アカデミー卒業生インタビュー

ホーユーテクニカルアカデミー出身の方々に、ヘアカラーリングの魅力などを語っていただきました。

「ヘアカラーリングは奥が深い!」 RAGGA(北海道・札幌市)吉川 ひとみさん
  • 美容室ネオレディ 米川 美輪さん
  • Edit& 力丸 正啓さん
  • RAGGA 吉川 ひとみさん
  • tip・top 名取 宏幸さん
  • art-Lago YUIさん
  • COLORS 岩澤 雄志さん

プロが集まる場だから学べること

うちは小さい店なので (スタイリスト2名+アシスタント3名) 、それぞれが自分の専門分野を持つことを目指しているんです。カットについてはオーナーがいるので、私はカラーリングを…と思ったのが、そもそものきっかけです。

私の後、店の後輩たちもアカデミーを受講しました。今は毎週、店内で勉強会を開いていて、単に私が教えるだけではなく、お互いに学んだことを復習しています。

他の方々も仰っているように、プロとしてある程度のキャリアを持った人が集まる場ですから、他の受講生から学ぶものも多いのですが、特に収穫があったのは「言葉」、つまりコミュニケーションの部分ですね。

美容師にとって、お客様の気持ちをくみとり、どんなスタイルや色に仕上げていくのかを的確な言葉で表現することは重要なポイントです。私はそれが苦手なんですが、中にはすごく上手い方がいるんですよ。他の受講生のプレゼンを見て、「そうだよね、その言葉だよねぇ~」ってうなずくことがよくありました (笑) 。

プロが集まる場だから学べること

ただ言うのと「伝える」ことは違う

ただ言うのと「伝える」ことは違う

本当にいろいろな表現の仕方があることを学びましたし、ただ言うのと「伝える」というのは全然違うんだ、ということを実感しましたね。おかげで、一方通行なコミュニケーションではなく、相手にきちんと伝わっているか…を今まで以上に意識するようになりました。

お客様から言葉を引き出すためにも、いろいろ工夫するようにしています。私はいきなり色の話から入るのではなく、今の気分を聞くことが多いですね。天気とか仕事とか、日常の中から話題を拾って、そこから今の気持ちや「どうなりたいか」というイメージへ近づけるんです。色彩学などで学んだことをベースにしているんですけど、ちょっと悩みを抱えている人だったら、「こういう色にすると、気持ちも上向いて、きっといいことがあるはず」とか。ちょっと占いみたいですけどね (笑) 。でも、女子は喜んでくれることが多いですよ。男の方は隣の席でクスクス笑ってたりしていますけど… (笑) 。

憧れのダニエルギャルビンに会えた!

アカデミーとは違った意味で学ぶことが多かったのが、ロンドンにあるダニエルギャルビンサロンを訪れる研修ツアーです。主催会社のホーユーさんには申し訳ないんですが、初めは正直言って、あまり期待してなかったんですよ (笑) 。観光ツアーにおまけがついたくらいのものなんじゃないかと。でも、あんなに良いものとは…。今では参加して本当に良かったと思っています。

まず、営業中のサロンの中をちゃんと見せてもらえたのが嬉しかったですね。ダニエルギャルビンさんだけでなく、スタッフの方々もとても親切で、どんな質問にも真摯に、丁寧に答えてくれたことに感激しました。店内には過去のダニエルギャルビンさんの作品を撮った写真が沢山あるんですけど、どれも全然古びてないのに驚きました。

意外だったのは、一見、セオリーとは違うことをやっていたときに、理由を聞いてみたら、「ただこういう風にしてみたかっただけ」って言われたこと (笑) 。あんなに実績のある方なのに、スタイルや形式にとらわれないで、とても柔軟なんです。

ダニエルギャルビンさんご本人の人柄はとてもフランクで、全然偉ぶったところがなく、技術的なこと以上に、人間性について学びましたね。「ヘアカラーリングは、こんなにも人を幸せにできるんだよね」と、子供のような表情で嬉しそうに語る姿が印象的でした。60代なかばになっても、あんな風に仕事を楽しめるというのは素敵なことだし、憧れますね。

憧れのダニエルギャルビンに会えた!

変化のきっかけを提供したい

変化のきっかけを提供したい

ロンドンツアーで体験したことは、店のスタッフにもお客様にも、折に触れて話しています。現地では写真を800枚くらい撮ってきたので、それを見せたりもします。正確に記録しようというのではなく、空気感のようなものを持って帰りたいと思って、片っ端からシャッターを切りました。だからピンボケ写真もいっぱいあるんですけど… (笑) 。

自分の体験がどのくらい伝えられているかはわかりませんが、興味を持ってもらえるのは事実ですね。お客様の中には、現地でモデルを撮影した写真を見て、「もっと冒険してみようかしら…」と仰る方がいて、そういう言葉を聞くと嬉しくなります。単にリクエストに応えるだけではなく、お客様に変化のきっかけを提供することも、美容師という仕事の楽しさですから。

以前よりも色の幅が広がってきている時代ですし、お客様にはヘアカラーリングを気軽に楽しんでほしいですね。イメージをうまく伝えられなくて悩んでいる方が多いかもしれませんが、きちんと説明できなくてもいいと思います。感覚的な言葉とか、あいまいなイメージでも、美容師はそこからくみとろうとするはずですし、私自身、そういう姿勢を忘れずにいたいと思っています。

RAGGA(ラガ)

所在地 : 北海道札幌市中央区南2条西1丁目第75松井ビル5F
連絡先 : 011-261-3739

RAGGA(ラガ)
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