湿気で髪がボサボサになる原因は?広がりやうねりの対策と直し方を解説!

湿気で髪がボサボサになる原因は?広がりやうねりの対策と直し方を解説!

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「湿気で髪がボサボサになるのはなぜ?」
「雨の日でも髪の広がりやうねりを抑えるには?」

湿度が高い日は、髪が空気中の水分の影響を受け、広がりやうねりが目立ちやすくなる場合があります。

とくに、乾燥やダメージのある髪やくせ毛などは、朝に整えても外出後に毛流れが崩れやすく、対策に悩む人も多いでしょう。

この記事では、湿気で髪がボサボサになる理由から、すぐにできる対処法、悩み別の整え方、毎日のヘアケア、注意点までわかりやすく解説します。

この記事の監修

監修:今井健仁

ヘアスペシャリスト

ホーユー株式会社
総合研究所 研究員/博士(医学)

今井 健仁さん

目次

湿気で髪がボサボサになるのはなぜ?

湿気で髪がボサボサになるのはなぜ?

湿気で髪がボサボサになる主な原因は、髪が空気中の水分を吸収すると髪内部の結合が変化し、髪の形が変わりやるくなる性質のためです。そのため湿度が高い日は、広がりやうねりが目立つことがあります。

ただし、影響の受け方は髪質やダメージの程度によって異なり、同じ湿度でも広がり方には個人差があります。

乾燥・ダメージ、もともとのくせ、髪の太さ、年齢に伴う変化などを分けて考えると、自分に必要な対策を選びやすくなります。

1. ダメージや乾燥で髪の水分バランスが乱れやすい

乾燥やダメージで髪表面が乱れていると、髪内部への水分の出入りに偏りが生じ、湿気による広がりやうねりが目立ちやすくなります。

カラーやパーマ、ヘアアイロンの熱、強い摩擦などが重なると、髪がパサついて毛流れも整いにくくなる場合があります。

湿気対策では、その場で見た目を整えるだけでなく、日頃から髪への負担を増やさないことも大切です。

2. くせ毛や細毛は湿気の影響を受けやすい

くせ毛は髪の断面形状や内部構造が均一でないため、湿度が高いとくせやうねりが強く見える場合があります。

細い髪も、髪質やダメージの状態によっては湿気の影響を受けやすく、毛流れが乱れたり広がったりすることがあります。

細い髪がすべて湿気に弱いわけではないため、髪の太さだけで決めつけず、実際の広がり方や仕上がりを見ながらケアを調整しましょう。

3. 年齢による髪質の変化で広がりやすくなることもある

年齢とともに髪の直径や形状、表面状態が変化することが知られており、その結果として広がりやうねりが気になる場合があります。

また、年齢とともに髪の油分が少なくなる傾向があり、その結果として湿気の影響を受けやすくなることもあります。                                               以前より広がりやうねりが気になる場合も、年齢だけを原因と考えず、乾燥やダメージ、もともとのくせなどを含めて髪の状態を確認しましょう。

湿気でボサボサになる髪の対処法

湿気でボサボサになる髪の対処法

湿気で髪がボサボサになったときは、毛流れをいったんリセットし、乾かして形を整えたあと、スタイリング剤で仕上げるのが基本です。

広がった髪を乾いたまま強く押さえつけるよりも、必要な部分へ適度に水分を与えて整え直す方が扱いやすくなります。

「濡らす・乾かす・必要に応じてアイロンを使う・スタイリング剤で仕上げる」の順で整えましょう。

1. 根元を軽く濡らしてうねりをリセットする

乾いた状態でついたうねりや寝ぐせは、表面だけを押さえるより、起点となる根元を軽く濡らして整え直す方が扱いやすくなります。

霧吹きや濡らした手で必要な部分を湿らせ、タオルで余分な水分を軽く取ってから乾かしましょう。

髪全体をびしょ濡れにする必要はなく、うねりが出ている範囲と根元を中心にリセットするのがポイントです。

2. ヘアミルクやオイルを適量なじませる

ヘアミルクやヘアオイルは、髪の手触りと表面を整え、湿気による広がりを抑えやすくするために役立ちます。

一般に、ヘアミルクは髪へやわらかさやまとまりを与えやすく、ヘアオイルは髪表面をコーティングしてツヤやまとまりを出しやすいアイテムですが、役割や仕上がりは商品によって異なります。

中間から毛先へ少量ずつなじませ、足りない場合だけ追加すると、ベタつきや重さを防ぎやすくなります。

3. 根元から毛先までしっかり乾かす

濡らした髪や洗髪後の髪は、根元から毛先まで乾かし切ることが、湿気でボサボサになるのを防ぐ基本です。

根元の向きと毛流れを整えながら乾かし、髪の中間から毛先には上から下へ風を当てると、表面を整えやすくなります。

ドライヤーを近づけすぎたり同じ箇所へ長く当てたりせず、熱を集中させないようにしましょう。

4. ヘアアイロンは低めの温度から試す

ヘアアイロンは必要以上の高温を避け、低めの温度から髪の反応を見ながら使いましょう。

髪が濡れたまま使用すると負担がかかりやすいため、ドライヤーで完全に乾かしてから、必要な部分だけを短時間で整えます。

同じ箇所へ何度もアイロンを通すのではなく、毛束の量や通す速さを調整し、できるだけ少ない回数で仕上げることが大切です。

5. バームやスプレーで仕上げて湿気から守る

ベースを整えたあとにバームやスプレーを適量使うと、毛流れを固定し、湿気による崩れを抑えやすくなります。

バームは髪へまとまりを与えやすく、スプレーは整えた形を保ちやすくするため、仕上げたい質感や部位に合わせて選びましょう。

一度に多くつけず、バームは中間から毛先へ、スプレーは髪から少し離して薄く重ねるのがポイントです。

ただし、湿気の影響を完全に防げるわけではなく、髪質や天候によって仕上がりは異なります。

【悩み・場所別】湿気による髪のボサボサ対策

【悩み・場所別】湿気による髪のボサボサ対策

湿気による髪のボサボサ対策は、前髪、アホ毛、くせ毛、髪全体の広がりなど、気になる場所や悩みによって整え方が異なります。

すべての髪へ同じ量の水分やスタイリング剤を使うのではなく、崩れやすい部分へ必要なケアを絞ることが大切です。

自分がとくに困っている場所を優先し、仕上がりを確認しながら水分量やスタイリング剤の量を調整しましょう。

1. 前髪は最初に根元から乾かす

前髪は毛流れが崩れやすいため、髪全体の中でも最初に根元から乾かして形を整えましょう。

うねりが出ている場合は根元を軽く濡らし、指で左右に動かしながら風を当てると、生えぐせによる偏りを整えやすくなります。

ヘアアイロンやスプレーを使う場合も、前髪を完全に乾かしてから少量ずつ仕上げることが大切です。

2. アホ毛はポイント用スタイリング剤で整える

表面から浮く短い毛には、スティックやマスカラ型などのポイント用スタイリング剤を使うと、狙った部分だけを整えやすくなります。

商品を髪へ強く押しつけるのではなく、表面を軽くなでるようになじませると、固まりやベタつきを防ぎやすくなります。

頭皮にはつけず、浮きやすい毛だけへ少量を使い、足りない場合に追加しましょう。

3. くせ毛は無理に伸ばさず動きを生かす方法も検討する

くせ毛は毎回まっすぐに伸ばすだけでなく、もともとの動きを生かすスタイリングを選ぶと、湿気による崩れが目立ちにくくなる場合があります。

ヘアミルクやバームなどをなじませ、くせの方向をそろえながら乾かすと、広がりを抑えつつ自然な動きを出しやすくなります。

ストレートに整えたい場合は、髪を完全に乾かしてから必要な部分だけへアイロンを使い、熱を当てすぎないようにしましょう。

4. 髪全体の広がりは保湿と仕上げのバランスを調整する

髪全体が広がる場合は、ヘアミルクなどで手触りを整えるケアと、オイルやバームで表面をまとめる仕上げのバランスが重要です。

乾燥やダメージが気になる髪は保湿感のあるアイテムを取り入れ、細い髪や重くなりやすい髪は軽い質感のものを少量から試しましょう。

毛先と髪の内側からなじませ、手に残った少量を表面へつけると、重さを抑えながら全体を整えやすくなります。

毎日できる!湿気に負けにくい髪を目指すヘアケアのコツ

毎日できる!湿気に負けにくい髪を目指すヘアケアのコツ

毎日のヘアケアで髪質そのものを変えることはできませんが、髪表面と手触りを整えることで、湿気による広がりを扱いやすくできます。

シャンプー、インバストリートメント、洗い流さないトリートメント、ドライヤーまでを一連のケアとして見直しましょう。

どれか一つのアイテムだけに頼らず、今の髪質やダメージの状態に合わせて組み合わせることが大切です。

1. 髪質に合わせてシャンプーを選ぶ

湿気対策用という表示だけでなく、頭皮と髪の状態に合う洗浄力や仕上がりでシャンプーを選ぶことが大切です。

乾燥やダメージが気になる場合は洗浄力が強すぎず、しっとり仕上がるものが選択肢になりますが、細い髪や根元が重くなりやすい髪では、仕上がりが重すぎないかも確認しましょう。

洗髪後のパサつき、根元のベタつき、乾かしたあとのまとまりを目安に、自分の髪へ合っているか判断してください。

2. インバストリートメントでうるおいを補う

インバストリートメントは、髪の表面と手触りを整え、乾燥によるパサつきや広がりを抑えやすくするために役立ちます。

頭皮を避けて中間から毛先へなじませ、放置時間やすすぎ方は商品に記載された使用方法に従いましょう。

量を増やしたり、すすぎを極端に減らしたりすればよいわけではなく、適量と正しい使い方を守ることが大切です。

3. 洗い流さないトリートメントで髪を保護する

洗い流さないトリートメントは、タオルドライ後の髪へなじませることで、乾かす前の指通りやまとまりを整えやすくします。

ヘアミルクやヘアオイルなどから、髪の乾燥具合や求める仕上がりに合うものを選びましょう。

毛先から少量ずつ均一になじませ、根元へつけすぎないことが、ベタつきやボリュームダウンを防ぐポイントです。

4. 洗髪後は時間を置かずに乾かす

洗髪後の髪は長時間放置せず、タオルドライをしたら時間を置かずにドライヤーで乾かしましょう。

濡れた髪は摩擦の影響を受けやすく、自然乾燥や半乾きでは毛流れが乱れた状態のまま形がつきやすくなります。

タオルでやさしく水分を取り、根元から順に乾かして、内側や襟足まで湿り気が残っていないか確認してください。

湿気による髪のボサボサを悪化させないための注意点

湿気による髪のボサボサを悪化させないための注意点

湿気対策をしていても、乾かし不足、過度な熱、スタイリング剤のつけすぎが重なると、かえって髪が扱いにくくなる場合があります。

その日の仕上がりだけでなく、日々のケアで髪へ余計な負担をかけていないかも見直しましょう。

熱とスタイリング剤は必要な範囲にとどめ、髪の状態を確認しながら使い方を調整することが大切です。

1. 半乾きのまま寝ない

髪が半乾きのまま寝ると、寝具との摩擦や寝ている間の毛流れによって、翌朝の広がりやうねりが目立ちやすくなります。

表面が乾いていても、髪の内側や襟足、耳の後ろには水分が残っていることがあります。

就寝前に根元、内側、襟足まで手で触れ、湿り気がないことを確認しましょう。

2. 高温のアイロンを何度も当てない

高温のヘアアイロンを同じ箇所へ何度も当てると、髪の乾燥やダメージにつながり、湿気でまとまりにくい状態を招く場合があります。

アイロン前に髪を完全に乾かし、必要な部分へだけ使用することで、熱を当てる範囲と時間を減らせます。

低めの温度から試し、短時間で形を整え、同じ毛束へ繰り返し通さないことを意識しましょう。

3. オイルやスタイリング剤をつけすぎない

オイルやスタイリング剤は、多くつけるほど湿気を防げるわけではなく、つけすぎるとベタつきや重さ、束になりすぎる原因になります。

とくに細い髪やボリュームが出にくい髪では、根元がつぶれて全体のバランスが崩れる場合があります。

最初は少量を手のひらへ薄く広げ、毛先と内側からなじませて、足りない場合だけ追加しましょう。

4. 保湿せずにハードスプレーだけで固めない

ハードスプレーは整えた形を保つためのものであり、乾燥した髪の手触りや水分バランスを整えるケアの代わりにはなりません。

ベースを整えないままスプレーだけで固めると、髪が硬く見えたり、仕上がりにムラが出たりする場合があります。

必要に応じてヘアミルクなどで髪を整え、完全に乾かしてから、仕上げとしてスプレーを薄く使いましょう。

5. セルフケアでまとまらないときは美容室に相談する

セルフケアを見直してもまとまりにくい場合は、美容室で髪質やダメージの状態を確認してもらい、扱いやすい方法を相談しましょう。

カットによる毛量や形の調整、トリートメント、くせを整える施術など、悩みに応じた選択肢を提案してもらえる場合があります。

薬剤を使う施術は髪へ負担がかかることもあるため、カラーやパーマの履歴、普段のアイロン使用、希望する仕上がりを具体的に伝えることが大切です。

髪の湿気対策に関するよくある質問

髪の湿気対策は、髪質、ダメージの状態、使う商品の仕上がりによって適した方法が異なります。

ここでは、ヘアミルクとオイルの選び方、シャンプーでできる対策、外出先での応急処置について結論から解説します。

一つの方法だけでなく、使ったあとのまとまりや重さを確認しながら調整してください。

Q1. 湿気対策にはオイルとミルクのどちらが向いていますか?

オイルとミルクのどちらが向いているかは髪質や悩みによって異なり、一律には決められません。

乾燥して硬さやパサつきが気になる場合はミルク、表面の広がりやツヤ不足が気になる場合はオイルが選択肢になりますが、商品の処方によって仕上がりは異なります。

乾燥が強い髪ではミルクを全体へなじませ、必要に応じて毛先へオイルを少量重ねる方法もあります。

Q2. シャンプーを変えるだけでも広がりは抑えられますか?

髪に合うシャンプーへ変えることでまとまりやすくなる場合はありますが、シャンプーだけですべての広がりを抑えられるとは限りません。

洗浄力や仕上がりが髪に合っていない場合は、見直すことで洗髪後のパサつきや重さを調整しやすくなります。

インバストリートメント、洗い流さないトリートメント、乾かし方、仕上げのスタイリングまで組み合わせて対策しましょう。

Q3. 外出先で髪がボサボサになったときの応急処置は?

外出先では広がった部分や根元を軽く湿らせて毛流れを整え、ポイント用スタイリング剤を少量使うのが基本です。

ドライヤーを使える場合は、濡らした部分の余分な水分をタオルで取り、根元から乾かして形を整え直しましょう。

乾かせない場合は手のひらを軽く湿らせて表面を整え、アホ毛や毛先へポイント用スタイリング剤を少量だけなじませます。

オイルを何度も重ねるとベタつきや束感が強くなるため、つけ足しすぎには注意してください。

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