ヘアカラーリング剤の種類

ヘアカラーリング剤には5つの種類があり、製品のタイプもさまざまです。ここでは、それぞれの特徴をご紹介します。
※当社商品をベースに記載しております。

ヘアカラーとブリーチの違い

ヘアカラーリング剤は大きく5種類に分けられ、それぞれ作用が異なります。
たとえば「ブリーチ」は、脱色することで髪の色を明るくし、「ヘアカラー」はブリーチで脱色すると同時に染料で髪を染めています。

POINT

ヘアカラーリング剤の分類

医薬部外品 ヘアカラー(永久染毛剤)
ブリーチ(脱色剤)
化粧品 ヘアマニキュア(半永久染毛剤)
カラートリートメント類(徐染性染毛料)
一時着色料(毛髪着色料)

ヘアカラーリング剤の種類と特徴

ヘアカラー(永久染毛剤)【医薬部外品】

一度で髪全体を染め上げる。シャンプーしても色落ちしない。

一度で髪全体を染め上げる。シャンプーしても色落ちしない。

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種類 アルカリ性酸化染毛剤 中性酸化染毛剤
染着部 コルテックスにしっかり染まる
効果の持続性 約2~3カ月 1カ月以上
ブリーチ力 ある ほとんどない
アレルギー かぶれることがある
皮膚アレルギー試験(パッチテスト) 必要
pH 9~11(アルカリ性) 6~8(中性)
コルテックスのメラニン色素を分解し染料が髪の内部まで浸透し染まります。
コルテックスのメラニン色素を分解し染料が髪の内部まで浸透し染まります。

コルテックスのメラニン色素を分解し染料が髪の内部まで浸透し染まります。

ブリーチ(脱色剤)【医薬部外品】

毛髪内部のメラニン色素を分解することで髪の毛の色を明るくします。

毛髪内部のメラニン色素を分解することで髪の毛の色を明るくします。

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種類 脱色剤
染着部 脱色のみ(染色力はなし)
効果の持続性 永久(髪が生え変わるまで)
ブリーチ力 ある
アレルギー ジアミンによるカブレはない
皮膚アレルギー試験(パッチテスト) 不要
pH スプレーブリーチ・3~4(酸性)、ブリーチ・9~11(アルカリ性)
メラニン色素が分解され脱色されます。

メラニン色素が分解され脱色されます。

ヘアマニキュア(半永久染毛剤)【化粧品(染毛料)】

髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与える。

髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与える。

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種類 酸性染毛料
染着部 キューティクル及び表面近くのコルテックスに染まる
効果の持続性 約3週間
ブリーチ力 ない
アレルギー ほとんどかぶれない
皮膚アレルギー試験(パッチテスト) 不要
pH 3前後(酸性)
染料が髪の表面とやや内側に染まります。
染料が髪の表面とやや内側に染まります。

染料が髪の表面とやや内側に染まります。

カラートリートメント類(徐染性染毛料)【化粧品(染毛料)】

髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与える。

髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与える。

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種類 塩基性染毛料
染着部 キューティクル及び表面近くのコルテックスに染まる
効果の持続性 5回連用で1週間(※商品によって設定異なる。)
ブリーチ力 ない
アレルギー ほとんどかぶれない
皮膚アレルギー試験(パッチテスト) 不要
pH 酸性
染料が髪の表面とやや内側に染まります。
染料が髪の表面とやや内側に染まります。

染料が髪の表面とやや内側に染まります。

一時着色料【化粧品(毛髪着色料)】

一時的に髪に色素を付着させ、シャンプーで簡単に色を落とせる。

一時的に髪に色素を付着させ、シャンプーで簡単に色を落とせる。

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種類 一時着色料
染着部 毛髪表面に顔料が付着
効果の持続性 1回のシャンプーで落ちる
ブリーチ力 ない
アレルギー ほとんどかぶれない
皮膚アレルギー試験(パッチテスト) 不要
髪の表面に顔料が付着します。
髪の表面に顔料が付着します。

髪の表面に顔料が付着します。

クリームタイプと乳液タイプの違い

ヘアカラーの製品には、さまざまなタイプ(剤型)があります。用途や使い方に合わせて便利なものを選ぶことができます。
以下の表にそれぞれの特長を整理したので、これを参考にしながら、自分に合ったタイプの商品を使い分けてください。

ヘアカラーのタイプと特長

タイプ 特長
乳液
早染め乳液
髪になじみやすいので、ムラなく全体を染められる
髪全体にのばしやすいのでスピーディに塗ることが可能
クリーム
早染めクリーム
小分けができて生え際もしっかり染まり、部分染めに適している
液ダレしにくく染めたいポイントにおさまるので、
生え際や部分的に染めたい方に特にオススメ
フォーム
ムース
ホイップ
スタイリング感覚で塗りやすい、気軽に染められる
手に出して直接髪に塗れるので、髪全体を染めやすい
粉末
水に溶くだけで簡単に使える
小分けが可能で、部分染めに使うことができる

たとえば、ヘアサイクル(髪の成長サイクル)に合わせて、髪全体を染める場合と部分染めをする場合がありますが、このようなときにタイプを使い分けると、とても便利です。

髪やヘアカラーリング剤の仕組みについて、もっと詳しく知るために