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髪の静電気がひどい!原因と対策を解説!

髪の静電気がひどい!原因と対策を解説

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「髪の静電気がひどい…」
「静電気で髪がうまくまとまらない…」

髪がふわっと広がったり顔に張り付いたりして、髪の静電気に悩む人は多いですよね。

髪の静電気は季節の問題だけでなく、乾燥や摩擦、髪の状態などいくつかの条件が重なることで起こりやすくなります。

この記事では、髪の静電気が起こる原因と対策をわかりやすく解説。

今すぐできる応急処置から、毎日のヘアケアで静電気を防ぐ方法までまとめているので、髪の広がりやパチパチを抑えるヒントが見つかりますよ。

この記事の監修

今井健二さん

ヘアスペシャリスト

ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)

今井 健仁さん

目次

髪に静電気が起こる仕組みと主な原因

髪の毛に静電気が起こる仕組みと主な原因

冬になると、髪がふわっと広がったり、顔に張り付いたり、マフラーを外した瞬間にパチパチすることはありませんか。

髪にはプラスの電荷とマイナスの電荷がたくさん存在し、普段はだいたい釣り合っています。
空気も含めて髪が何かに接したときに電荷が移動してバランスが崩れることで静電気が発生し、乾燥や摩擦などいくつかの条件が重なると起こりやすくなります。

ここでは、髪に静電気が起こる仕組みを簡単に整理しながら、特に影響が大きい主な原因を解説します。

原因① 髪が乾燥して水分が不足

髪は水分を含んでいると電気を外に逃がしやすくなりますが、乾燥すると電気をため込みやすくなります。

環境や測定方法にもよりますが、乾いた状態の髪でも10~15%程度の水分が含まれます。
これが少なくなると静電気が発生しやすい髪の状態です。


また、カラーやパーマ、ドライヤーやヘアアイロンなどによるダメージが蓄積した髪は水分を保持しにくいため、静電気が発生しやすくなります。

原因② ニット・マフラー・枕などの摩擦

原因② ニット・マフラー・枕などの摩擦で帯電する

静電気は、髪と衣類や寝具などがこすれ合うことでも発生します。

たとえばニットやマフラーを着脱するとき、コートの襟やマフラーに髪が触れているとき、寝ている間に枕と髪が擦れるときなどは摩擦が起こりやすい場面です。

こうした摩擦によって生まれた静電気は、乾燥した環境では外へ逃げにくくなり、髪にたまりやすくなります。

その結果、髪が広がったり浮き毛が出たりすることにも繋がります。
また、化学繊維の衣類やマフラーは摩擦によって電気をため込みやすい素材です。

原因③ 影響を受けやすい細く柔らかい髪質

髪質によっても静電気の起こりやすさは変わります。

細い髪質の方が表面積の割合が大きくなるため静電気は発生しやすい傾向があります。

そして、細い髪質の方が軽く柔らかいため、静電気でよりふわっと浮いたり広がったりしやすくなります。


このように、同じ環境でも髪質によって静電気の出やすさに差が出ることがあります。

原因④ 乾燥した環境

日常の環境も、静電気の起こりやすさに大きく関わります。

空気が乾燥しやすい冬場や、夏場でもエアコンで乾燥している部屋では静電気が発生しやすくなります。

乾燥していると静電気を逃がす水分が空気中に少ないので、髪に静電気が発生しやすくなります。

髪の静電気が引き起こす髪へのデメリット

髪の毛の静電気が引き起こす髪へのデメリット

髪に静電気が起こると、見た目の乱れだけでなく、髪の扱いやすさや日常の快適さにも影響が出ることがあります。

静電気そのものが直接髪を大きく傷めるわけではありませんが、摩擦が増えたり髪同士が絡まりやすくなったりすることで、結果的に髪に負担がかかりやすい状態になります。

主なデメリットは次のとおりです。

  • 髪が広がりまとまりにくくなる
    → 静電気によって髪同士が反発し合うため、ふわっと広がりやすくなりスタイリングが崩れやすくなります。
  • 髪同士が絡まりやすくなる
    → 静電気で髪が不規則に動くことで絡まりやすくなり、ブラッシング時の切れ毛や枝毛につながることがあります。 
  • ほこりや花粉が付きやすくなる
    → 静電気を帯びた髪は空気中の微粒子を引き寄せやすく、ほこりや花粉などが付着しやすくなります。
  • 髪が顔や首元に張り付きやすくなる
    → 髪に静電気がたまると軽く持ち上がり、顔や首元の肌にくっつきやすくなります。
  • 衣類との摩擦が増え髪に負担がかかりやすくなる
    → 静電気が発生すると髪と衣類が引き合い、摩擦が増えることで髪に余計な負担がかかることがあります。
  • 金属に触れたとき放電のショックが起こることがある
    → 髪や体にたまった電気が金属に触れた瞬間に放電し、パチッとしたショックを感じることがあります。

なお、静電気が直接キューティクルを剥がしたり髪のダメージを大きく広げたりするわけではありません。

静電気が起こりやすい状態では髪や空気が乾燥していることが多く、摩擦が増えることで結果的に髪がダメージを受けやすい状態になる可能性があります。

今すぐ対策!髪の静電気をその場で抑える応急処置

今すぐ対策!髪の毛の静電気をその場で抑える応急処置

髪の静電気は乾燥や摩擦が原因で起こるため、外出先や日中でも突然気になる場面もたくさんありますよね。

ここではそんな時に使える、今すぐできる髪の静電気対策を紹介します。

1. 【簡単で確実】ヘアオイルで髪を整える

髪の静電気対策として簡単で効果的なのが、ヘアオイルを少量なじませる方法です。

オイルが髪表面をコーティングすることで摩擦が減り、静電気を抑えやすくなります。

毛先や広がりやすい部分に少量なじませるだけでも、髪のまとまりがよくなりますよ。

乾くと効果はなくなってしまいますが、水で軽く濡らした手で髪表面をなでるだけでも、静電気を逃がす応急処置としては機能します。

2. ブラッシングは静電気防止ブラシで、力を入れずゆっくり通す

2. ブラッシングは静電気防止ブラシで、力を入れずゆっくり通す

静電気が起きているときは、ブラッシングの方法でも状態が変わります。

静電気防止ブラシや金属製・木製のブラシなどを使い、力を入れずゆっくり髪を整えることで、髪の電気を逃がしながら絡まりをほぐしやすくなりますよ。

逆に強くブラッシングすると摩擦が増えて静電気が起きやすくなるだけでなく髪のダメージにもつながるため、やさしく通すことがポイントです。

3. 金属に一度触れてから髪を整える

静電気が気になるときは、金属に触れて体にたまった電気を放電してから髪を整える方法もあります。

ドアノブや手すりなどの金属に触れることで電気が逃げやすくなり、そのあとに髪を整えると静電気の影響を感じにくくなることも。

簡単にできる応急処置として覚えておくと便利です。

毎日のヘアケアで髪の静電気を防ぐ対策6選

毎日のヘアケアで髪の静電気を防ぐ対策方法6選

髪の静電気は、乾燥や摩擦などの条件が重なることで起こりやすくなります。

そのため、日々のヘアケアや生活環境を少し見直すだけでも、静電気を抑えられますよ。

ここでは、毎日の習慣として取り入れやすい髪の静電気対策を紹介します。

対策① 保湿力のあるシャンプー&トリートメントで乾燥を防ぐ

髪の乾燥は静電気が起こる大きな原因のひとつです。

保湿力のあるシャンプーやトリートメントで髪の水分を保つことで、電気がたまりにくい状態を保ちやすくなります。

特にトリートメントに含まれるカチオン性界面活性剤やシリコーンなどの成分は、髪表面を整え静電気の発生を抑える効果があります。

対策② ドライヤーで髪の根元から乾かし、8割乾いたら冷風で仕上げる

対策② ドライヤーは根元から乾かし、8割乾いたら冷風で仕上げる

ドライヤーは髪の根元から乾かし、全体が8割ほど乾いたら冷風で仕上げると髪表面が整いやすくなります。

冷風を当てることで髪表面が整いやすくなり、髪の水分が保たれやすくなるため、乾燥による静電気を抑える効果が期待できますよ。

対策③ お風呂上がりすぐにヘアオイルやヘアミルクをなじませる

タオルドライ後の髪にヘアオイルやヘアミルクをなじませると、髪表面をコーティングして水分の蒸発を防ぎやすくなります。

アウトバストリートメントは髪の摩擦を減らす効果もあり、静電気が起こりにくい状態をつくるのに役立ちます。

対策④ 金属製や木製のブラシやクシを使う

対策④ プラスチック製ではなく金属製や木製のクシを使う

ブラッシングに使うクシやブラシの素材によっても、静電気の起こりやすさは変わります。

プラスチック製は、摩擦により電気が発生しやすいため、金属製や木製がおすすめ。

こうした素材は電気を逃がしやすく、髪の静電気を抑えるのに役立つことがあります。

対策⑤ 滑りのよい素材の枕カバーに替えて就寝中の摩擦を減らす

寝ている間は、枕と髪の摩擦が長時間続くため静電気が起こりやすい状態です。

シルクやサテンなど滑りのよい素材の枕カバーを使うと摩擦を減らしやすく、静電気の発生を防ぐことができます。

対策⑥ 部屋の湿度を40〜60%に保ち、空気の乾燥を防ぐ

対策⑥ 部屋の湿度を40〜60%に保ち、空気の乾燥から静電気を防ぐ

静電気は空気が乾燥しているほど発生しやすくなります。湿度が高いほど静電気は発生しにくくなりますが、じめっとした不快感も増えてしまいます。

室内の湿度を40〜60%程度に保つと、静電気の発生を抑えることができますよ。

特に冬は暖房によって室内が乾燥しやすいため、湿度管理も重要な対策のひとつです。

髪の静電気に関する悩みQ&A

髪の静電気については、「ダメージのサインなの?」「子供でも起こるの?」「抜け毛の原因になる?」など、さまざまな疑問を持つ人が少なくありません。

ここでは、髪の静電気に関するよくある疑問をQ&A形式で解説します。

Q1. 静電気が発生したら髪がダメージしているサイン?

今井 健二

今井 健仁さん

実際のところ湿度の影響が最も大きく、髪の静電気がダメージのサインとまでは言い切れないです。
ダメージしていると髪の水分が減って静電気も発生しやすくなりますが、ダメージのない髪でも空気が乾燥していれば静電気は発生します。
髪質、温度湿度などすべて同一条件であれば、静電気の起きやすさが髪のダメージのサインと捉えることは可能で、そういったダメージ評価の研究もあります。

Q2. 子供の髪の静電気が強いのはなぜ?どうケアすればいい?

今井 健二

今井 健仁さん

子供の髪は細く、1本あたりの表面積が大きいため、静電気の影響を受けやすいと考えられます。
そのため、大人より髪がふわっと浮いたり広がったりしやすいことも。
基本的なケア方法は大人と同じで、髪の保湿や摩擦を減らすヘアケアを心がけることが大切です

Q3. 冬以外でも静電気が起こるのはなぜ?

今井 健二

今井 健仁さん

静電気は摩擦によって発生し、水分があると外へ逃げやすくなります。
そのため冬は乾燥しやすく静電気が起こりやすい季節ですが、冬以外でも湿度が低い日には発生します。
最近では、夏でもエアコンによって室内が乾燥し、静電気が起こるケースもあります。

Q4. 静電気で髪は痛む?薄毛・抜け毛に影響はある?

今井 健二

今井 健仁さん

ピンポイントでパシッときた部分がダメージする可能性はありますが、静電気によって髪同士や衣類との摩擦が増えて、髪がダメージしやすい状態になることの方が影響は大きいです。
また、静電気そのものが薄毛や抜け毛の原因になるわけではありません。
静電気によって髪が絡まりやすくなると、ブラッシング時に引っかかって一時的に抜け毛が増えることはありますが、基本的には一時的なものです。

Q5. 静電気を完全になくすことはできる?最も効果的な対策は?

今井 健二

今井 健仁さん

静電気を完全になくすことはできません。
物体には必ず電気(厳密には電子)が存在し、何らかの要因でそれが偏ると静電気となるため、すべての物体で起こりえます。
静電気を抑えるためには、室内の湿度を適度に保つことや、髪の保湿ケアを行い摩擦を減らすことが効果的です。

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