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枝毛ができる原因とは?専門家が対処法から予防方法まで徹底解説!
2026.03.03
ヘアケア
「枝毛の原因って?」
「枝毛ができたらどうすればいい?」
枝毛を見つけてしまうと、割いてみたくなる人も多いはず。
ですが、枝毛は間違った対処をすると、裂け目がさらに広がってしまうこともあります。
この記事では、ヘアスペシャリスト今井さん監修のもと枝毛の仕組みや原因、正しい対処法と予防方法までを分かりやすく解説!
正しい知識を身につけ、枝毛のない美しい髪を目指しましょう。
監修
枝毛とはどんな状態のこと?
枝毛とは、毛先側で毛髪が縦方向に裂けた状態を指します。
毛先が二股や三股に分かれて見えるのが特徴ですが、内部では毛髪構造が破壊されています。
横方向に途中で切れてしまう状態とは異なり、縦に裂けていることが枝毛の大きな特徴です。
枝毛になる仕組みとは?
- 毛髪表面のキューティクルが剥がれ、コルテックスが一部露出している髪の拡大図
- ※1:キューティクル
- ※2:露出した状態のコルテックス
髪はキューティクルと呼ばれる表面の層と、その内側にあるコルテックスなどで構成されています。
ダメージが蓄積するとキューティクルがはがれやすくなり、内部のコルテックスが露出。
その状態で摩擦や引っ張る力が加わると、毛先から縦方向に裂けていきます。
これが枝毛が発生する基本的なメカニズムです。
枝毛と切れ毛の違いとは?
- ※枝毛になった毛先
- ※切れ毛に近い状態の髪
枝毛は毛髪が縦方向に裂けた状態で、主に毛先で起こります。
一方、切れ毛は横方向に断裂した状態を指し、毛先に限らず髪の途中でも発生します。
見た目が似ていても、構造的には異なる現象です。
枝毛の種類は?
一般的には「分かれる」「折れる」「細くなる」「裂ける」といった4つの状態が枝毛として紹介されることがあります。
ただし、科学的に見ると「分かれる」と「裂ける」は枝毛と考えられますが、「折れる」と「細くなる」は枝毛でなくても生じます。
マイクロスコープで見ないと分かりにくいですが、縦に裂かれた結果として生じたのであれば枝毛と言えます。
明確な定義はありませんが、枝毛とは一般的に毛先側で毛髪が縦方向に裂けた状態を指しています。
枝毛ができやすいのはどんな髪?
枝毛は、ダメージが進んだ髪やキューティクルが大きく失われた髪に起こりやすい傾向があります。
また、乾燥している髪、細い髪、ブラッシングなどで強い力が加わった髪も枝毛が生じやすいと考えられます。
濡れた髪に強くブラッシングするなど、髪への良くない習慣がある人は注意すべきと考えるのが妥当ですね。
枝毛は修復できる?
枝毛は構造が壊れた状態であり、自然に元通りに修復されることはありません。
髪は死んだ細胞でできているため、裂けた部分が再生することはないとされています。
ただし、トリートメントなどで一時的に目立ちにくくすることや、予防することは可能です。
枝毛ができる原因とは?
枝毛は突然できるように見えますが、実際にはどんな原因によって枝毛ができるのでしょうか?
ここでは、枝毛を引き起こしやすい主な原因について整理していきます。
1. パーマやカラーによる薬剤ダメージ
パーマやカラーは、髪の内部構造に化学的な変化を与える施術です。
繰り返すことでキューティクルがはがれやすくなり、内部が露出しやすい状態になります。
その結果、毛先に力が加わったときに縦方向へ裂けやすくなり、枝毛の発生につながります。
2. 過度なブラッシングや無理に引っ張ることによる物理的なダメージ
髪を強く引っ張ったり、絡まりを無理にほどこうとしたりする行為は、枝毛の原因の1つ。
こうした力学的なダメージが繰り返されると、弱くなった部分から縦に裂けやすくなります。
特に濡れている状態の髪は強度が低下しているため注意が必要です。
3. ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージ
- 過度なアイロンの使用によりブリスターが生じた状態
- ※ブリスターとは過度な熱により毛髪に含まれていた水分が沸騰して、毛髪表面に現れた水膨れのようなもの
高温の熱で髪の水分が失われ、髪は固くなります。
乾燥が進んだ髪は弾力を失い、外部からの刺激に弱くなります。
その状態で摩擦や引っ張る力が加わると、枝毛が生じやすくなります。
4. ドライをしない自然乾燥の習慣
濡れたまま放置するとキューティクルが開いた状態が続き、摩擦や外的刺激の影響を受けやすくなります。
特にタオルや寝具との接触による負担が重なると、毛先のダメージが進行しやすくなり枝毛の原因になると考えられます。
5. 強い日差しによる紫外線ダメージ
紫外線は髪表面のキューティクルに影響を与え、乾燥や劣化を進める要因の一つです。
長時間の紫外線曝露が続くと、毛先がもろくなり、裂けやすい状態になる可能性があります。
6. カットの間隔が空きすぎたことによる毛先へのダメージ蓄積
毛先は最もダメージが蓄積しやすい部分です。
定期的にカットせず放置すると、細かな裂け目が広がりやすくなり、枝毛へと進行しやすくなります。
ダメージが進む前に整えることが、枝毛の予防につながります。
【要注意】枝毛に対してやってはいけないNG行為
枝毛を見つけると、つい自分で何とかしたくなりますが、間違った対処はかえって状態を悪化させる原因になります。
裂けた部分は自然に元へ戻ることはなく、刺激を加えるほど割れ目が広がっていく可能性があります。
特に次の行為は避けるべきです。
- 裂く
- 引きちぎる
- 抜く
- 放置する
枝毛を無理に裂いたり引きちぎったりすると、裂けていない部分までダメージが広がります。
抜く行為も毛根や周囲の毛髪に負担をかける原因に。
また、放置すると裂け目がさらに広がり、より大きな枝毛へと進行することがあります。
ほつれた布やロープをそのままにすると広がっていくのと同じイメージです。
枝毛ができてしまったときの対処法とは?
枝毛は一度できてしまうと自然に元へ戻ることはありませんが、放置せず適切に対処することが重要です。
ここからは、今ある枝毛をこれ以上悪化させないための対処法と、見た目を整えるためのケア方法について解説します。
1. できてしまった枝毛はすぐにカットする
枝毛への根本的な対処はカットのみです。
裂けた部分は構造が壊れているため、トリートメントで元通りに修復することはできません。
放置すると裂け目がさらに広がる可能性があるため、できるだけ早めに毛先を整えることが大切です。
美容院で数ミリ単位でもカットしてもらうだけで、進行を防ぐことにつながります。
2. 毛先にトリートメントを重ねづけして保湿する
トリートメントは枝毛を修復するものではありませんが、毛先をコーティングし、手触りを一時的に整える効果があります。
乾燥を防ぐことで摩擦を軽減できるため、これ以上のダメージを抑える補助的なケアとして有効です。
コツ:ドライヤーは低温&冷風で仕上げる
高温の熱は毛先の乾燥を進めやすいため、できるだけ低温で乾かし、最後に冷風で整えるとキューティクルが閉じやすくなります。
これも修復ではなく、悪化を防ぐための工夫です。
3. 摩擦を避けるため、寝る前にヘアオイルをなじませる
ヘアオイルを毛先になじませることで、寝ている間の枕との摩擦を軽減できます。
裂け目の拡大を防ぎやすくなりますが、あくまで予防的なケアであり、すでにできた枝毛を元に戻すものではありません。
今日からできる!枝毛の予防方法とは?
枝毛は一度できると元には戻りませんが、日々の扱い方を見直すことで予防することは可能です。
特別なケアよりも、ダメージをためない習慣を続けることが重要。
ここでは、今日から実践できる枝毛予防のポイントを紹介します。
1. カラーやパーマは適度に使用する
パーマやカラーは髪に化学的な負担をかける施術です。
繰り返すことでキューティクルが損傷しやすくなり、毛先が裂けやすい状態になります。
頻度を見直し、必要以上に重ねないことが枝毛予防につながります。
2. やさしくブラッシングする習慣をつける
無理に絡まりを引っ張ると、毛先に強い力が加わり縦方向に裂けやすくなります。
毛先から少しずつほぐすようにブラッシングし、濡れている状態では特に慎重に扱うことが大切です。
3. ドライヤーやヘアアイロンは正しく使うようにする
高温の熱を繰り返し当てると乾燥が進み、髪の弾力が失われます。
ドライヤーは適切な距離を保ち、アイロンは必要以上に高温に設定しないなど、熱ダメージを抑える使い方を意識しましょう。
4. タオルドライ後はすぐに乾かす
濡れた髪は強度が低下しており、摩擦の影響を受けやすい状態です。
タオルでやさしく水分を取ったら、できるだけ早く乾かすことでダメージの進行を防ぎやすくなります。
5. 紫外線が強い日はUVスプレーや帽子で髪を守る
髪は日々の食事からつくられます。
栄養不足や極端なダイエットは、成長途中の髪を弱くする可能性があります。
バランスの良い食事を心がけることが、健やかな髪づくりの土台になります。
6. 寝具やタオルは摩擦の少ない素材を選ぶ
過度な摩擦はキューティクルを傷つける要因になります。
綿のパイル地などザラつきのある素材は摩擦が起きやすいため、シルクやサテンなど表面がなめらかな素材を選ぶなど、日常の細かな習慣の見直しも予防につながります。
7. 1〜2か月に一度は美容院でカットしてもらう
毛先はダメージが蓄積しやすい部分です。
定期的に整えることで、細かな裂け目が広がる前にリセットできます。
枝毛予防には、早めのメンテナンスが効果的です。
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