アカデミー卒業生インタビュー

ホーユーテクニカルアカデミー出身の方々に、ヘアカラーリングの魅力などを語っていただきました。

「色のことは気軽にプロへ相談してください」美容室ネオレディ(福岡県・大牟田市)米川 美輪さん
  • 美容室ネオレディ 米川 美輪さん
  • Edit& 力丸 正啓さん
  • RAGGA 吉川 ひとみさん
  • tip・top 名取 宏幸さん
  • art-Lago YUIさん
  • COLORS 岩澤 雄志さん

「最初の一言」が一番のポイント

ヘアカラーリストを目指したきっかけは、店長の「やってみない?」という一言でした。元々、色には興味があったので、すんなり入っていけましたね。今はヘアカラーリング専門で、ほとんどハサミは握らず、毎日10名前後のお客様を担当しています。結構忙しいですけど、指名をいただいたりすると、専門職として評価してもらえたのかな、と嬉しくなりますね。結構ヘアカラーリングだけで来店される方も多いんですよ。ほとんどがリピーターの方ですね。ヘアカラーリングはカットに比べて同じ店に通い続ける方が多いと思います。

やっぱり最初は皆さん、不安があるんでしょうね。まずカットで来られて、満足したから次はカラーリングも…という流れが多いような気がします。あとは「ヘアスタイルを変えてみたら、気分が変わって染めてみたくなった」という方も多いですね。

世代的には30代以上の方が中心なので、白髪が気になり始めて…という方も結構いらっしゃいます。メイクをする時に髪を上げたら生え際の白髪に気づいたとか、同性の親しい友人やお子さんに指摘されて気づいたとか…。親しい間柄だと結構はっきり言いますからね。内心傷ついてたりするんですけど(笑)。

そういう風に、店に来られるまでにはいろいろなきっかけや背景があると思うので、接客の時は最初の一言にすごく注意を払っています。特に白髪染めの方などは、「どこを気にしているか」を最初に口にされますし、気にしているところは隠したい、目立たなくしたい、というのが一番大切なポイントだと思うので。

「最初の一言」が一番のポイント

ライフスタイルに合った色を選ぶ

ライフスタイルに合った色を選ぶ

色を選ぶ時は、基本的にはその人のライフスタイルに合わせることを心がけています。ご来店時の服装なども手がかりにはしますが、それだけで判断しちゃうとダメですね。たとえば仕事によっては明るい色がNGだったりします。主婦の方は比較的自由に思えますけど、実はそうとも限らなくて、たとえば授業参観とか学校の行事が控えている時は、あまり派手にできませんよね。

また、若い方やふだん街中で暮らしている方は、どちらかと言うと「自分をアピールしたい」とか、個性を表現するために、自分がいいと思った色を選びます。でも郊外の住宅街だとナチュラル志向というか、周りから良い印象を持たれたいと考えて色を選ぶ、という傾向があって、住む環境によっても好む色が変わってくるんです。

どんなお客様にも、生活の中ではいろいろな場面があるはずなので、1つのポイントだけ見て判断しないようにしています。特に初めて髪を染めようとしている方は慎重になりがちです。染めた後になって、「もっと明るい色でも良かったかな…」と感じることも多いと思います。だからお客様の言葉を鵜呑みにするのも禁物なんですが、そのさじ加減が難しいところですね。

迷ったら「明るさ」で決める

最近は色への関心が高く、求めるレベルが高いお客様が増えてきましたね。昔は「もっと明るく」とか、大雑把な感じのオーダーが多かったですけど。ファッション雑誌でもヘアカラーリングの特集をよく見かけるようになったし、パーソナルカラーや細かい技術的なことも紹介しているので、知識が豊富な方が増えました。インターネットの影響もあるんでしょうね。私も勉強のために、雑誌や他のサロンのWebサイトなどをよく見るようにしています。お客様に聞かれて、「わかりません…」じゃ、プロとは言えませんから(笑)。

でも、情報が増えたおかげで、かえって悩んでしまう人もいるみたいですね。市販のヘアカラーリング剤も、今はとても種類が豊富だから、どれを選べばよいか迷っちゃうかもしれません。もしご自分で染めるなら、まずは明るさから色を選ぶことをオススメします。その方が色味から入るよりも失敗しにくいんですよ。

明るさの基準にするのは自分の瞳や肌の色です。一般的に日本人の瞳は黒よりも茶色がかっている人が多いんですが、人によって結構明るさが違います。自分で瞳の色をチェックする時は、手のひらなどで上からの光を遮って見てください。瞳の中心と周りの色を比べて、どのくらい明るさに違いがあるか…が目安になります。

初めて染めようとしている方は不安も多いとは思いますけど、このチェックポイントを参考にして明るさを決めれば、似合う色に近づけるはずなので、ぜひ試してみてください。

迷ったら「明るさ」で決める