間からプツっと切れてしまうことがあります。

同じ力が加わった場合でも、ダメージ毛や濡れた髪のほうが切れ毛につながりやすいです。

ただし、切れ毛はダメージ毛だけに起こるものではなく、健康な髪でも強く引っ張ったり摩擦を繰り返したりすれば切れ毛は発生します。

つまり切れ毛は、「髪に力が加わること」が前提にあり、そのうえでダメージや濡れ状態が“切れやすさ”に影響しているイメージです。

切れ毛が起こるメカニズム

健康的な毛髪の表面

  • 健康的な毛髪の表面

髪は主に「ケラチン」というたんぱく質でできており、内部は繊維のような構造で支えられていますが、この構造にダメージが蓄積すると、髪は徐々に強度を失い、最終的に途中で切れてしまいます。

特に重要なのが、髪に加わる「力」です。

髪には一定以上の力がかかると耐えきれずに切れてしまう限界があり、髪のダメージが大きい状態や濡れている状態では、弱い力で切れやすくなります。

日常生活の中では、

・濡れた状態で無理にブラッシングする
・引っかかりを無理やり引っ張る
・摩擦が繰り返し起こる


といった場面でこの限界を超えやすくなります。

切れ毛と枝毛の違いとは?

切れ毛

  • 切れ毛

枝毛

  • 枝毛

切れ毛と枝毛は混同されがちですが、状態は大きく異なります。

切れ毛は髪の途中で完全に切れてしまっている状態であり、枝毛は毛先が縦に裂けている状態です。

枝毛は毛先のダメージが進行して、繊維がほぐれて裂けている状態ですが、切れ毛はそれがさらに進み、途中で断裂してしまったものと考えると分かりやすいでしょう。

見分け方としては、切れ毛は短い毛がピンピン飛び出しやすく、枝毛は毛先が分かれて見えるのが特徴です。

どちらもダメージのサインではありますが、切れ毛の方が髪のダメージが進んでいる状態といえます。

ちなみに、切れ毛に似たもので抜け毛もあります。抜け毛では、ほとんどの場合で根本の先端に毛根がついています。

切れ毛が増える原因

1. 強引なブラッシングによる物理的ダメージ

強引なブラッシング

無理なブラッシングは、切れ毛の最も大きな原因です。

特に濡れた髪はキューティクルが開いており非常にデリケートなため、引っかかりを無理に引っ張るとその場で切れてしまうこともあります。

ダメージが蓄積した髪ほど、軽い力でも切れやすくなるのが特徴です。

2. ヘアカラーやパーマによるダメージ

パーマ

カラーやパーマは薬剤によって髪内部の構造に変化を与えるため、繰り返すことで強度が低下しやすくなります。

ただし、これらのダメージが単独で切れ毛に至るケースは多くなく、他のダメージと重なることで切れやすい状態になります。

3. ドライヤー・アイロンなどの熱ダメージ

高温のドライヤーやヘアアイロンは、水分を奪いながら髪のダメージを助長します。

これにより髪は乾燥して硬くなり、外部からの力に弱くなります。

ただし、熱ダメージも単独で切れ毛の主原因になることは少なく、他の要因と組み合わさることで影響が大きくなります。

4. すきバサミによる影響

すきバサミは仕様上、どうしても髪の一部分だけ切れているが切れ毛ではない状態の髪が発生してしまいます。

首の皮一枚だけがつながった状態のような髪ならシャンプーで切れて除かれますが、例えば1/3だけ切れているような髪はまだ残り、数日に渡ってブラッシング等で切れ毛になるというもの。

強引なブラッシングやダメージ毛ではないのに切れ毛が気になる場合には、こういった要因もあることを知っておくことで、切れ毛ができても安心して対処できます。

切れ毛を今すぐ改善する方法はある?

切れ毛は今すぐどうにかしたいと感じる方も多いですが、一度切れてしまった髪は元に戻ることはありません。

そのため、根本的に改善するには切れ毛部分をカットするしかないのです。

トリートメントなどで手触りを整えることはできますが、切れた髪自体が修復されるわけではないため、注意が必要。

切れ毛を放置すると見た目のパサつきや広がりが目立ちやすくなるため、定期的に毛先を整えることが大切です。

切れ毛を防ぐための予防習慣・日常ケア

1. 濡れた髪のままで放置しない

濡れている髪はキューティクルが開いており、非常にデリケートな状態です。

そのまま放置すると摩擦や絡まりが起きやすく、切れ毛の原因になります。

入浴後はできるだけ早く乾かしましょう。

2. タオルドライは優しく行う

ゴシゴシと強くこするタオルドライは、髪に大きな負担をかけます。

水分を吸い取るイメージで、優しく押さえるように拭くのがポイントです。

3. アイロンは低温&短時間で

高温のアイロンを長時間当てると、髪が乾燥して硬くなり、切れやすくなります。

できるだけ低温で、同じ箇所に長く当てないように意識しましょう。

4. 定期的なカットで毛先ダメージを解消する

ダメージが蓄積した毛先は、切れ毛の原因になりやすい部分です。

定期的にカットすることで、切れ毛の発生を予防しやすくなります。

ボサボサの切れ毛をまとめるスタイリングのコツ

1. ヘアミルクやヘアオイルでまとめる

ヘアミルクやヘアオイルを使うことで、パサつきや広がりを抑え、切れ毛をなじませやすくなります。

特に乾燥している毛先や表面に薄くなじませるのがポイントです。

2. キープ力が高いスタイリング剤でまとめる

ワックスやバームなど、適度にキープ力のあるスタイリング剤を使うと、浮きやすい切れ毛を抑えることができます。

つけすぎるとベタつきやすいため、少量ずつ調整しながら使いましょう。

切れ毛に関するよくある質問(FAQ) 

Q1. 切れ毛が多いのは病気のサイン?

基本的に、切れ毛と病気は関係ありません。

多くの場合は、日常的なダメージの蓄積と過度な力が加わることによって起こります。

Q2. 髪質によって切れやすさは違う?

髪質によって切れやすさは異なります。

一般的に、細い髪は太い髪に比べて強度が低いため、切れ毛が発生しやすくなります。

また、同じ太さでも断面が平たい髪(くせ毛に多い傾向)は強度が弱く、切れやすいとされています。

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