白髪用・ワンプッシュクリームタイプヘアカラーの使い方
ワンプッシュクリームタイプの商品を使って、白髪を染めるときの手順やコツをご紹介します。
動画で確認しよう!
髪を染めるときの手順を、動画でご紹介します。
写真で確認しよう!
髪を染めるときの手順を、写真でご紹介します。
準備する道具などについては、「準備するもの」をご参照ください。
また、事前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をおこなってください。パッチテストについては、「ヘアカラーによるかぶれと皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」で詳しく解説しています。
髪の長い方は、塗りやすくするために髪をブロッキングすることをお勧めします。
ブロッキングについては、「黒髪用・クシ型ノズルタイプ」のページをご参照ください。
POINT
必要に応じて以下の準備も済ませておきましょう。

生え際は、水をはじくクリーム (コールドクリームなど) を塗っておくと、汚れを防げます。

作業中に手袋がずれないように、袖口を輪ゴムで留めておきましょう。
1. ヘアカラークリームを塗りましょう
準備ができたら、髪にヘアカラークリームを塗っていきましょう (このとき、塗る場所の順番に注意してください)。
また、ムラなく染めるために、クリームはたっぷりと塗りましょう。

ボトルのレバーをしっかり押して、クリームをブラシに出しましょう。押し方が弱いと薬剤が均等に出ず、染まりが悪くなります。

まず生え際など白髪の目立つ部分から塗っていきましょう。根元から毛先に向けて、しっかりとクリームをのばしましょう 。

次に生え際・耳まわりを根元から毛先へのばします。

分け目をずらしながら、根元から毛先へ塗っていきます。

頭頂部からえりあしに向けて、髪を分けながら、根元から毛先へ塗ります。

えり足にもしっかりとクリームを塗っておくと、髪をアップにしたときにキレイに見えます。
2. 髪全体になじませ、所定の時間、放置しましょう
塗り終えたら、クシで髪全体になじませ、所定の時間、放置しましょう。
放置時間は、商品の種類や室温、髪質などの条件によって異なります。使用説明書や「染める前にチェック」を参考にしましょう。
また、クリームを塗っている間の時間も染まり具合に影響します。塗布時間 (塗るのにかかる時間) と放置時間の合計が、使用説明書に記載されている目安時間であるとお考えください。

一通り塗り終わったらコームで髪全体をとかし、均一になじませます。

最後に、白髪の気になる部分(生え際や分け目など)に、もう一度クリームを足しましょう。生え際やもみ上げなど、細かい部分はブラシ側の先端部や指先でなじませましょう。

クリームが髪全体になじんだら、所定の時間、放置しましょう。
3. 洗い流しましょう
放置時間が過ぎたら、ぬるま湯ですすいだ後、シャンプーで洗い流しましょう。

混合液をすすぐ前に、浴室の床や壁をシャワーで濡らしておくと、汚れがつきにくく、掃除が楽になります。

すすぎ湯にヘアカラーの色が出なくなるまで、丁寧にすすぎましょう。すすぎが不十分だと、色落ちが多くなったり、髪のダメージにつながったりします。

すすぎ終わったら、シャンプーで洗い流しましょう。染めた直後の髪はデリケートなので、やさしく2回洗いましょう。

シャンプー後は、コンディショナーで髪の状態を整えましょう。髪のダメージをおさえ、色が長持ちします。

洗い終えた髪は、水分をタオルに吸わせるように、軽くたたくようにして乾かしましょう。ゴシゴシと強く拭くのは避けましょう。
- ※ヘアカラー (医薬部外品) は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
- ※今までにヘアカラーでかぶれたことのある方は、絶対に使用しないでください。また、皮膚アレルギー試験(パッチテスト)もしないでください。
- ※ヘアカラーをご使用の前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) をしてください。
- 「かぶれ」と「皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) 」については『日本ヘアカラー工業会』のWEBサイトでもご確認頂けます。