化粧品の国際学会で3件の研究発表

お知らせ

ホーユー株式会社(名古屋市東区)は2020年10月21日から30日にかけて開催されました第31回国際化粧品技術者会連盟世界大会(The 31st IFSCC Congress 2020 Virtual Congress)において、毛髪科学分野で3件の研究発表をおこないました。

研究発表演題と概要
・Chemical Analysis of Melanin in Black Hair: Why Does the Lightness of Bleached Hair Differ Between Individuals?
見た目は同じような黒髪でもメラニン色素量には個人差が存在し、ブリーチをした後の髪の明るさに影響を及ぼす一因になっていることを発見しました。一般に分析が難しいとされるユーメラニンとフェオメラニンについても解析しました。

・In situ observation of three-dimensional distribution and morphology of melanin granules in human hair
黒髪内部に無数に存在するメラニン顆粒の三次元分布を解析しました。メラニン顆粒は縦方向に連続して分布する傾向があり、人種により分布状態や大きさに差がある傾向であることが判明しました。

・New Hair Dyeing Mechanism of Permanent Hair Color
ヘアカラー(酸化染毛剤)は毛髪内部のコルテックスだけでなく表面を覆っているキューティクルにも染まり、キューティクル表層の特定組織に存在する微量の元素がヘアカラーの染毛性に影響しているメカニズムを解明しました。

毛髪内部のメラニン顆粒の三次元分布(左)および毛髪を構成する元素の高精度マッピング像(右)

IFSCCは世界79カ国、16,000名以上の会員が加盟している化粧品分野の研究開発者を中心とした世界最大の学術団体で、その研究成果が最先端技術として実用化され、化粧品分野の発展に貢献してきました。
今回発表した毛髪の基礎研究成果をもとに、今後もヘアカラーをはじめとした頭髪関連商品の開発を進めてまいります。

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