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LICOLO部大変身企画！都内人気サロン体験レポート ~ar北千住~
2023.10.13
ヘアカラーリング
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大好評の変身企画第２弾！
今回もLICOLO部メンバーから髪に悩みをもつ２名の方にお集まりいただき、北千住にある人気サロン「ar」北千住の美容師さん2 名に「似合う髪型にしてください！」とオーダーしてみました！
ここからは、変身の過程や体験してみた感想について、リアルな声をお届けしていきます！
今回参加したLICOLO部メンバーの皆さん
毎回大変ご好評いただいている変身企画ですが、今回も多数応募いただいた方の中からあやさん、まもさんの2名にご協力いただきました！
あやさん
まもさん
- 目次
1. LICOLO部メンバー あやさん
以前より髪のダメージが気になりつつもイメチェンする勇気が持てず、ずっとセミロングのスタイルなんだとか。私生活では前厄を迎えてパッとしない日々が続いているため、この機会にセミロングからボブにイメチェンして、インナーカラーにもトライしたい！とのこと。
変身させてくれる美容師さん
スタイル提案
STEP 1 納得するまで入念にカウンセリング
ar北千住 オーナー
日野通さんさん
長さはどれくらいにしたいですか？
あやさん
今日はイメチェンしにきました！短くしてみたいんだけど、毛先がはねるのはいやで…あごラインくらいのボブ位がいいかな。
ar北千住 オーナー
日野 通さん
結構切りますね！確かにあごラインならはねる心配はないけれど、結べなくなっちゃうのは大丈夫？くびれヘアは毛先のはねが気にならないし、大人っぽい雰囲気が出てお似合いになりそうですね。
普段アイロンは使いますか？
LICOLO部公認メンバー
あやさん
あまりアイロンは使わないので、スタイリングが簡単な髪型がいいな♪
ar北千住 オーナー
日野 通さん
じゃあ、まとまりやすいカットに仕上げますね。ただ、少しだけアイロンを使った方がスタイリングはキレイにまとまりますよ。
後で教えるので良ければチャレンジしてみてくださいね。
――10㎝以上のカットをする場合は、納得するまで入念に美容師さんと確認作業をしましょう！
ar 日野さんのこだわりポイント
10㎝以上のカットは、これまで見慣れていた髪型とかなり印象がかわります。切らなきゃ良かったと後悔しないためにも、入念なカウンセリングが重要です！
まずはお客さまが興味のあるスタイル画像をいくつか教えてもらい、なりたいイメージを把握しておきます。
そして大胆カットをオーダーされる方には、
①髪は結べる長さにしたいのか
②カットすることでお手入れ方法が変わることに抵抗はないか
③これまでの見た目と比べて、どんな印象をもたれたいのか
この３つの項目について細かく聞き出すようにします。こ自分がイメージしていた髪型が明確になって、前向きな姿勢でカットに挑戦できるようになりますよ。
STEP 2 人気のくびれスタイルをカットで調整
――全体の長さは肩ラインに設定。自然なくびれがでるように、内側の毛束をレザーを使ったカットで軽く削ぎ落とします。
ar北千住 オーナー
日野 通さん
「髪のクセに合わせてレザーをいれるのがポイント。全体がくびれるようなシルエットをつくりつつ、まとまりやすさも同時に叶いますよ！
――サイドは頬部分から毛先に向かってレイヤーを。長めにつくった前髪とつなげます。
ar北千住 オーナー
日野 通さん
「前髪とサイドをつなげることで、顔まわりの印象が華やかになります。小顔効果も出せる優秀デザインですよ」
STEP 3 初めてのインナーカラーでこなれ感を演出！
普段は会社勤務のあやさん。金髪や派手髪はNGだけど、落ち着いたファッションカラーやインナーカラーは許容範囲とのこと。今回はインナーカラーにも挑戦！ まずはサイドの内側に、こめかみラインからブリーチ。インナーカラーなら、髪色の規定が厳しくても髪で被せることで隠れるので挑戦し易いかもしれませんね！
前髪部分は極細の毛束を取り出すウィービングという技術をつかい、拾いだした毛束のみブリーチしハイライトを入れていきます。
こうすることで、髪の表面に自然な立体感を出すことができます。
ブリーチ用の薬剤をつけ終わった状態。ホイルをつけた状態でしばらく放置します。
ブリーチされた毛束の状態がこちら。かなり色素が抜けて明るい髪色に！
――普段は会社勤務のあやさん。金髪や派手髪はNGだけど、落ち着いたファッションカラーやインナーカラーは許容範囲とのこと。今回はインナーカラーに挑戦！ まずはサイドの内側に、こめかみラインからブリーチ。
インナーカラーなら、髪色の規定が厳しくても髪でかぶせることで隠れるので挑戦しやすいかもしれませんね！
ar北千住 オーナー
日野 通さん
元々が赤みの強い髪色なので、全体はグレーとベージュを混ぜたグレージュカラーで、赤みを抑えていきます。グレージュは髪に透明感とくすみがでる今人気のカラーです。
STEP 4 スタイリングはトップの根元を立ち上げるのがコツ
――カットとカラーを終えたら、スタイリング。ぺたんこになりがちなトップは、いつものわけ目を少しずらした部分にブラシを入れブローします。立ちあげるときは、ブラシを少し押し出すように立ちあげながら乾かすのがポイント。
ar北千住 オーナー
日野 通さん
ブラシをぐっと押しだして、そのまま根元を巻きながらブローします。こうするとフワっと立ちあがって、わけ目も目立たなくなりますよ。
――毛先をワンカールして、トップも軽く巻きふわっとしたボリュームをだしていきます。最後はオイルをもみこみながらつけたら完成です！
今回使用した商品
- ※本記事による商品の推薦はLICOLO編集部によるもので、当記事に登場する美容師の推薦ではございません
変身BEFORE/AFTER
BEFORE
毛先のダメージとカラーの褪色に悩まれていて、カットで解消したいと希望されていたあやさん。トップのぺたんこの状態も気にされていました。
AFTER
肩ぎりぎりのラインまで大胆にカット！ アイロンで顔まわりにカールをつけて動きをだすことで華やかな印象に仕上がっています。
初挑戦のインナーカラーは、洗う前の毛束よりも落ち着いたアッシュ系ブラウンに。ここから徐々に褪色して明るくなるので、その過程をたのしむことができそう。全体染めしたグレージュは、透明感がでてつや感もアップしています。
ar 北千住店 オーナー
日野 進さん
インナーカラーは１回のブリーチに抑えて、あえて控えめに仕上げました。一気に色を抜いてしまったら、ブリーチが初めての方には「明るすぎる！」と思われてしまうかもしれません。ブリーチを抑えて物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、ブリーチした髪は徐々に褪色するので、その過程もたのしめますよ。無理せず色を育てていきましょう。
感想
あやさん
私がイメージする髪型について何度も話し合いを重ねてから仕上げてくださいました。ここまでカウンセリングに時間をかけてもらったのは初めて。これからはもう少しコテやアイロンもつかってスタイリングをもっとたのしもうと思います。
ar 北千住店 オーナー
日野 進さん
当初はあごラインボブを希望されていましたが、やや長めにすることで扱いやすい髪型にしました。トップの立ちあがりをつくる方法やアイロンの巻き方もレクチャーしたので、短くなってもアレンジの幅はさらにひろがったと思います。普段から自宅でも再現できるスタイル提案を心がけています。
2. LICOLO部メンバー まもさん
ショートにして2年半。馴染んできたけれど、変わり映えしないのが悩み。以前前髪を思い切り短くカットしたものの、自分の私服と合わなすぎてトラウマに。奇抜にならずに変化をつけたデザインが理想です。
変身させてくれる美容師さん
スタイル提案
STEP 1 こまかくヘアスタイル履歴を確認しながらカウンセリング
――まずは…トラウマになってしまった髪型について経緯を教えてください！
まもさん
ガラっと印象が変わるってことで、眉上のぱっつん前髪にカットしてもらったんです。幼くみられがちな顔が、より一層幼い印象になってしまって…。しばらく帽子が手放せませんでした。
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
前髪は現状維持にした方が良さそうですよね。後ろのシルエットで変化をつけましょう。ふんわりボリューム感を見せるために表面にこまかいハイライトを入れてみましょう。これだけで見た目のふわふわ感がだせますよ。さいごに根元の立ちあげ方もおしえますね。
ar 星野さんのこだわりポイント
初めてのお客さまとのカウンセリングでは、過去に失敗した髪型についてこまかく話を聞くよう心がけます。その人に似合っていても、お手入れをする段階で苦労があったなど、違った角度の意見を耳にすることができます。
また、ショートのイメチェンで重要すべきポイントは、バックのシルエットです。ボブや長い髪の場合と違い、ショートは全体のバランスで見た目が左右されます。その鍵を担っているのがバック。ここを変えるだけで変化が出せることを、必ずお伝えするようにします。
私たち美容師が当たり前に思っていることが、お客さまにとっては初耳という情報も多々あります。お客さま目線を第一にカウンセリングすることをいつも心がけています！
STEP 2 襟足はレザーカットで後頭部に丸みをプラス
——バックの重心が下に寄っていたため、トップのペタンコが目立つ状態に。重心を高く引き上げるため、襟足は首筋におさまるよう、レザーを使って丁寧にカット。
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
レザーカットはなじみがよくなるので、削ぎ落としすぎる心配がないんです。ぺたんこになりやすい髪質なので、ハサミよりこちらの方が向いていると思います。
——レザーは重さが削られにくいぶん、乾かすと部分的に広がって見えてしまうことも。一度乾かして、気になる部分をカットしととのえていきます。
STEP 3 シルバー系インナーカラーでクールな印象に
――まずは全体を暗めのカラーにチェンジ。今回はインナーカラーを際立たせるため、全体のトーンはあえて控えめに。表面のハイライトはあとから入れます。
――インナーカラーは以前から入っていた部分をそのまま活用。ブリーチを使って黄みを抑えます。
――しばらく放置してからシャンプーで洗い流し。今回は全体をアッシュ系にするため、ムラサキシャンプーを使って黄みを徹底カバー。この段階で使うだけでも、長持ち度が全然違います！
――最後にインナーカラーの部分にシルバー系のカラー剤を重ねてから再度洗い流し。パパッとできる部分なので、シャンプー台を使った方が時間も短縮できて一石二鳥。
今回使用した商品
- ※本記事による商品の推薦はLICOLO編集部によるもので、当記事に登場する美容師の推薦ではございません
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
好みのファッションが淡い系カラーとおっしゃっていたので、ダークベージュに仕上げました。クールな印象もありつつ、これまでのお洋服にもばっちりはまりますよ。
まもさん
髪色がぬけやすくて地毛があかるいので、落ち着いたカラーはさけていたので新鮮！インナーカラーはこれまでアッシュ系しかしたことなかったです！シルバーってちょっと奇抜なイメージがありますよね…。
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
あくまでインナーなので問題なし！ 耳かけしたときはシルバーのコントラストがはっきりでるので、インパクトのあるスタイルにも変化させられますよ。
STEP 4 キレイな丸みはブローがポイント！
――最後の仕上げ、スタイリングスタート。髪を真上に持ちあげ、根元にドライヤーの風をあてながら乾かします。
――全体が乾いたら、髪にオイルを少量つけてインナーカラーにアイロンを。根元を持ち上げて、毛先を軽くワンカール。これだけでふんわり感のある仕上がりに。最後ホールド感のあるスタイリング剤をくしゃっともみこみながら、髪の内側につけていきます。
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
髪の内側を揉みこみながらボリュームをだしていきます。最後に全体を軽くコームでとかせば自然なボリュームがでるんです。
――表面のコームで整えた状態がこちら！ツヤツヤで女性らしい全体に丸みのあるフワッとした仕上がりに♡
変身 BEFORE/AFTER
BEFORE
髪にボリュームがでず、ペタンコ状態のショートヘア。髪色も褪色がすすんでいて、毛先はすっかり赤みが目立つ状態となっていました。
AFTER
——正面から見た状態ではほぼ長さは変えていません。全体に丸みがでるようにトップにレイヤーを入れて、気になるぺたんこの髪も一気に解消！カラーは人気のベージュで落ち着いた印象に。
——初体験のインナーカラーはシルバー系をいれました。ダウンスタイルにするとちらっとみえるのがポイントになりとても可愛いスタイルです。
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
ショートはシルエットが命。前髪やサイドの長さはほぼ変えず、カットで変化をつけました。
今回のオーダーでは「ペタンコ髪を解消したい」とつよく希望されていたので、フワッとした丸みのあるシルエットに。カラーはこれまで挑戦してこなかったダークトーンのベージュに、シルバー系のインナーカラーを。シルバーはすこし濁らせて全体とのバランスをととのえました。
感想
まもさん
長さを変えてないのに全体のシルエットを変えるだけで、こんなにも印象が変わると思いませんでした！
インナーカラーは耳掛けしたり、アイロンで外巻きにしたり色々アレンジして楽しめそう♡改めて星野さんの神チェンジに感謝です！
ar 北千住店 スタイリスト
星野 竜槻さん
眉上の前髪カット以来、短くされることがトラウマになっていたまもさん。これ以上カットでトラウマになって欲しくなかったので、長さは変えず全体のバランスや髪色の変化で違いを出すことに専念しました。仕上がりに満足してもらえて本当に嬉しいです。
今回ご監修いただいた北千住のサロン「ar」
住所 東京都足立区千住1-20-9 北千住TYビル1F
アクセス 【常磐線/千代田線/日比谷線/東京スカイツリーライン 北千住駅】徒歩５分
カット価格 3,990円〜
カラー価格 4,960円〜
年間1万人以上の来店実績のある人気サロンです。丁寧なカウンセリングと技術力で、リピーターになる方も多数。頭皮や髪のダメージを最小限に抑えつつ、理想の髪色をかなえる高度テクニックも大人気。
男女問わずリピート率が高いのはスタッフ全員の人柄のよさ。髪の悩みに対してもスタッフ一同真剣に向き合ってくださいます。もちろん技術もピカイチ。サロン選びに悩んでいる方は、ぜひ相談してみてはいかが？
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TEXT/JUNKO MIWA
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