毎日のケア (カラーリング後の髪に艶を出す毎日のケア・トリートメント方法)
日々のお手入れでは、染めた髪の仕上がり (色、ツヤ、手触り) を保つために、髪を守るキューティクルをしっかりケアします。
ポイント1 洗い流さないトリートメントを使う
キューティクルは摩擦に弱いため、ヘアカラーした髪のデイリーケアには洗い流さないトリートメントが適しています。
トリートメントの特長比較
洗い流さないトリートメント (アウトバスタイプ) |
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洗い流すトリートメント (インバスタイプ) |
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ポイント2 濡れている状態では、髪がこすれ合わないように注意する
染毛後、1週間は髪が傷みやすい状態になっています。特に濡れた髪はお互いにこすれ合ってキューティクルを傷めやすい状態になっています。濡れたまま放置せず、またゴシゴシこすらないように気をつけましょう。
- シャンプー
- 髪は濡れると絡みやすくなります。あらかじめ目の粗いブラシやクシで髪のもつれをといておきましょう。もつれたままでシャンプーすると、余分な力がかかりダメージの原因になります。
- シャンプーを手のひらで泡立てる
- シャンプーは手のひらで泡立ててからつけると、髪同士の摩擦を軽減できます。
- タオルドライ
- 髪をポンポンと軽くたたくように水気を拭き取ります。髪同士をこすり合わせると、キューティクルに摩擦が起こって傷みの原因になります。タオルで髪をはさみ込むようにして拭いてください。
- 髪は濡れたまま放置しない
- 髪が濡れたままの状態で就寝するとキューティクルを傷めてしまいます。毎日繰り返すと大きなダメージになるため注意しましょう。
- 無理にとかさない
- 髪の根元から毛先まで一気にとかすと毛先が絡みやすく、無理をすれば髪に大きな力がかかってしまいます。特に髪が濡れているときは、目の粗いブラシやクシで軽く流れを整える程度にしてください。
ポイント3 ドライヤーは乾ききる直前で止めるのが効果的
髪が濡れた状態では、衣類や寝具等に色が付くことがあります。濡れた髪は、乾かすようにしましょう。ただし、ドライヤーの熱を当てすぎると、髪の水分が失われ、キューティクルがめくれ上がってしまい、ダメージの原因になりますのでご注意ください。
- 乾ききった髪にドライヤーの熱を当て続けない
- 髪の温度は濡れている間は上がりにくいのですが、乾ききったとたんに急上昇します。水分も急激に失われていくため、ドライヤーは乾ききる直前で止めましょう。
- 熱を一カ所に当てすぎない
- 当てた部分の温度が急激に上がり、髪の水分が失われてしまいます。
- 洗い流さないトリートメントを使う
- トリートメントは洗い流さないタイプを使って、うるおいを補給しておきましょう。
- ※ヘアカラー (医薬部外品) は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
- ※今までにヘアカラーでかぶれたことのある方は、絶対に使用しないでください。また、皮膚アレルギー試験(パッチテスト)もしないでください。
- ※ヘアカラーをご使用の前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) をしてください。
- 「かぶれ」と「皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) 」については『日本ヘアカラー工業会』のWEBサイトでもご確認頂けます。